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2016年12月27日 (火)

神保町花月年末特別公演『世界の何処かにいる自分』上演迫る! 演出の家城啓之、コンプレックスを持つ人へ「見たら気持ちが楽になる」とメッセージ

来る12月28日(水)~31日(土)、東京・神保町花月にて、年末特別公演『世界の何処かにいる自分』が上演されます。


赤い尻尾の生えた少年「つばめ」とつばめを取り巻く人々を描いた物語で、キャストはランパンプスを始め、スクールゾーン、ボーイフレンド、高野祐衣らフレッシュかつ個性あふれる顔ぶれ。

12月下旬の某日、稽古直後に演出の家城啓之へ話を伺いました。

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まずは、あらすじについて質問。
「尻尾が生えていることで、偏見の目で見られている少年が、それを乗り越えていこうとするのですが、現実にはない世界というか少しファンタジーのある話です。年末公演ということで、脚本のオコチャ(冨田雄大)も含めて、今年の汚れじゃないですけど、今まで持っていたものとか今年起きたことなど、ちゃんと洗い流して、拭い捨てて来年に行こうという気持ちになれる作品になる予定です」


シリアスなストーリー展開となりそうですが、注目点は「歌と踊り(笑)」とのこと。
「意外とボケが少ない台本で、面白いとは思うんですけど、よしもとの劇場なので、楽しい気持ちになった方がいいかなってなった時に、歌と踊りのパワーを借りる感じです。あと、ものまねの力も借りてます。途中、楽器も弾いてもらうんですけど、"楽器、何できる?"って訊いたら、すぐやってくれたりとか、結構芸達者な人が集まっていたグループなので、すごいプランが立てやすかったですね」

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エンタテインメント要素も存分に楽しめそうですが、特に注目して欲しい人物を訊くと「おばた(のお兄さん)。言っちゃっていいのかな...全編ものまねやってます(笑)」と、おばたの十八番のものまねに期待をかける家城。


劇場に足を運ぼうか迷っている読者へは、「気持ちよく2016年を終えていただきたいと思って作っているので、この一年、クシャクシャしていたりとか、生まれてから2016年まで何かしらのコンプレックスを持っている方が来たら、気持ちが楽になると思うので、遊びに来ていただけたら」と呼びかけました。

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出演者のランパンプス、高野祐衣の対談の様子も後ほど掲載します。
お楽しみに!


【家城啓之】

『世界の何処かにいる自分』公演概要

脚本:冨田雄大
演出:家城啓之
出演:ランパンプス、スクールゾーン、ボーイフレンド、おばたのお兄さん、 福田麻貴、サンタ、かなで、メクルメクリン、鳥山大介、兵藤天貴、鬼梨おに/高野祐衣
料金:前売2500円/当日2800円
会場:神保町花月

日時:12月28日(水)~12月31日(土)
12月28日(水)19:30開演
12月29日(木)19:30開演
12月30日(金)①14:00開演 ②17:00開演
12月31日(土)①13:00開演 ②16:00開演