屋敷、グッズ購入者の少なさに「マジ!?」と驚愕!『ニューヨーク単独ライブ「爆弾」』レポート
7月29日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『ニューヨーク単独ライブ「爆弾」』が開催されました。
毎年、ルミネtheよしもとで単独ライブを開催しているニューヨーク。昨年にはDVD『THE NEW YORK~Love&Peace~ ベスト・オブ・ニューヨーク』も発売されたほか、8月24日には大阪・なんばグランド花月での単独ライブを控えるなど、ネタに定評のある若手コンビとしてライブシーンでは注目されている2人の単独ライブは毎回、すぐさま完売。今回も立見が出るほどの大入りです。
90年代に大ヒットした楽曲を用いてのPV風オープニングVTRからスタート。サンパチマイクの前に立った屋敷は想像していたほどの手応えがなかったのか、「今日のお客さん......違うなぁ」と早速、毒づきます。
本公演では、漫才とコントを4本ずつ披露。漫才では世間を騒がせた話題や身近な体験、会話の中で話題となりそうな親しみやすい出来事などを題材に、表現の形式もしゃべくりを中心としたものやコント漫才などその都度、変化させながら見せていきます。
飄々としながら独特な視点をぶち込んでくる嶋佐に対して、屋敷が切れ味の鋭いキラーワードで切れ込むという、"偏見に溢れている"と評される彼ららしいエッジの効いたやりとりが光ります。
コントでは、その彼ららしい"偏見"がいっそう垣間見えるものに。
1本目のコントでは上京して4ヵ月の友人の変化に「なんでそのキャラ選んだんや!」と絶叫しながら諭す屋敷。オリンピックイヤーである今年にふさわしくスポーツに打ち込む親子を描いた2本目のコントは後半、思わぬ展開が待ち受けていました。方向性の違いから解散という道を選んだ音楽デュオを演じた3本目は、"方向性の違い"というよく聞く解散理由を最大限にフリとして活かした展開に。そして、4本目は見せ方や見られた方からの受け手の心境の変化をリアルに描いていきます。
身近で起こっていることに対して、人はそれぞれさまざまな思いを巡らせていますが、ニューヨークはその思いを自らの視点でかたちにして、観ている人に「あぁ、わかる!」と思わせるような共感を生み出したり、「こういう時にこんなふうに思っているのか」という視点の面白さを表現するのが特徴的。今回もコント内のキャラクターにさまざまな実在の人物を重ねながら、ニヤリとした人も多かったことと思います。
幕間のVTRも見事な出来! 自身の親がオレオレ詐欺に引っかからないかを試してみたり、嶋佐はやりたい放題のまさかの企画を盛り込んできたり......。個性が光る内容に、会場は大きな笑いで包まれました。
エンディングでは、グッズについて言及。Tシャツ購入者が少ないことに「マジ?」と驚く嶋佐は、「Tシャツが完売するまで単独やろう!」と意気込みます。さらに、挙手を求めたNGKの単独ライブに来てくれる人の少なさに「めちゃくちゃやわ!」と嘆く屋敷。「(自分達の単独ライブは)気が向いたら行く、くらいのヤツが集まっとるんかと思ったらゾッとする。熱心なファンがおらん!」とらしい言い回しで感嘆すると、大きな笑いが起こりました。
8月24日(水)にはなんばグランド花月で、大阪では初めての単独公演『NEW YORK GRAND KAGEZ』を開催するニューヨーク。この日のために書き下ろした新ネタも披露される予定です。笑いの殿堂で披露される彼らのネタを、この機会にぜひ劇場で存分に味わってください!
【ニューヨーク】
『NEW YORK GRAND KAGEZ』
日時:8月24日(水)開場18時40分/開演19時
場所:なんばグランド花月
料金:<1F>前売2000円/当日2500円 <2F>前売1800円/当日2300円
チケットよしもと(http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!