デンペーの個性的な衣装も見どころのひとつ!? 「スーパーサカイブラザーズ in 沖縄」
10月22日(土)、よしもと沖縄花月にてサカイストの単独ライブ「スーパーサカイブラザーズ in 沖縄」が開催されました。
大きな拍手に迎えられて登場したサカイストの二人は、よしもと沖縄花月での初ライブということで最初に感謝の言葉を述べた後、「こんなに入ってくれてありがたいです」と観客の多さに驚いていました。この日の公演はよしもと芸人が同行する沖縄ツアーのプログラムに入っていることもあり、二人は観客のほとんどがツアー参加者と思い込んでいた様子。「沖縄在住の方いますか?」と客席に問いかけるとほぼ全員の手が挙がり、地元客の予想以上の多さに感激しつつ「逆にツアー客どこいった!?」と鋭いツッコミを入れ冒頭から笑いを誘います。
軽妙なトークで会場を温めた後、今年で37歳を迎えたまさよしがこれまでお墓参りに行ったことがないという話題から、最初の漫才がスタート。まさよしがお墓参りの練習と称して数々の珍作法を繰り広げ、デンペーを翻弄します。
次のネタではそれぞれ衣装を着替えて登場。子供が泣き止む定番のおまじない"痛いの痛いの飛んでいけ"は本当に母親の優しさなのか?とデンペーに疑問を投げかけるまさよしが独自の持論を展開し会場を沸かせます。
続いて、再び衣装をチェンジした二人。派手な衣装でエキゾチックな雰囲気を醸し出すデンペーを「ネパールの王子です!」と紹介するまさよしに会場は大爆笑。衣装で観客の心をつかんだ後は自動車教習所をテーマにした漫才を披露します。教習所の教官に扮するデンペーと数々の問題行動で減点されるまさよしの絶妙な掛け合いに、大きな笑いが巻き起こっていました。
次のネタでもオシャレ芸人らしくデンペーは衣装を着替えて登場。結婚適齢期でありながらまだ独身という二人は、結婚したいという話題から、デンペーがこの夏実現したかったというデートプランを再現することに。バイクで海へデートというロマンチックなシチュエーションも、まさよし扮する強烈キャラの女の子のせいで散々なデートに変わり観客の笑いを誘っていました。
続いては"恋のABC"をテーマにしたネタを披露。恋愛の関係が深まっていく様子をアルファベットの頭文字に当てはめて新たな恋のABCを作るという内容で、まさよしがホテルのフロントでデンペーのネグリジェ姿を目撃したと暴露する一幕もあり、会場は終始笑いに包まれていました。
最後のネタは沖縄での滞在中にまさよしがスキューバダイビングをやってみたかったという話題からスタート。水中に潜った時に使う手のサインをまさよしがデンペーにレクチャーした後、海に行ったつもりになって舞台上でスキューバダイビングを始める二人。まさよしお気に入り(!?)の沖縄の海水浴場・万座ビーチの名前が出ると観客からは大きな笑いが巻き起こっていました。
公演のラストは全てのネタを終えた二人が舞台に再登場。まさよしが「沖縄良いですよー。沖縄に住んでいつか万座ビーチに行きたい」と話すと、先ほどのスキューバネタで連呼していた万座ビーチがここでも登場し会場は大ウケ。デンペーがすかさず「すぐ行けよ!」とツッコむと、「いやギリギリまで...死ぬ直前に行きます」と返し笑いを誘っていた。デンペーは沖縄に来てからの2日間、沖縄らしい所に全然行っていないと少し残念そうな様子。最後は「ぜひまた沖縄に来たいです!呼んでください!」と次回への意欲をみせ、終始笑いの絶えないライブは幕を閉じた。