カジキイエロー役の榊原徹士、芯があって美味しいアルデンテを目指す! 『宇宙戦隊キュウレンジャー』制作発表記者会見
1月22日(日)、東京・日本武道館で開催された『仮面ライダー生誕45周年 × スーパー戦隊シリーズ40作品記念 45×40 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW』終演後、『宇宙戦隊キュウレンジャー』(テレビ朝日系/2月12日(日)スタート)の制作発表記者会見が行われました。
スーパー戦隊シリーズの第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』は、「宇宙×星座」をモチーフに、スタート時ではシリーズ史上最多となる9人の究極の救世主が宇宙を駆け巡り、悪に支配された銀河全土を解放に導く様を描くSFヒーローファンタジー。
今回の制作発表に登壇したのは、シシレッド/ラッキー役の岐洲匠(きず・たくみ)さん、ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ役の山崎大輝(やまざき・たいき)さん、カメレオングリーン/ハミィ役の大久保桜子(おおくぼ・さくらこ)さん、カジキイエロー/スパーダ役の榊原徹士(さかきばら・てつじ)のヒューマンタイプを演じる5名と、キュウレンジャーの司令官であるショウ・ロンポーの声を務める神谷浩史(かみや・ひろし)さんを加えた6名です。
テレビ朝日の久保田直子アナウンサーから紹介を受け、一人ずつ登壇。
まず岐洲さんは「自分が憧れているヒーローになれて、とてもびっくりしています。この長い歴史のあるスーパー戦隊シリーズに参加することができて、本当にうれしく思っています」と喜びを噛み締めます。
榊原の演じるスパーダは、宇宙一のコックを目指し、なんでも料理に例える癖があるので、「僕だけ(肩書きが)フードマイスターという少しダジャレが効いてますので、その色を出しつつ、芯があって、美味しくなれるようにアルデンテな役にしていきたいと思います」と笑顔で挨拶。
また、新選組リアンとしての活動などの経験もあり、5人のなかでは最年長のため、「いいお兄さんになれるようにがんばりたいと思うんですけど、みんなから学ぶことも多いと思いますので、この刺激がずっと続くように1年間がんばりたいと思います」と意気込みます。
さらに榊原は、レギュラー出演決定の報を母にLINEで伝えたところ、「絵文字で、すごいキレイなハートが30個くらいバーっと来て(笑)」「かわいいって初めてオカンを思ったかも(笑)」と母親の話で和ませたり、ビニールテープで丸めた新聞紙を刀に見立て、兄弟3人で『忍者戦隊カクレンジャー』ごっこをしていたといったエピソードで、男性陣から共感を得る場面も。
すでに、離島で一週間ほど泊りがけで撮影をするなど、メンバー間の距離は縮まっているようで、大久保さんは「みなさん、私のこと妹のように可愛がってくれてリードしてくれるので、気を使わず、緊張せずに接することができるので、楽しくやらせていただいてます」と語ります。
そして大久保さんは、最年少ながら「多分、私が一番精神年齢が高いと思うんですよね」と付け足すと、すかさず榊原が「やかましい。言うたの俺!(笑)」とツッコむなど、抜群のチームワーク(?)を披露。
そんな和気あいあいとした様子を羨ましそうに見ていた神谷さんは、「実は、このキャラクターは、いい加減な人なんですよ。さっきコケたじゃないですか。ああいう人なんです」とショウ・ロンポーが登壇する際、階段で転びそうになったことを踏まえて、キャラを紹介します。
特撮ファンでも知られる神谷さんですが、「尊敬する長官は?」という質問には、迷った挙句、「さっき会っちゃったからなあ、ドギー・クルーガーで。いつかドギーと横並びで画面に並びたいと思います。僕の野望です!」と、縁深い稲田徹さんが声を担当している『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガーの名を挙げました。
ヒューマンタイプ以外の4名の『キュウレンジャー』も登壇し、注目の声優陣についても、オオカミブルー/ガル役に中井和哉さん、テンビンゴールド/バランス役に小野友樹さん、オウシブラック/チャンプ役に大塚明夫さん、ワシピンク/ラプター283役にM・A・Oさんとそれぞれ発表。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』でゴーカイイエロー役として出演していた市道真央さんが、"M・A・O"として声優を務める点でも話題を集めそうです。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』は、テレビ朝日系にて、2月12日(日)朝7時30分スタートです。
【榊原徹士】