【Anime Festiva Asia Singapore 2016 レポート①】 インドネシア発のアイドル・少女コンプレックスがシンガポールでパフォーマンス初披露!
11月25日(金)〜11月27日(日)、シンガポールでアニメ・フェスティバル・アジア2016(AFA)が開催され、11月26日(土)・27(日)の2日間、AKIBA STAGEに少女コンプレックスが登場しました。
AFAは、2008年にシンガポールで始まった東南アジア最大規模のジャパンカルチャー紹介イベントで、2016年は、タイ・インドネシア・シンガポールの3か国で開催。東南アジアでジャパンカルチャーに対する注目が高まっている中、人気のアーティストや最新のヒットアニメ、グッズ等が一挙に紹介されるファン待望の祭典です。シンガポールのみならず、近隣のアジア各国からもたくさんの人が集まり、会場はアニメファンやコスプレイヤーの熱気に包まれました。
少女コンプレックスは2016年6月にデビューしたインドネシア発のアイドルグループ。約500人の応募の中から選ばれた13人の女の子で結成されました。「アジアと日本でスターになりたい!」と日々の歌やダンスのレッスンに加えて、日本語の勉強もしている彼女たち。パフォーマンスにも日本のスタイルを取り入れ、日本語とインドネシア語を織り交ぜた楽曲を歌っています。今回はそんな彼女たちにとって初めてとなるシンガポールでのライブでした。
紺色のジャケットとパステルカラーのスカートに身を包んだメンバーが登場すると、会場からは大きな歓声が。シンガポール初のライブということもあり、ファンは彼女たちの登場を待ち望んでいたようです。
一曲目の『Hajimari no Hikari』の演奏が始まると、ファンはペンライトを振ったり、一緒に歌を口ずさんだり、掛け声をかけたりして盛り上がります。
曲が終わると、ディアスタは「ありがとうございます」と日本語で挨拶。曲の間のMCでは流暢な日本語と英語で自己紹介をして「私たちは日本の文化が大好き!」「アジアに日本の文化を広めることがミッションです」と語っていました。
今回のステージでは全5曲を披露。9月に発表したオリジナル曲はもちろん、インドネシアで人気の曲もカバーして会場を盛り上げました。
最後は少女コンプレックスのオリジナル曲『Kokoro korokoro koimoyou こころコロコロ恋模様』を歌います。キラキラとした印象のこの曲のイントロがかかると会場の熱気は一気に最高潮に。ファンも一緒に歌って踊って、会場が一体になっていました。
全てのパフォーマンスを終え、MCに「シンガポールはどう?」と聞かれると、「歓迎してくれて、とても嬉しい。シンガポールのファンはとても熱い!」と感激した様子でした。
シンガポールのファンから熱狂的な歓声で迎え入れられた彼女たち。今年8月から、タイ、インドネシア、シンガポールで開催された東南アジア最大のコンテンツイベントであるAFAに、3カ国での出演を果たし、インドネシア以外でも、人気が高まっていることを証明しました。
今後もアジアの国や地域で、新たなユニットを結成、活躍していくことを目指すこのプロジェクト。第二弾となるタイではオーディションが終了し、メンバーが選出されました。現在はデビューに向けてレッスン中。アジアに広がっていくアイドルの文化の今後がとても楽しみです。