「第二回 上方漫才協会大賞」で大賞受賞の吉田たちが地元・堺市の竹山修身市長を表敬訪問
さる1月9日、なんばグランド花月にて開催された「第二回 上方漫才協会大賞」で大賞を受賞した吉田たちが、1月30日(月)、出身地である堺市の竹山修身市長を表敬訪問しました。
堺市役所内の応接室で竹山市長と対面したふたりは、少々、緊張している様子。「芸人になろうと思ったのはいつ?」「初めてふたりで漫才をしたのは?」など、さっそく竹山市長から質問が飛びます。中学生の頃に『M-1グランプリ』が始まり、漫才師に憧れるようになったとのことですが、初めて漫才をやったのは、意外にもNSC大阪に入学してからとのこと。堺市で行われている、学校教育に漫才を生かそうという取り組みについて聞くと、「教えてもらいに行ってみようかな」と笑わせました。
「目標としているのは?」との質問には、真面目に答えようとするこうへいを差し置き、「市長に...」とまたまたボケるゆうへい。こうへいが「じゃあ僕は副市長で」とさらにボケて、大きな笑いが起こります。「漫才師としては?」と改めてきかれたふたりは、「なんばグランド花月でトリをとられている師匠方が目標。吉本の看板になれる、そういう漫才師になりたい」と声を揃えました。
また、竹山市長からは「故郷・堺市の街おこしにぜひ協力して」と直々のオファーも。現在、市役所前に建設中の市民広場で、若者を呼び込むべくさまざまなライブやイベントを考えているとのことで、「ぜひ一度、吉田たちのふたりにも出演していただけたら」と期待を寄せます。もちろんふたりは「ぜひやらせてください!」と快諾。「いつかは(地元の)栂文化会館で単独ライブをやりたい」との野望も明かし、竹山市長からは「(2019年にオープン予定の新ホール)フェニーチェ堺なら2000人収容の大ホールがありますよ」とビッグな提案も飛び出していました。
さらに、竹山市長から、名産である堺刃物を使った爪切りのプレゼントが。「ちょうど爪が伸びてたんですよ!」と大喜びのふたり。最後は「第二回上方漫才協会大賞」受賞について、「まだまだ上がありますからね」(こうへい)、「過去に吉田たちが獲った賞だ、と言われるようになれば」(ゆうへい)と語るなど、今後のさらなる活躍を誓って締めくくりました。
訪問を終えた吉田たちは、「うれしいですね。金メダルをとった人が、首相のとこ行く、みたいな」(ゆうへい)、「軽い気持ちで来たわけではないが、部屋のおごそかさに驚いてます。これをぜひ、堺のお仕事へとつなげていきたい」(こうへい)と、それぞれ感想を。地元・堺については、こうへいが「北の方はシティな感じで、僕らが生まれ育った南の方は緑がいっぱいやし公園も多い」とその魅力を改めて語ります。
「大賞を受賞してから、周りの反応は?」との問いには、「よかったな、と言ってもらえます。あと、先輩からはギャラの交渉に行けよ、と言っていただきますね(笑)」とこうへい。竹山市長との歓談中にも話題に上った『M-1グランプリ』への思いも語り、「優勝して、またここに報告に来たい。市長にトロフィーを持ってもらって」(ゆうへい)、「優勝したら、市長がおっしゃっていた2000人のホールも埋められると思うので、ぜひ凱旋ライブもやりたいですね」(こうへい)と新たな目標を掲げていました。
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