地元凱旋でさらに盛り上がる! 「しみけんの絶対座長になりたいんや!!in祇園」開催!!
しみけんこと清水けんじが座長を目指し行っていた冠公演が『しみけんの座長になりたいんや』。今年2月に記念すべき10回目の公演を迎え、4月からは『しみけんの絶対座長になりたいんや!!』とタイトルもパワーアップ。悲願の座長就任に向け、さらに盛り上がりを見せています。その冠公演が12月9日(金)、しみけんの地元である京都・よしもと祇園花月で開催されました。
まずは前説として、信濃岳夫と吉田裕が登場。今回でしみけんの公演が13回目という発表に笑いと拍手が起こります。「しかも今日は金曜日、13回目で金曜日、素敵な日ですよね」という二人に、会場は爆笑です。そこから本日のメンバーを発表。座長しみけんのコールにはひときわ大きな拍手が起きていました。さらに「キャー!」「ウォー!」という声援の練習でもしっかりと会場を温めた二人。いよいよ公演のスタートです。
おなじみの新喜劇のテーマが流れ、会場からは手拍子が。現れたのは酒井藍。続いて早速登場した座長のしみけんに拍手が鳴り止みません。満足気な表情のしみけん。手拍子を見事にコントロールしてご満悦です。
舞台はボロボロの山小屋。登山ツアーの添乗員役がしみけんと藍、ほかのメンバーはツアー参加者として登場、遭難してしまった全員の運命やいかに...というストーリーが展開します。まず個性的な出で立ちのメンバーに客席から笑いが。ラストに満を持して登場したのが、チャーリー浜。おなじみのギャグの連発に、ステージ上はコケに次ぐコケ。その様子に会場は大盛り上がりです。
もちろんほかのメンバーたちも、それぞれ個性を活かしたボケを炸裂させます。烏川耕一と桜井真斗は男同士のカップルとして、顔芸も含めたいちゃつきぶりを披露。夫婦役で登場したのは西川忠志と前田真希の二人。忠志の普段とは違うキレっぷりに会場は大ウケ。お茶を飛び道具に舞台上で暴れ回ります。
山ガールとして登場したのが、金原早苗、井上安世、楠本見江子の3人。楠本のオバーチャンキャラのほか、カッパのコスチューム姿などで会場を魅了します。吉田裕はウクレレ片手の風来坊として登場。芝居の途中で時折挟むトボけた歌が笑いを誘っていました。
信濃岳夫と佐藤太一郎、もりすけはストーリーを展開させる役どころ。終盤に登場し、しっかりと盛り上げてくれました。メンバーが各自思い思いにボケるなか、それをひとつずつ拾っていくしみけん。その姿は座長さながら。見事に全員のボケをさばき、舞台は幕を下ろしました。
そして、改めて出演者全員がステージに登場。会場は大きな拍手に包まれます。「ミスがかなり多かった」としみけん。それも含めて楽しんでもらえたらと話します。「私だけは完璧やった」と楠本がアピールしますが、「そんなことない!」と素早いしみけんのツッコミに笑いが起こります。「普通のときとのギャップが怖かった」と忠志を評するしみけんに「舞台上は戦場」と忠志。「ルールを守らへんから」としみけんにツッコまれると「...帰ったらパパに言う」と笑いを誘います。男同士のカップル役を演じた烏川の「どっちもいける」というカミングアウトもありつつ、出演者たちのトークは大盛り上がり。
続いては来場した5名の方に全員のサインが入ったポスターをプレゼントする抽選会に。当選者の席番が呼ばれるたびに、会場は拍手に包まれました。それから烏川がひょっとこ大感謝祭を来年4/2(日)に開催することを告知。しみけんも「次は5月くらいの予定、NGKだと思う、決まり次第お知らせします」と力強く宣言しました。
最後はチャーリーのひと言。真面目に語りだしたかと思いつつ、最後は「帰って」のひと言で終了。大きな拍手に包まれてステージは終了しました。しみけんが座長になるまで(!?)、いつまでも続いていくこの舞台。これからも目が離せません!
【清水けんじ】【酒井藍】【西川忠志】【前田真希】【烏川耕一】【桜井雅斗】【金原早苗】【井上安世】【楠本見江子】【吉田裕】【もりすけ】【信濃岳夫】【佐藤太一郎】【チャーリー浜】