プリキュアの敵・鴉天狗の声を担当する南キャン・山里「僕をとくと嫌うがいい!」映画『プリキュアドリームスターズ!』記者会見
2月1日(水)、都内にて映画『プリキュアドリームスターズ!』の記者会見が行なわれ、木村佳乃さん、南海キャンディーズ・山里亮太、ライスが出演しました。
3月18日(土)より全国公開となる本作は、2009年から毎年、春の恒例となっていた歴代のプリキュアが全員登場する映画『プリキュアオールスターズ』より、『Go! プリンセスプリキュア』『魔法つかいプリキュア!』、新番組『キラキラ☆プリキュアアラモード』といったテレビアニメシリーズ3作から、新しいスタイルで制作された作品。今作で木村さんは映画オリジナルキャラの青いキツネ・シズク、山里はプリキュアの敵・鴉天狗、ライスは赤狗&黄狗と、それぞれの声を担当しています。
また、この日は2月5日(日)より放送スタートとなる『キラキラ☆プリキュアアラモード』の会見も開かれ、声優を務める美山加恋さん、福原遥さん、村中知さん、藤田咲さん、森なな子さん、映画に出演するキャラクター達も登壇しました。
人力車に乗った木村さんと共に、タキシード姿で登場した山里&ライス。「ヘアメイクさんが気合いを入れて髪をビシッとしてくれたんですけど、知名度がないので誰もわかってくれない」と早速、嘆くライス・関町を、山里は「あれ? 結婚式場の人ですか? それとも地方の交響楽団の方ですか?」などといじりまくります。
プリキュアが大好きだという木村さん。登場15分くらい前から人力車に乗って待機していたそうですが、山里は「そのとき、歴代のプリキュアのオープニング曲をずっと歌っていた」と報告。後ろにずらっと並んだ3作品のキャラクターにも興味津々で「本物に会えたし、私も......着てみたい!」とポツリ。山里が慌てて「き、着てる訳じゃないですよ? 本人ですから!」と設定を守ってフォローすると、「そうだった!」と大いに笑います。
「5歳と3歳の娘がおりまして、プリキュアが大好きなんです。ママはどの役をやるんだって大喜びなんですけど、映画しか出ないと知ってがっかりしてるので......たまに(テレビアニメへ)出していただければ!」とアピール。山里は「この逆オファーを受けないんのは、正気の沙汰じゃないですよ?」と後押しします。
プリキュアの敵となる鴉天狗の声を演じた山里は「今まで下に見られていた姪っ子から、やっと尊敬されます」とホッとした表情を浮かべるも、「ただ、プリキュアを苦しめる役だとは伝えてない。伝えたら......僕の株価は暴落ですね」と悲しそうにコメント。キャラクターについては「プリキュアはかなり苦戦する。倒したと思っても、簡単には倒せない。子供に嫌われる準備はできています。僕をとくと嫌うがいい!」と宣言します。
声優初挑戦となるライス。「僕、2歳になる娘がいるんです。けど最近、嫌われてまして。プリキュアに出るって伝えたらようやく話してくれました」と語る関町に、「イヤイヤ期なんですね」と話しかける木村さん。「そうなんです。平手打ちされてたりもしましたけど、(今作に出ることで)家庭を充実させてもらった」と感謝します。
山里演じる鴉天狗の手下を演じることについては、「いつも通り」(関町)「関係性は普段と変わりませんから」(田所)と発言。関町は「悪い山里さんを普段見てるんで、役作りは完璧です」と胸を張りました。
記者から「子供の頃の憧れのアニメキャラクターは?」と聞かれた木村さんはいろいろと悩んで『うる星やつら』のラムちゃんと返答。「空を飛ぶことに憧れていたり、指から電撃を出すじゃないですか。電撃ごっこをして遊んでました」と振り返ります。『Dr.スランプ アラレちゃん』のアラレちゃんを挙げた山里は「野球中継で放送がなかった時、テレビ局に苦情の電話を入れました。『みんながみんな、野球を楽しみにしてると思うなよ~!』って」とらしいエピソードを披露。『ドラゴンボール』を挙げたのは、ライス。フリーザのモノマネをしていたという関町が、当時やっていたモノマネを披露するも、あまりの短さに出演者全員を戸惑わせていました。
【南海キャンディーズ】【山里亮太】【ライス】