「日本女子博覧会 2016 meets MUSIC CIRCUS RED」
10月23日(日)、日本の女子のカルチャーを大阪から世界へ発信する体験型エキスポ「日本女子博覧会 2016 meets MUSIC CIRCUS RED」が、インテックス大阪6号館Bにて開催され、2万7000人の方にご来場。大盛況のまま幕を下ろしました。
「日本女子博覧会」は、国内外の人気アーティストをはじめ、DJ、アイドル、ファッション、ビューティー、お笑い、グルメ&スイーツ、占い、アート、サブカルから日本の伝統音楽まで、女の子が大好きなコンテンツが大集合。女の子が主役になって好きなものを体験・体感できる唯一のガールズエキスポ。4回目を迎えた今年は、総合MCをケンドーコバヤシが担当。"ハジケル女子ワールド!躍る!体験・体感!"というテーマのもと、関西最大級のダンスミュージックフェスティバル「MUSIC CIRCUS」との奇跡のコラボが実現。なかでもライブやファッションショー、お笑い、アイドル、ダンスと、ジャンルレスに展開する「RED STAGE」をフィーチャーし、6号館Bのメイン会場のステージはクラブのようなグルーヴ感あふれる熱い盛り上がりを見せました。会場内の約100種に及ぶブースは、ファッション・メイク・ネイル・占い、そして女の子が大好きなスイーツ&グルメが大集合。ほかにも体験ブースや、芸人、モデルと一緒に盛り上がることができるプログラムもあり、終日行列が絶えないほどの盛況ぶりでした。
ここでは、メインステージやEXPOステージで行われた様子をカテゴリー別にレポートします。
☆メインステージ
【ビューティー】
EXPOステージでNMB48の"あかりん"こと吉田朱里が尼神インター・誠子にアイドルメイクを施し、その仕上がりをメインステージで発表することに。メイク前はケンドーコバヤシから「同級生のオカン」と揶揄された誠子でしたが、アイドルメイクをした後も「ツボ売りババア」と揶揄される結果に...。吉田曰く、ポイントはピンクのチークやリップ、「でか目効果のあるアイメイク」とのこと。また、吉田は簡単にできるアイドルメイクをレクチャー。そのほか、旬のメイクからすぐマネしたくなるお手入れ術まで、昨今のビューティー事情に女の子たちは興味しんしんでした。
【ファッション】
2016年秋冬ファッションが大集結。DJとコラボしたファッションショーでは、トップバッターにぺこさん・りゅうちぇるさんが仲よく登場。さらに今井華さん、宮城舞さん・宮城大樹さん姉弟など人気モデルが最新ファッションを着こなしてランウェイを華やかに盛り上げます。また、最大級オーディションイベント「スタースカウト総選挙」でグランプリを受賞した秋山未有さんなどが登場し、フレッシュな魅力で会場を魅了しました。この日、ライブを開催した板野友美さんプロデュースの「Petit Tomo」のウエディングステージも行われました。
【お笑い】
総合MCはケンドーコバヤシが担当。かまいたちや銀シャリなどによるネタもありました。ファッションショーでも芸人らが大活躍。椿鬼奴は艶やかな着物姿を披露。渡辺直美プロデュースのファッションショーでは、ヘンダーソン、ゆりやんレトリィバァなどがモデルとして登場。「吉本新喜劇in日本女子博覧会」では、りゅうちぇるさんがゲスト出演。森田まりことゴリラの芸をコラボしました。りゅうちぇるさんはゴリラでランウェイを進み、ウンコを投げる仕草も。「ゴリっちゃった❤」と笑顔で語りました。さらに、山田花子が「カモ〜ン!」と誘いをかけた際には「ぺこりーん!」と惑わされ、内場らから「ぺこりんなわけないでしょ!」とツッコまれ、お客さんを喜ばせていました。
【DJ】
「MUSIC CIRCUS」とのコラボということもあり、DJステージが大充実。なかでもDJ HelloKittyは、キッズダンサーも巻き込んで最新エレクトリックミュージックで観客を魅了しました。DJ FUMI★YEAH!、DJ寿定といったクラブシーンを牽引する実力派が、勢揃い。DJ KELLY(ギャロップ・毛利)、DJ けんじ(モンスターエンジン・大林)という、DJとしても活動する芸人も大活躍。DJ KELLYはDJ&お笑いのマッシュアップに挑戦。藤崎マーケット×ZAZY、ラニーノーズ×大村ジーニアス、ヘンダーソン×ゆりやんレトリィバァのネタとコラボ。重低音とレーザー光線のなかで熱狂するオーディエンス。これまでの「日本女子博覧会」にはない、ディープで刺激的な演出が印象的でした。
【音楽】
