J☆Dee'Z・ami&おかずクラブが福島産の映画と果物をPR! 映画『ハーベスト!』完成披露会見
10月19日(水)、東京・日本橋ふくしま館-MIDETTE-にて、映画『ハーベスト!』完成披露会見が行われました。
家族や、地元の名産である"くだもの"を誇りに、後継者問題、震災などの困難に立ち向かう福島のくだもの農家を描いた本作。
今年4月に開催された「島ぜんぶでおーきな祭!第8回沖縄国際映画祭」の「地域発信型映画supported by ひかりTV」プログラムにおいて、「ひかりTV応援賞」を受賞し、ひかりTVにて4Kで現在配信中です。
福島県のアンテナショップ・日本橋ふくしま館-MIDETTE-での会見には、くだもの農家の娘・あゆみ役で主演のami(J☆Dee'Z)、その母親役のゆいP(おかずクラブ)、姉役のオカリナ(おかずクラブ)、福島県福島市出身の川村清人監督、さらには福島の桃をPRする2016ミスピーチキャンペーンクルーの叶詩織さんが登壇。
撮影は全4日間で、おかずクラブは朝から翌朝までの丸1日間という撮影スケジュールに、ゆいPは「この監督、頭おかしいのかなと思った(笑)」と嘆きます。
川村監督は、相方の出演シーンをモニターチェックするおかずクラブに「仲いいなあ」という印象を持ったそうですが、実際は、オカリナのダンスが「かわいい」と評判になり、「ずっと嫉妬で眠れなくて(笑)」とゆいPが明かし、「意味わかんない嫉妬するんですよ」とオカリナも呆れ気味。
見どころは、ミュージカルシーンで、ボーカルダンスグループJ☆Dee'Z(ジェイディーズ)に所属するだけあり、「amiちゃんのキレキレのダンスは、これがホントのミュージカルなんだなって思いました」とゆいPが絶賛すると、amiは「天気に恵まれて、気持ちよくみんなで撮影できました」と撮影を振り返ります。
長回しのミュージカルシーンは、10回以上リテイクしたそうで、オカリナは「途中まで成功した状態で来ると、誰かミスれよ」という心理状態にも陥ったとか。
そんなオカリナに対して、ダンスだけでなく、「あの3人兄妹のなかで、ブスすぎるでしょ(笑)」とゆいPが指摘するも、「設定的には昔は美形だった」(川村監督)、「5年の引きこもりがあの子をああ変えた」(オカリナ)と必死に弁明します。
一方のゆいPは、本編では触れられないものの、「肥りすぎて死んだ」という設定に驚いたそうですが、自身が巨大化する特撮シーンには「大好き」とご満悦。
またamiは、撮影期間、桃を主食のように食べ、箱ごと買って帰ったというエピソードを明かして、「桃って高級品のイメージがあるから、あると食べなきゃと思うんですよね」とオカリナの同調を得ます。
会見中、ミスピーチが桃の販売を再現して見せると、ムチャブリをされたオカリナが「みなさん、桃はいかがですか?」と至極まっとうな実演したため、「何もないんだから!(笑)」とゆいPが割って入るシーンも。
最後に「景色とかシーンごとの空、桃の鮮やかさなど、映画全体で福島の良さが伝えられています」とamiがPRし、「裏テーマになるんですが...」と切り出したゆいPは、「監督の悪意みたいのが随所随所に出ている」「深刻なシーンほど、こっそり笑いを入れてくる感じ。遊び心ね」と見どころを訴えかけました。
その後の囲み取材では、おかずクラブを起用した理由について、プロデューサーからの推薦があったことを明かした川村監督ですが、その上で「コントとかたくさん見ていたので、お芝居出来るのはわかっていたんですけど、ゆいPさんはさすがの表現力で素晴らしかった。オカリナさんは、コントって相当稽古してやっているんだなって実感しました(笑)。でもそこがすごく役にハマっていたのでよかったと思います」とべた褒め。
「ダンスレッスンで痩せました?」との質問にオカリナは、「見ました? 私の後ろ姿、首にちゃんと線が入っていて、ビックリ」と首周りの肉付きにショックを受けたそうです。
ピース・綾部に習い(?)、アメリカ進出の可能性について訊かれると「私たち、まず日本でもっとがんばらないと(笑)」と語るゆいPに対し、「呼んでくれて出してくれるんだったら、断る理由はひとつもないですけど(笑)」と満更でもない様子のオカリナです。
その後は、amiとおかずクラブが、一般の来場者に福島産のくだものをPRし、注目を集めていました。
【おかずクラブ】
『ハーベスト!』
出演:ami(J☆Dee‘Z)、オカリナ(おかずクラブ)、ゆいP(おかずクラブ)、森本亮治、高野祐衣、内堀太郎、安田弥央、ヒッキー北風、中村陽介(ぺんぎんナッツ)、いなのこうすけ(ぺんぎんナッツ)/倉田あみ/中村まこと
監督・脚本:川村清人
ひかりTVにて配信中