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2016年9月12日 (月)

奈良県桜井市広報大使に笑い飯・哲夫が任命!

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9月1日、奈良県桜井市市制施行60周年を迎えるにあたり、桜井市初の広報大使に地元出身である笑い飯・哲夫が任命されました。9月11日には桜井市民会館の市制施行60周年記念式典で委嘱セレモニーが行われ、哲夫が登壇しました。

松井正剛桜井市市長より桜井市広報大使の委嘱状が手渡されたのち、名刺も授与されました。就任にあたって哲夫は、以下のように挨拶をしました。


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「広報大使に委嘱された笑い飯・哲夫です。なぜ僕が広報大使という役職を仰せつかわつることになったかというと、推測ですが、おそらくおんぱらさんの花火(奈良県桜井市のおんぱら祭奉納花火大会)に5年ぐらい連続で奉納しているからじゃないかなと思ったりするわけですが(笑)、いつもおんぱらさんの花火は僕だけ個人名で広告に名前を書いてくださって。最初の方で僕だけばーんと名前を書いてくださるので、照れくさいのでどこかの間に紛らわせといてくれとお願いしました。水森かおりさんが親善大使を1年間されていたということで、僕は3年間させていただきます。3倍も長い時間させていただくのですが、広報大使というのはテレビとかラジオとかいろんなメディアで桜井市を宣伝してこいという役職なので、すごく気の引き締まる思いがします。全国区のテレビに出た時、急に"僕、桜井出身なんですけど"と今後絶対言わないといけないなと思うわけですが、関係ないエピソードでもその辺をいれていきたいと思います」

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なお、哲夫は現在、奈良市観光大使、奈良国立博物館文化大使、一時的ではありますがサントリーのプレミアムモルツ関西大使に就任しています。桜井市の広報大使は4つ目の兼任で、増えた理由を語ります。

「以前、桜井市をダウンタウン・浜田さんの街ロケ番組で紹介したことがあったからでじゃ」と分析。2度目の桜井市のロケでは、大神神社のそうめんや狭井神社のお水など1時間かけて桜井市を案内しました。その時、浜田が神社の前でおならをしたことで、「罰が当たる」と哲夫自ら浜田のおならを吸うというパフォーマンスをしました。

その言動を見ていた奈良国立博物館の方に「この子はなんて文化財を愛している子なんだ」と目に留まり、文化大使就任に至ったそうです。桜井市広報大使もそんな流ではないかと話しながら、「桜井市に貢献していきたいと思います。最近、実家の農家を休みの日に手伝ってまして、それがだんだん楽しくなってきまして、いいな~と思っていたんですが、"これをまほろばキッチン"に持っていって、まほろばキッチンも人気になって桜井市も盛り上がったらいいなと考えていたら、まほろばキッチンは橿原市だったんですよね。残念だなと思ったんですが、桜井市にも何かまほろばキッチン的なものができればいいなと思います。今後、また広報大使として頑張らせていただきたいと思います」と笑いを交えながら意気込みを語りました。

就任セレモニーを終えた哲夫に改めて、広報大使に向けての意気込みを聞きました。まず、桜井市の魅力を尋ねると「歴史の重みがあり、日本一古い大神神社や崇高な三輪山があって、その御威光を授かった人、水、土地、自然があります。できる作物は全部おいしいです。それを食べているので、桜井市の人はみんな穏やかなんです。三輪そうめんもありますし、このそうめんもみんないい人が作っているからそんなに商売気もなくて。本当は一番おいしいそうめんなんですが。そういうところでも、僕がたまたま目立つような商売をさせてもらっていますので、できれば三輪そうめんを目立つようなにできたらと思います」。

子供のころから自転車で徘徊するのが好きだった哲夫は、古墳にも慣れ親しんで育ちました。「子供のころから箸墓古墳が好きで、箸墓古墳の周りを自転車で走ったら、スピードが速くなるんです。それを勝手に古墳パワーと呼んでいたんです。昔からあるものって何かそういう力があるのかなと思ってたんですけど、いつも前進するときだけ早いんで、自分でも何かを思いながらもそれに目を背けてパワーだと言っていました。でも、テレビの企画で僕のパワーを検証させてもらったとき、近所の人にリサーチしてみたら古墳の周りはなだらかな下りになってると教えてもらって(笑)。でも、僕はまだ認めていないです。まだ古墳パワーだと思っています」。

また、小学校の先生からよく「ヤマトトトヒモモソヒメ」という古代日本の皇族の名前を教えてもらったおかげで、それを言えることも自分の中では有意義だと語ります。「古事記や日本書紀に出てくる箸墓古墳や三輪山の神話もグロテスクで面白いし、神話の魅力もそこから入って、地元の周辺に歴史、神話、文化財がごろごろ転がっていて、入口はそこらじゅうにありました」。

桜井市の広報大使については「地元に貢献したいとずっと思っていました。だから地元の花火大会にも奉納していたんです」。

松井市長と改めてご対面し、"地元トーク"で盛り上がりました。そして「3年間、よろしくお願いします。歴史も僕より詳しいですし」と松井市長。続けて、「桜井市のことをマスコミを通じて全国に発信してもらいたいです。無理せず、自然と。哲夫さんだったら自然体で上手に桜井市のことをアピールしてもらえると思います。歴史、文化に詳しいですし、何事も根拠を分かっていらっしゃるので、うまく絡めながら桜井市のことを全国に発信してもらいたいです。また、桜井市にも来てもらいたいと思います」と期待を寄せられました。

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哲夫も「地元が取り上げられるのは嬉しいので、それを自分が担わせてもらえるのは嬉しいです」と顔をほころばせました。

なお任期は平成28年9月1日から3年間で、全国に桜井市の情報や魅力を発信していきます。

【笑い飯・哲夫】