澤井宏文市長も出演! 大阪府松原市で初開催となった親子で楽しめる「しんきげきといっしょ」
9月24日、大阪府松原市の松原市商工会議所で小学校3年生までの子どもとその家族を対象にした「しんきげきといっしょ」が行われました。
吉本新喜劇の高井俊彦が中心となって開催しているこのイベント、松原市では初めての取り組みとなりました。会場には多くのご家族が来場し、歌と踊りを盛り込んだスペシャルな『吉本新喜劇』を楽しみました。また、子どもたちの遊ぶスペースや授乳スペース、荷物置き場などもご用意されてあり、気軽に楽しめるよう様々な配慮も随所になされていました。
まず現れたのは太田芳伸扮する「お兄さん」と服部ひでこ扮する「お姉さん」。劇中に取り入れている歌とダンスの練習をしました。子どもたちはステージ前方へ。すぐに歌とダンスをマスターし、本番の幕が開くのを今か今かと待ち構えていました。
いよいよ本番スタート! まずは「しんきげきといっしょ」のテーマソング「あるこう」をみんなで歌い、高井や森田まりこらは子どもたちとハイタッチ。高井、まりこ、ひでこ、太田の順で自己紹介。続いて中田はじめがステージに現れるものの、「こんな人気者がどうしてここへ...!?」と高井。「アンパンマンやんね!?」とはじめへの"アンパンマンいじり"が始まりました。人気キャラクターの名前が飛び出し、子どもたちも大喜び。「アンパンマンちゃう! 普通のおじさんや!」というはじめのツッコミに、子どもたちからの「ふつうのおじさーん!」コールが響き渡りました。
新喜劇の舞台は屋台・花月うどん。店主の高井、その妹のまりこ、出入り業者の太田に、客のひでこ、そして花月うどんに対し不当な金銭を要求するはじめらのやり取りで進みました。随所に歌を取り入れ、子どもたちとダンスをして楽しみます。また、「ものを大切にしよう」「あいさつはきちんとしよう」など、基本的な教えを歌とダンスで盛り込み、楽しく子どもたちに伝えます。客で訪れたものの、お金を持ち合わせていなかったひでこは、花月うどんで働くことに。ですが、初めての接客に戸惑うひでこ。そこで挨拶の歌「あーうー」を歌って踊り、ひでこは接客できるようになりました。
初めての接客は、お客さんとして訪れた澤井宏文松原市長。ボケにツッコミに大活躍の澤井市長に高井が松原市の名産を尋ねると「小松菜うどん」とのお答えが。最後の支払いの場面では「はい、300万円です!」と高井が話しかけると、コケるポーズでリアクション。「最後まで楽しんでください!」とご挨拶され、舞台を下りられました。
そのあとやってきたのは、はじめ。その体つきに「力道山や!」と今度は"力道山いじり"が始まりました。なじみのないキーワードにぽかんとしている子どもたち。ですが、「力道山」という言葉に合わせて歌ったり、踊ったりすると楽しそう。会場内で泣いている子どもがいるとその子の元へ行って、踊ってみせるはじめ。わらわらと子どもたちが集まり、楽しそうに見入っていました。
再び新喜劇へ。不当な金銭要求で暴れるはじめ。高井とまりこの兄妹が大切にしていた親の形見の「もったいないお化け」の絵本と新幹線のおもちゃを傷めつけられ、落ち込む高井。そんな高井を励まそうと太田はダジャレで元気づけます。会場の子どもたちからもダジャレを募集、「布団がふっとんだ」から「カマクラの中、真っ暗」などのほか、5歳の男の子は「キラキラのキッラ!」というダジャレも披露し、会場を沸かせました。続けてダジャレの歌「ダジャレジャレジャレ」を披露し、歌って踊りました。
何とか懲らしめてやろうと画策する4人は、まりこが拾ってきた不用品を工夫して、はじめが無碍にしたきつねうどんのお化け、屋台のメニュー表を利用しての絵本のお化け、そして新幹線のお化けに扮することにしました。「新幹線はどうやって扮する?」と頭を悩ませているところに白いスーツの伊賀健二が登場。「横顔新幹線やん!」と大喜びの4人、新幹線の連結ギャグでは子どもたちにも「連結しよう!」と呼びかけ、伊賀を先頭に会場を練り歩きました。大喜びでついて行く子どもたち。最後は舞台上で飴をもらい、満足げな表情を浮かべていました。
会場の子どもたちにも協力してもらって、はじめをやっつけることに成功! 最後は「ズッコケ体操」で最初に習ったダンスをみんなで踊り、約1時間の「しんきげきといっしょ」は幕を閉じました。
澤井市長が再び登壇。「子どもたちが盛り上がっていて、僕も楽しませてもらいました。子どもたちにも楽しんでもらって、子育て中のお父さん、お母さんにも面白かったと思ってもらえて本当によかったです」と松原市と吉本新喜劇の初のコラボイベントの成功に手ごたえを感じていらっしゃった様子。そして松原市の子育て支援についてもご紹介し、「ぜひ利用してください」とPRされました。
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