よしもとニュースセンター

もう中学生が先週9月24日に、地元・長野県の長野市芸術館アクトホールにて、「15周年！もう中学生スペシャルライヴ in長野『わたしゃ、も少し、笑いがほしい!!』」を2公演開催しました。


　この日のために新ネタを含め懸命に準備を重ねてきたもう中。さらにゲストは、旧知の仲であり現在ブレイク中の永野と、大きなお土産を手に凱旋することになりました。そして会場入口には、もう中にまつわる展示品がズラリ。

もう中自慢の段ボール作品を間近で見ることができたり、なんと子供たちのために無料のお菓子屋おもちゃがあったりと気配りも欠かしません。


　ライブの幕が開くとまずそこにはもう中ではなく、ネタで使う道具の数々が所狭しと鎮座。

段ボールで作った背景のかきわり、巨大な洗濯機、小さい像、巨大なソフトクリームなど、気になる道具の数々が並びます。そこに始まるオープニングでは、両公演ともに一発目から永野が登場。

1公演目では、もう中が永野と同じような服装で登場し永野のネタの替え歌「ゴッホより、普通に、信州が好っきー！」と歌うと、続けて出てきた永野が「ラッセンより、普通に、信州が好っきー！」とコラボを。2公演目では、うさぎに扮したもう中が餅つきをしながらお月様が出るのを待っていると、客席の後ろからとてつもなく大きな月の被り物をした永野が登場し客席を大いに沸かせました。

　コントでは、もう中が15年間築き上げてきた自分の世界を思う存分表現。都合よくタイムマシーンが出てきたり、「動きづらいから」と途中で衣装を脱いだり、後輩芸人が出てきて急にコントを手伝ったりしても、そのすべてがもう中学生コントの大事な一部です。観客もそんなもう中ワールドに爆笑の連続。どのネタもうれしそうに披露するもう中の笑顔につられ、会場中に温かい空気が流れます。

　後半は再び永野とコラボし、漫才やコーナー企画を披露。2人はコンビ・味つきのりとして「M-1グランプリ」にも出場しており、漫才では普段のピンネタとは違い最初はしっかりとネタ運び。ところがもう中がネタを間違えてしまい、永野からダメ出しされる場面も。一方コーナーでは、もう中が長野の平和を願って作った巨大だるま落としや、優しさがプラスされた"新たたいてかぶってじゃんけんぽん"など、不思議いっぱいの遊びに永野は驚きっぱなし。永野もたっぷりもう中ワールドを堪能した様子でした。

　最後はもう中手作りの櫓に永野が上がり、歌で単独ライブをお祝い。もう中と、手作り神輿をかついだ後輩たちが観客を練り歩き、お祭り気分満載で全演目を終えました。もう中は「15周年やらせていただいて、もうほんとにみなさまのおかげです。でもここからがスタートですので、がんばります」と挨拶。ロビーで15周年記念に「イチゴー」と書かれたミニ色紙を1人1人にプレゼントしていました。

　終演後「ずっと好きな永野さんに、自分が1番大事にしている土地で共演させていただいて、夢のような2ステージであっという間でした」と語ったもう中。永野は「リハから見てましたが、もう中ワールドが想像以上というか、とんでもなかくて、ほんとに楽しかったですね」とひたすら感心。「狂気を超えたファンタジーなので、これは本当に楽しい。ファンタジー影響を本当に受けました」ともう中を褒め称えていました。「さらに10年、15年、生涯お笑いをやっていって、いずれはもっと故郷に貢献できるように」と気合いを入れ直したもう中。地元パワーを充電したもう中のさらなる活躍にご期待ください！



【もう中学生】