よしもとニュースセンター

10月3日（月）、なんばグランド花月にて、女だらけの吉本新喜劇第3弾「女子アナ新喜劇」初日公演が行われました。女優陣のなかでもトップクラスの人気を誇る酒井藍、「い〜よ〜」のギャグが大ブレイク中のアキ、冠公演「座長になりたいんや!!」シリーズも大好評の清水けんじという若手を代表する3人を中心に、吉本新喜劇の女性座員たちが個性を発揮しまくるこの公演。前回の"スチュワーデス"に続き、今回はなんと"女子アナ"の世界に挑戦します。

舞台となるのは、テレビ花月のアナウンサー室。入社まもない女子アナたちが、レギュラー番組獲得を目指して新人研修に臨むというストーリーです。なかでもひときわ目を引くのが、華がありアナウンス技術も言うことなしの優等生・アキと、毎年1人いると言われる"キャラ採用"のぽっちゃり女子・酒井。7人のひよっ子たちは、さっそくアナウンサー室長・末成由美、アナウンス部長・未知やすえのもと、先輩アナをお手本に技術を磨いていくことに...。また、酒井は憧れの人気アナ・清水けんじと対面し、恋心を抱くようになります。



諸見里大介、岡田直子、山田花子らアナウンサーからかけ離れた印象しかない先輩たちのトンデモ講義に交じり、登場したのがこの日のスペシャルゲスト、MBSの玉巻映美アナウンサー！　



テレビ花月の看板アナとして紹介された玉巻アナは、小手調べに早口言葉に挑戦。急に咳込んでしまうアクシデントもありましたが、見事にクリアして拍手を浴びます。そんな玉巻さんが担当した講義は、VTRを見ながらの現場レポート。まさに立板に水のアナウンスで見本を示した玉巻さんに続いて、松村恵美、小寺真理、森田まりこが果敢にチャンレジ...のはずが、それぞれ自由すぎるレポートで周囲を脱力させてしまいます。見守る玉巻さんももちろん爆笑、お手上げの様子でした。



研修後、新人アナたちは玉巻アナに誘われ居酒屋へ。もちろん酒井、アキも一緒です。偶然、居合わせた清水も加わり、気づけば玉巻アナのぶっちゃけトーク（？）コーナーに突入。「初めてニュースを読んだ時、気合が入りすぎて、深夜にも関わらず『おはようございます』と言ってしまった」という失敗談から、緊張すると何故が足がつってしまうクセ、ある芸人から送られてくる謎のメールなどなど、テレビでは聞けない話が次々飛び出します。メールの主については「誰やろ？」とみんな興味津々で、ひとりだけ正解を教えてもらった清水は「これは言われへん！」と大爆笑。さらに、桜井雅斗、もりすけも加わって「古今東西」や「たけのこニョッキ」などのゲームに興じたり、ボケでしっかり笑いをとったり...最後まで大活躍を見せた玉巻アナでした。



この後も、先輩アナのスキャンダルや西川忠志によるコンプライアンス特別授業など、予想外のハプニングが続々。研修期間が終わり、レギュラー番組を獲得するのは誰なのか？　酒井の恋の行方、アキとの友情や、時折現れる大御所女優・浅香あき恵の正体、ラストの華やかなサプライズ演出などなど、見どころ笑いどころいっぱいの展開で、観客を大いに楽しませました。



エンディングで再び舞台へと呼び込まれた玉巻アナは、「アナウンサーの採用試験より緊張しました！」とひと言。「普段とは違う仕事なので...」と謙遜しましたが、酒井は「めっちゃいろいろ上手いことしゃべってたで」と何故か上から目線で称賛。「いろいろ聞けて楽しかった。またこういう機会がありましたら、ぜひ出てください！」とラブコールも送り、大きな拍手に包まれて、この日の舞台は幕となりました。



「女子アナ新喜劇」は、10月4日（火）、5日（水）、7日（金）にも上演されます。MBSの女性アナウンサーが日替わりで登場するゲスト枠にも要注目！　普段の新喜劇とはひと味違う、ガール・パワー炸裂の舞台を、ぜひ劇場でお楽しみください！



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