よしもとニュースセンター

12月11日(日)、よしもと沖縄花月で「ジャングルトークポケットin沖縄」が開催されました。

沖縄でもすっかりおなじみとなったジャングルポケットのトークライブ。ステージに登場するや、斉藤が客席の赤ちゃんを表情であやしたり、太田が顔なじみのお客さまにツッコミを入れたりと、冒頭からリラックスした様子を見せます。

そんななか、スリッパのことを「フリッパ」と言うなど、おたけの言葉がどんどんおかしくなっているという話になり、斉藤が渡辺直美から「おたけ大丈夫？ 本当にしゃべれてるの？」と心配されたと暴露。おたけは「ちゃんとしゃべろうと思ってないから全然心配ない」とあっけらかんとした表情で語り、オープニングからどっと笑いが起こります。




沖縄行きの飛行機内で起こった出来事などのトークで盛り上がった後、話題はおたけが新幹線でDVD鑑賞をしたときのエピソードに。通路側の席に座り、DVDプレーヤーで映画『アナと雪の女王』を見ていた際、目線を感じて振り返ると、背後にひとりの女の子が。それから少しずつ人数が増え、最終的に6、7人の子どもたちの集団がじっと画面を食い入るように見ていたことがあったそう。

おたけとアナ雪、というミスマッチにお客さまからクスクス笑いが漏れますが、太田が「それ、おまえにしか見えない新幹線の妖精なんじゃねえの？」とバッサリ切り捨て、会場が爆笑に包まれます。




また、今回が2016年最後の沖縄公演ということで、ジャングルポケットの2016年重大事件を振り返ることに。トップニュースは「『キングオブコント2016』で2位になる」だったのですが、斉藤が番外編として「『おたけが俺の髪型を真似する』っていうのもあるな・・・」とボソリ。このつぶやきをきっかけに、おたけが初期の斉藤のピッチリした髪型を復活させたいと提案。即席のヘアアレンジが行われることになったのですが・・・。



セットが始まった途端、スプレーをふんだんにかけるおたけに「スプレーの粉が耳に入る！」「髪の毛が抜ける！ 痛い！」と斉藤の不満が大爆発。本気で嫌がる斉藤を無視してさんざんやっておきながら、おたけと太田は「あー、やっぱ老けたな・・・」といいたい放題です。



途中大いにモメたものの、初期の斉藤ヘアがなんとか完成。お客さまからも納得の声が漏れる懐かしい仕上がりとなりました。

話題はふたたび、彼らと同期の渡辺直美の話に。太田いわく「常に俺らの一歩先を行っている。芸人という枠を超えてスターになり、最近はスターの枠さえ超えて、スピリチュアルな人になっている」とのことで、最近あったという渡辺直美との不思議な出来事を告白。まだどこでも披露したことがないという初出しトークに、お客さまも驚いた様子で聞き入っていました。



ライブ後半は、お客さまからの事前アンケートを紹介。「よくテレビでドッキリに引っかかっていますが、気づかないものですか？」「仲のいい先輩は誰？」「ことしのクリスマスはお仕事ですか？」など、寄せられた質問に3人が次々と答えました。



「キングオブコントの舞台裏での出来事を教えて」という質問では、本番の一週間ほど前に、おたけが「おまえらと10年間コントしてきて、今まで面白いと思ったことは一度もない」と言い出し、斉藤が激怒し泣きながら胸ぐらをつかむ大げんかをした、という話も。配慮がなさすぎるおたけのひとことに、会場の皆さんも笑いをこらえきれず噴き出していました。

話が尽きないなか、時間はあっという間にエンディングへ。次回の沖縄公演の予告もあり、大いに盛り上がりを見せたトークライブが幕を下ろしました。


【ジャングルポケット】