個性あふれるネタ&川畑座長の吉本新喜劇がお目見え! 『東京グランド花月』開幕
9月29日(木)、東京・池袋のサンシャイン劇場にて、『東京グランド花月』が初日を迎えました(10月2日(日)まで)。
よしもと100年の歴史に裏付けられた看板寄席である"グランド花月"公演『東京グランド花月』は、今年3月に開催した3回目の公演を皮切りに、東京での定期公演化をスタート。
今回は川畑泰史座長の吉本新喜劇が初登場することでも注目を集めており、来年1月5日(木)~8日(日)に東京芸術劇場プレイハウス(中ホール)での次回公演も発表されました。
ここでは、今回最初の公演となる9月29日(木)の15時開演の部の様子をレポート。
チョッキGT5000による軽妙な前説に続き、緞帳が上がると、最初に登場した学天即は、四条の風貌などをネタにした漫才で、平日の昼間に駆けつけた大勢の観客をさっそく沸かせます。
続くコロコロチキチキペッパーズは、ナダルが「やっべーぞ!」を連発しつつ、後半は卓球コントを披露し、次の横澤夏子は「悪口を言わないと言って言う女」など身近な人のものまねを立てつ続けに披露。
とろサーモンは、電車の中で高いびきをかきながら居眠りする久保田の姿が笑いを誘い、次のFUJIWARAは、藤本が演じる「サタン大魔王」と対峙する原西の珍奇なヒーローに、何度も爆笑が生まれます。
残り2組は、ともにベテランが、エネルギッシュかつ円熟味のある漫才を披露。
宮川大助・花子は、闘病も含め、2人の夫婦生活の歩みを漫才に昇華させれば、トリを務めた中田カウス・ボタンは、「ホントにあった話をそのまま話すから面白いの!」というカウスの言葉通り、時事ネタを絡めた虚実皮膜な漫才で締めくくりました。
休憩を挟み、おなじみのテーマソングとともに、吉本新喜劇が開演。
今回は、うどん店を切り盛りする池乃めだか&井上安世による兄妹と、隣の喫茶店マスターの川畑泰史、安世の恋人役・今別府直之らを軸としたストーリーで、森田まりこのゴリラのものまねや、今別府の「ピュッ!」といったギャグが飛び出す度に、川畑座長のツッコミも冴え渡ります。
また、アルバイト店員・諸見里の滑舌が悪すぎるくだりや、借金の取り立て役・帯谷孝史のポット顔いじりといった見せ場も、惜しみなく頻出。
ほっこりした大団円を迎えるかと思いきや、ラストシーンはやはりドタバタの大騒ぎで幕を閉じました。
なお、『東京グランド花月』は、10月2日(日)まで連日開催。
当日券などの詳細は、公式サイトでご確認ください。
また、次回『東京グランド花月』は、来年1月5日(木)~8日(日)、東京芸術劇場プレイハウス(中ホール)での開催が決定。
出演者第一弾として、吉本新喜劇のすっちー座長、島田一の介、松浦真也、吉田裕が発表されました。
こちらも、最新情報は公式サイト等でご確認ください。
【学天即】【コロコロチキチキペッパーズ】【横澤夏子】【とろサーモン】【FUJIWARA】【中田カウス・ボタン】【宮川大助・花子】
【川畑泰史】【池乃めだか】【井上安世】【諸見里大介】【今別府直之】【帯谷孝史】【信濃岳夫】【滝見信行】【森田まりこ】【新名徹郎】【清水啓之】【岡田直子】
東京グランド花月
日程:9月29日(木)~10月2日(日)
会場:サンシャイン劇場
料金:1階 5,500円 2階 4,500円(全席指定)
●9月29日(木)①15:00 ②19:00 ※終了
●9月30日(金)①15:00 ②19:00
オール阪神・巨人、トータルテンボス、ロバート、ハリセンボン、トレンディエンジェル、ジャングルポケット、和牛
[吉本新喜劇] 川畑泰史(座長)、池乃めだか、諸見里大介 他
●10月1日(土)①11:00 ②15:00 ③19:00
ザ・ぼんち、テンダラー、COWCOW、博多華丸・大吉(2.3回目)、シャンプーハット、インパルス、ピース(2回目)、ジャルジャル(1回目)、ウーマンラッシュアワー(3回目)、バンビーノ(1回目)
[吉本新喜劇] 川畑泰史(座長)、池乃めだか、諸見里大介 他
●10月2日(日)①11:00 ②15:00
桂文珍、西川のりお・上方よしお、メッセンジャー、タカアンドトシ、ロザン、NON STYLE、キングコング
[吉本新喜劇] 川畑泰史(座長)、池乃めだか、諸見里大介 他
※開場は開演30分前
※約140分(途中休憩10分あり)
※4歳以下は膝上のみ無料。
※都合により出演者が変更になる場合がございます。
▼チケットよしもと
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0570-550-100(Yコード:104515)