大阪のライブシーンを盛り上げる「NANIWAdelic」! 「~よしもと芸人×V系バンド~」開催!!
大阪のライブハウスで毎月開催されているのが「NANIWAdelic」。お笑いやバンド、ラッパー、アイドルなど、様々なジャンルのアーティストが登場し、熱いステージを繰り広げています。12月19日(月)には、OSAKA MUSEで「~よしもと芸人×V系バンド~」が行われました。
まずはMCのラフ次元が登場。以前も「NANIWAdelic」でV系バンドライブのMCを務めた2人。声出しでは黄色い声援を自分たちが浴びるよう仕向けるなど、すっかりホーム(?)の雰囲気。ライブ前の会場をしっかりと盛り上げます。ラストには色紙のプレゼント抽選があることなども発表され、いよいよライブスタートです。
トップはi.Riasの登場。緊張感のあるSEが流れるなか、メンバーが現れると客席はあっという間にヒートアップ。激しく、そしてメロディアスな曲の連発で、一気に会場の雰囲気を創り上げます。MCでは、2周年記念ワンマンの告知なども行われたほか、キャッチーなニューシングルも披露。会場中が右へ左へ移動しつつ、ライブは大いに盛り上がりました。
ラフ次元とのアフタートークにはギターのねおん、ボーカルのもぐもぐ真維が登場。好きな食べ物のほか、ぽっちゃりネタなどV系らしからぬぶっちゃけトークを展開していました。
2番手はFEST VAINQUEUR。9月の「NANIWAdelic」では、トレンディエンジェル・斎藤とのコラボでも会場を沸かせました。今回も前回を上回る盛り上がりで、観客は1曲目からジャンプ&ダンスでレスポンス。ステージと一体になります。ボーカルのHALは、会場のOSAKA MUSEあるあるを披露。しっかりウケていたほか、クリスマスソングもプレイするなど、盛りだくさん。もちろんおなじみとなっている会場中でのヘッドバンキングもあり! オーディエンスがアタマを振れば振るほど、ライブはピークへと向かっていきます。
そこにスペシャルゲストとして登場したのがレイザーラモン・RG。V系の元祖ともいえるバンドのボーカルと思しきスタイルで登場します。RGは今回披露するあるあるの仕上がりが予想以上にいいということで、ラフ次元にスマホで動画を取るように指示。「ミスるな、機内モードにしている」と本気ぶりを見せつけ、客席からは笑いが起こります。
名曲「紅」にのせ、ヴィジュアル系あるあるを披露しますが、確かにそのパフォーマンスはまさに本気。ツインギターの真ん中に立つRGの姿はもはや芸人ではありません。しかし、あるあるではしっかりと笑いを取り、大盛り上がりのステージを終えました。
アフタートークにはまずRGが登場。さらなるあるあるを披露し、またまた爆笑をさらいます。FEST VAINQUEURからはボーカルのHALとドラムのKAZIがステージへ。前回も「NANIWAdelic」に出たとあって、ラフ次元と4人でリラックスしたトークを展開します。HALの高所恐怖症ネタや、幕張メッセでのライブの裏話など、貴重なエピソードも披露され、会場も大満足でした。
三番手は、えんそく。「みなさんとグチャグチャになるために来ました〜!」とアオりにアオってから、なんとあるあるネタへ。客席は拍手と歓声で応えます。しっかりと会場のハートを鷲掴みにすると、あとはえんそくの独壇場。レイザーラモンリスペクトでHGの動きを取り入れるなど、個性あふれるステージングで客席をどんどん熱くしていきます。
MCでは「RGの楽屋に最初にあいさつに行った」「いっしょに絡みたかった」などなど、今日の裏話をボーカル・ぷうが告白。またまた笑いをゲットします。それからも観客が電車と化し、「シュッシュッ」という掛け声をバッグにぐるぐると会場を回る、ヘッドバンキング、コブシ突き上げ、両手を掲げてその場で踊るなど、やりたい放題、盛り上げ放題。来年の東京でのワンマンの告知も行い、圧巻のステージは幕を下ろしました。
アフタートークは、ボーカルのぷうが登場。ラフ次元とトリオ漫才のようなしゃべりを披露します。衣装の話やバンド名「えんそく」の由来、パフォーマンスについてなど、いずれも笑いがてんこ盛り。新ギャグも生まれるなど、ステージと同じくらい盛り上がりました。
続いてはラニーノーズがギターを抱えて登場。バンドマンでもある2人だけに音楽ネタで盛り上げます。子どもに聞かせる歌の練習ネタは、女子ウケを狙った歌い方をする洲崎とメッセージ色の強すぎる山田のコントラストが見どころ。外国人アーティストの同時通訳ネタもテンポよく、しっかり音楽と笑いをミックス。会場は爆笑に包まれます。
トリはPurple Stone。ドラマチックな展開の曲を連発し、会場中がヘッドバンキング&ダンスの嵐に。MCではラニーノーズがおもしろかった、RGのあるあるのネタ部分だけが聞こえなかったなど、リラックスしたトークを展開。ほかにもニューシングルやワンマンの告知なども行われました。
ライブ後半にはFEST VAINQUEURのHALが飛び入りしますが、いきなりの出来事にボーカルのkeiyaもびっくり。その様子に観客は盛り上がります。全編を通しての憎らしいほどクールなステージングに会場中がすっかり魅了され、ライブは終了しました。
アフタートークには、ボーカルのkeiya、ギターのGAKが登場。超人気アニメへエンディング曲を提供した話、柴犬が好きなこと、足の長さ対決、なぜかラフ次元・梅村の自宅住所披露などで盛り上がります。
ラストは本日のライブ出演者全員がステージへ。それぞれがリラックスした表情を見せるなか、記念撮影。お待ちかねのサイン色紙抽選は、各バンドのメンバーがボックスからチケットを引き、当選者に直接手渡すというファンにとってはたまらないプレゼントになりました。
全バンドが凄まじい盛り上がりを見せた今回の「NANIWAdelic」。次回以降も様々なアーティストが白熱のステージを繰り広げることは必至。これからますます目が離せなくなりそうです!
【レイザーラモン・RG】【ラニーノーズ】【ラフ次元】