旬のアーティストが続々と出演。板野友美さんは、11月2日発売の2ndアルバム「Get Ready♡」の中からアップテンポなクラブナンバーを。東海エリアを代表する名古屋発のボーイズグループ・BOYS AND MENは、歌詞に名古屋グルメが登場する「なごやめしのうた」で観客とのコール&レスポンス。女性ファンが多く駆けつけたFlowBackや、BsGirls、CHERRSEE、P.IDLといったアイドル勢も。
【グランドフィナーレ】
グランドフィナーレでは、会場のあちこちで行われていた各賞の発表が。さらに、ほとんどの出演者がランウェイを歩き、観客との別れを惜しんでいました。
そして今年の「日本女子博覧会」のラストを飾ったのは世界が誇る無敵のパーティー・ロック番長と呼ばれるRedfoo! DJブースから降りてランウェイで歌った際は観客のテンションも最高潮に! 今年のテーマ"ハジケル女子ワールド!躍る!体験・体感!"にふさわしいエンディングとなりました。
【キッズダンスステージ】
キッズダンスステージも大盛り上がり。小学生から高校生までの混合チーム小学生から高校生までの混合チームVILS MLB crewは、仲良しが取り柄のチームというだけあって、息ピッタリのダイナミックなダンスで魅了。ひとりひとりがパッションあふれるダンスで魅了したのはnasty。華麗なダンスでイベントを盛り上げました。
☆EXPOステージ・ブース
EXPOステージにはDJプレイに惹かれ集まった観客の前に、MCを務めるザ・プラン9のヤナギブソンが登場。テンションの上がったお客さんから握手攻撃で迎え入れられたヤナギブソンは、「EXPOステージのシンボルにしましょう」とオリジナルサイン「太ピース」拡散を狙います。
ヤナギブソンによる開催宣言の後は、NMB吉田朱里さんが尼神インターの誠子にアイドルメイクを施すコーナーからスタート。吉田さんは、YouTuberとしてヘアアレンジやメイクに特化した「アカリンの女子動画」を毎週配信するほどの美容テクニックの持ち主。メイク途中の誠子はMCに加わった女と男・和田から「雪見大福みたい」と揶揄されるも、観客から大拍手が起こるまでの仕上がりに。「まつ毛にこだわる」吉田さんの手で、すっかり女子度が上がった誠子はメインステージにお披露目へと向かいました。その後はお笑い、ビューティー、ライブ、ファッション、DJプレイとメインステージに負けぬラインナップが繰り広げられました。
【お笑い】
ザ・プラン9のヤナギブソン、女と男がMC担当の「おわらいSTAGE」では、今勢いのある若手芸人が続々と登場。「落ち着いて息や〜」のセリフと共に紫ウイッグ&豹柄の全身タイツ姿でゆりやんレトリィバァが現れると、近くを歩いていた人らがスマホ片手に大集合。「石焼き芋」歌ネタのヘンダーソン、美術教師免許を持つリリーが直筆イラスト大振る舞いの見取り図、「きぬえにパンパン」のフリップ芸・ZAZYら合計9組のネタで、集まった女子たちから最大級の笑顔を引き出していました。
【DJ】
2回行われたDJタイムには、小学2年生(7歳)のDJが。ピコ太郎、パーフェクトヒューマン、アヴィーチーなどの楽曲セレクトで、大人顔負けのDJプレイでフロアのお姉さんたちをアゲまくり。海外からのお客さんも思わず足を止め、ちょっとしたフェスムードが広がっていました。
【トーク】
会場内にはさまざまなジャンルのブースがあり、EXPOステージでは各ブースのPRを芸人たちが引き受けます。「国土交通省」ブースでは、建設業女性活躍応援PJ(プロジェクト)としておかずクラブをリーダーに「建設女子を応援『おうちクラブ』」を展開、桜・稲垣早希、ゆりやんレトリィバァが左官体験できることを告知。「ミスユニバース・ジャパン大阪」PRタイムでは、次々に現れるスラリとしたミスユニバースにつづいて、「同じミスだから」と椿鬼奴が登場。一同を見回し「こんなにスタイルが見劣りするとは......」と、立ち並ぶ美貌を前にガックリ肩を落としながら笑いを誘っていました。
【ビューティー】
「Be-Star」ヘアショーでは、いちご好きが集まった「いちご同盟」メンバーが関西の人気美容師によるヘアメイクで素敵に変身します。15分でセット完了をルールに、衣装に合わせたヘアスタイルが形になっていきます。流行りのヘアアレンジ"くるりんぱ"活用など、見ている人もトライできそうなスタイル。でき上がりのかわいらしいショートスタイルのモデルさんをマジマジと見つめながら、ボブヘアの女と男・和田も「やってみようかな」と興味を示していました。
【占い】
人気占い芸人・アポロン山崎による手相占い解説がはじまると、占いに敏感な人々が押し寄せました。MCの女と男・市川にある「めちゃくちゃエロい」相が前列に居た方にもあるとわかると、場内は大ウケ。選ばれたお客さんがステージに上がり、手相占いがはじまります。診断中はみなさん、自分の手のひらを真剣な眼差しで見つめていました。
