NSC・YCC「お笑いオープンスクール」
9月25日(日)に、吉本芸能総合学院(NSC)、よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)
大阪校による「お笑いオープンスクール」が開校されました。
当日は、チビッコから大人まで、芸人・エンタメ業界に興味があるさまざまな参加者が集まりました。
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はじめに登場したのは本日のMCラニーノーズの2人。
山田は「先日おこなわれた歌ネタ王決定戦2016の決勝で同点1位だったのに今年からの新ルールで、惜しくも2位になったラニーノーズですよ」と悔しさをにじませながら自己紹介。
洲崎も山田同様、皮肉にも本日のゲストが、歌ネタ王で優勝した かまいたちだった事を挙げ、「もしかしたら睨んでしまうかも」と、ポツリ。
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「お笑いオープンスクール」は「ネタのつくりかた」、「アイデアの出し方」などを学び、最後には実際に漫才をつくり、ゲストの前で披露する「漫才ワークショップ」を体験してもらうというもの。
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ここで漫才作家の藤田曜さんが登場。漫才のつくりかたをレクチャーしていただきました。
まずは漫才の入り方の説明があり「相談する」や「こんな○○があったらいいな」と提案するといったものがあるとのこと。
また、例えば「こんなお祭りがあったらいいな」というネタをつくるときは、「○○祭り」の「○○」の部分に色々な言葉をドッキングさせて新しいお祭りを考えてみるといったボケの生み出しかたを学びました。そのほか「ダジャレ」を考えてみたり、「頭文字」をつかったボケを参加者に答えてもらうなどしました。
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そしていよいよ実践。即興でコンビを組み、コンビ名も考え、ネタづくりがスタート。
MCのラニーノーズ山田も参加者とコンビを組んでエントリーします。それぞれのコンビに藤田さんが声をかけ、アドバイスをおくります。ネタが出来ると早くも立ち稽古をおこなうコンビもいました。
あっという間に時間が過ぎ、ここで本日のゲスト、かまいたち、マルセイユの2組が登場。
2組には審査員となってもらい、参加者のネタを見てもらいます。
友達同士のコンビ、初対面のコンビ、7歳の男女コンビ、親子くらい歳の離れたコンビなど、さまざまなコンビが息の合った漫才を披露していきます。
かまいたち濱家は「ツッコミのかたがボールペンを持ちながら漫才をしている人が印象的だった」というコンビがいたり、山内は「おもしろかった」とネタを褒めたのちに「でもピアスはとりなさい」「帽子はとりなさい」と注意し笑いをとる場面も。
マルセイユの別府は「漫才の途中で話をとめて、いきなり足を掻きだしてびっくりした」と参加者の自由な行動に驚いていました。
ネタをすべて見終えて、津田はNSC時代を思い出し「あの時は尖っていて、ほかの芸人のネタでは絶対に笑ってはいけないという気持ちで見ていた」と当時のことを語っていました。
すべての漫才を見終え、「かまいたち賞」、「マルセイユ賞」、そしてMCの「ラニーノーズ賞」が発表され、賞をもらったコンビにそれぞれ賞品が渡されました。
最後に参加者全員で集合写真を撮り、「お笑いオープンスクール」は終了しました。
NSC・YCCでは来期2017年度の生徒を募集しております。
詳しくはNSC、YCCのホームページをご覧ください。
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また10/8(土)には、よしもとNSC学園祭を開催します。
NSC39期現役生から卒業生、NSCジュニアコースの生徒が出演するイベントや、YCC現役生の企画ライブ、オープンスクールなど盛りだくさんの内容です。
詳しくはこちら→ https://goo.gl/MveDNl
ぜひお越しください!!