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2017年1月15日 (日)

ご当地大阪での『新・ミナミの帝王』劇場版の初日舞台挨拶に千原ジュニア、板尾創路らが登壇! 

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千原ジュニアが「ミナミの鬼」と恐れられる金貸しに扮し、話題を呼んでいる『新・ミナミの帝王』が劇場版となり、1月14日(土)よりなんばパークスシネマほかにて全国順次公開を迎えました。

2010年に始まった千原ジュニア版『新・ミナミの帝王』。 2013年には関西ATP賞の栄えある第1回目の優秀賞を受賞し、CSや配信などでも高い人気を誇る作品に成長。そして12作目にして待望の映画化! おなじみのミナミのトイチの金貸し・萬田銀次郎を千原ジュニアが迫力満点に演じ、相棒・坂上竜一には1作目からタッグを組む大東駿介さんが好演。二人を助ける心強い助っ人ミナミの親分・沢木に赤井英和さん、そのほか『Ray』専属モデルであり女優として『ビリギャル』『青空エール』に出演、若い女性から絶大な人気の松井愛莉さんや、『ATARU』やNHK連続ドラマ『まれ』、『ピース オブ ケイク』に出演し、女優として成長目覚しい光宗薫さんらをゲストに迎えているます。また、袴田吉彦さん、板尾創路、橋本じゅんさんなど、実力派も参加。ボクシングの元世界王者・亀田大毅さんも緊急参戦と、個性的な俳優陣が集結し、作品の世界観をさらにスケールアップさせています。

大阪での初日舞台挨拶に登壇した瑠東東一郎監督、千原ジュニア、大東駿介さん、板尾創路。役者陣はそれぞれ、役名も交えてご挨拶をしました。

そして本拠地"ミナミ"で舞台挨拶ができることに「感慨深い」とジュニア。10代の頃、せいじとふたりでなんばパークスシネマ近くのアパートに住んでいたそうで、その喜びはひとしおといった様子でした。なんばパークスの前身は大阪球場。「アパートの屋上にあがると球場の中が見えるんです。それで、尾崎豊さんのコンサートを屋上からせいじと二人でのぞいたり、"今日は野茂が投げとるわ"とか、"こっから見ててもどかべん香川は太っとるな"とか言ってましたね」と懐かしそうに振り返りました。ドラマ『新・ミナミの帝王』で萬田銀次郎役を勤めるようになって以来、映画化を目指していたそうで、「10年以内に映画化したいと思っていました。その時は、この役を引き受けるということで...」と明かすジュニアに「そんなこと初めて聞いた!」と瑠東監督、笑いを誘いました。

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続いて大東さんに撮影中に心がけていたエピソードを尋ねました。大東さんからは「僕も(ドラマ版に初出演した)8年前よりちょっと仕事できるようになったので、そこを意識しています」とのこと。ミナミでのロケは、なんばHatchが定番のロケ地で、いろんな思い出があるそう。その一つに、なんばHatch周辺でネタ合わせをしていた若手芸人を見つけたジュニアが、マネージャーを通じてコーヒーを差し入れたエピソードをご紹介しました。なお、ジュニアによると「あの時、コーヒーおごった芸人が全然出てこない」。

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公私共に親交の深いジュニアと板尾。板尾は共演について「気恥ずかしい感じもありながら、嬉しい感じもある」と照れくさそうに答えました。

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監督に作品の見どころを尋ねると、「この作品はジュニア演じる萬田銀次郎のダークヒーローぶりが一番の見どころになっています。ジュニアさんの芝居は狂気を感じるぐらい凄味がありますが、その奥にある優しさというか、人情を感じてもらえたら」とコメントされました。

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撮影中は板尾に関して「奇跡なことが多かった」と振り返るジュニアと瑠東監督。ジュニアによると「板尾さんが本番に喋り出すと飛行機が通ったり、救急車が通ったり、それまで黙っていた犬が吠えたりとか...。非常に不思議だなと(笑)」という出来事があったそう。そんな板尾は、「僕の役が経営している和菓子屋は実際のお店をお借りしていたので、映画のセットにしたときに近所の人が騒然としていました。それでも買いに来はる人がいて、僕も2、3個売りましたよ」と淡々と語ります。大東さんは「橋本じゅんさんがゲストで出てくれはって。演劇の師匠と思っている方なので映画でご一緒できたので嬉しかったです」。

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お客さんから最も驚きのリアクションがあったのが、瑠東監督が明かしたジュニアのエピソード。「ジュニアさんが板尾さんとの撮影前日に"明日緊張するわ"って言ってはって。ジュニアさんは絶対に遅刻しない人なんですけど、珍しく当日遅刻しはって。タクシーで到着したら額がぱっくり割れてて、大流血されてたんです」。その時現場は「何があったんだ!?」と騒然としたそうです。その理由をジュニアに聞くと、「たまたま前日に目覚ましをオンにしてなくて、あわてて飛び起きて、家を飛び出たつもりが、ドアが目の前にあって思いっきり額をぶつけました」。流血しているとはタクシーを降りるまで気づかず「タクシーの運転手さんがチラチラ見るので、何やろうなとは思ってたんです」。撮影はそのまま進み、「(スクリーンを)よう観てください、僕の額、何か埋めてますから」と新たな見どころを教えてくれました。

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舞台挨拶の最後に一言ずつコメントがありました。「ラストはスカッとする爽快感のある作品になっている。そこを楽しんでいただければ」と瑠東監督。ジュニアは「あっという間だと思うので、ぜひ隅々まで楽しんでください」。大東さんは「まさにこの街の物語なので、僕も大阪出身で大好きな映画です。楽しんで帰ってください」。最後は板尾、「テレビドラマとは違う、映画ならではの迫力があると思うので、ぜひ楽しんでください」とご挨拶し、劇場を後にしました。

『新・ミナミの帝王』劇場版は1月14日(土)よりなんばパークスシネマほかにて全国順次ロードショーです。映画館でぜひお楽しみください!

【千原ジュニア】【板尾創路】