【ファッション】
女性らしいフォルムを美しく保つ下着を販売する「m−fit」のステージに、福岡を拠点に活動するアイドルグループ「LiNQ」のサカイアサカさんが登場。イメージモデルを務めるサカイさんは商品を身にまとい、自らの身体で下着の高機能性を実証。「m−fit」を扱うマルコ社員さんも下着姿で一緒にステージへ。みんなの熱い視線が集まる中、改めてボディメイクし正しくフィットさせます。グッと上がったお尻を見て、使用前/後の明らかな違いに女と男の和田も驚嘆していました。「mine」をPRするオーディションで選ばれたキッズモデルらの愛らしいステージングも会場に華を添えていました。
【ライブ】
EXPOステージに力強い歓声が響きわたるライブステージでは、働くアイドル「P.IDL」、BIGBANのコピーユニット「愛田会」、秋葉原の地下アイドル関西版「仮面女子候補生WEST」、名古屋を中心に活動するアイドルユニット「CAMOUFLAGE」が息の揃ったダンスパフォーマンスと歌で会場を引き付けました。手拍子が沸く中でイケメン揃いのエンターテイナー集団「BOYS PROJECT」がキレあるステップでステージを鮮やかに彩り、avex artist academy 大阪校から生まれた公式育成ダンス&ヴォーカルユニット「ARUCUS」ではタオルをブンブン回すほどの熱いライブを披露。EXPOステージのラストを飾った中学生DJ率いるEDMサウンド 6人組ガールズグループ「Edge Dub Monekyz」は、渾身の力を振り絞ったダンスで魅了。最後までステージを賑わせていました。
【ブース】
女子を輝かせるアイテムが揃ったブースエリアでは、体験イベントやモデル・芸人らが登場し賑わいを見せていました。
さっきまでランウェイを歩いていた憧れの人を間近にしてファンは大興奮。人気モデルが駆けつけた「DoCoMo」ブースでは、選ばれたお客さんの中から島袋聖南さん、吉木千沙都さん、今井華さん、宮城大樹さんらモデルとの記念撮影プレゼントが。
「JUJU」では腸クレンズスムージーをヘンダーソンから手渡すなど、女子の「欲しい」に「うれしい」をプラスしたイベントが盛りだくさん催されました。中には"建設女子"を応援する、女子の未来を輝かせるヒントがつまった「国土交通省」の体験ブースも。男性のイメージが強い"建設業"ですが、最近では女性の職人さんもどんどん増えていて「女性の方が仕事が丁寧!」と評価の上がっている左官体験が設けられました。「即スカウトしたい」とスタッフさんが褒める腕前を持った女子や、親子で楽しく壁塗り作業に望んでいました。ゆりやんレトリィバァ、桜・稲垣早希も駆けつけ、約160名の方が参加するほどの大盛り上がり。左官体験者、またはアンケートに回答してくれた方へのハンドタオル、缶バッジ、ステッカーセットのプレゼントが大好評でした。実際に施術を受けたお客さんからの投票が勝敗を左右する「ほねつぎ男子コンテスト」は、イケメン柔整師・鍼灸師のナンバー1を決定するもの。目の保養&心身リラックスを目的にした女性客が途切れません。
出店していた渡辺直美プロデュースのブランド「PUNYUS」では、渡辺誕生日記念でオール10%とおしゃれ大好き女子の購買欲をくすぐるサービスも。メイクコーナーは、近づくハロウィンスタイルが人気で、女性のみならずファミリー層も多数参加してホラーメイクに挑戦。親に連れられて来た男の子は、変わっていく自分の顔を見て愉快そうです。
前回も好評だった占いブースには占い芸人・アポロン山崎をはじめ関西屈指の占い師が7名待機、最長2時間待ちの列ができる盛況ぶり。アートブースでは、女性が好むポップさ&柔らかな色使いをしたチアキコハラのライブペインティングを訪れた女子たちがじっくり鑑賞し見守っていました。グルメ&スイーツでは、全国の人気ご当地グルメを目の前に「おいしそう〜」と悩ましげな女性たち。通りかかったこどもたちが「お肉のいい匂い〜」と思わずもらすほどジューシーな肉の香り漂う佐世保バーガーのブース前は、常に人だかりがビッシリ。この他、女子力アップに貢献しそうな米粉を使ったタルト、美容・ダイエット効果もバッチリなバジルシードドリンクなどトレンドを押さえたメニューもラインナップ。見取り図、ゆりやんレトリィバァらが店頭に立ち、フードコーナー盛り上げにひと役買っていました。時折ブースエリアを練り歩く「MUSIC CIRCUS」のマーチがお祭りモードをより演出、来場者の気持ちを高めていました。