サバンナ・高橋「夢が叶った!」 八木は新ギャグ「南極の人、聞こえますかー?」に手応え 『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』完成披露舞台挨拶
3月4日(土)公開の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』完成披露舞台挨拶が、2月19日(日)、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて行われ、ゲスト声優の織田信成さん、サバンナ(八木真澄、高橋茂雄)らが登壇しました。
1980年の第1作から数えて37作目を迎える『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は、南極が舞台のオリジナルストーリー。
氷の下の古代都市やスノーボールアース仮設など、原作者の藤子・F・不二雄先生が得意とするS(すこし)・F(ふしぎ)満載の大冒険が展開されます。
この日の完成披露試写会には、大勢の家族連れが訪れ、テレビ朝日の久保田直子アナウンサーの紹介で、大声援を受けながらお馴染みのキャラクターたちが登場。
ドラえもんとのび太くんが、南極からどこでもドアから駆けつけたり、南極カチコチ隊・織田信成さんといっしょにパオパオダンスを全員で踊るといった演出でも盛り上がりました。
高橋敦史監督とともに登壇したサバンナの2人は、古代遺跡を守る石像のオクトゴン(八木)、怪鳥ヤミテム(高橋)の声をそれぞれ担当。
本日2月19日(日)放送『日曜もアメトーーク!』(テレビ朝日系)の「ドラえもん芸人」にも出演する高橋は、「ドラえもんが大好きで、大好きで、大好きで、大好きでって思ってたら、まさか一緒のステージに立てるだなんて、夢叶っちゃいました!」と叫び、しずかちゃん、ドラミちゃんから「おめでとう!」と祝福を受け、八木も「初声優でこんな大役をいただきまして、冒頭から出てきますのでチェックしてください」と喜びを露わにします。
その後、「一発ギャグが見たいなー」というのび太くんからリクエストを受けた八木は、床に寝そべりながら「南極の人、聞こえますかー!?」と南方(?)に呼びかけ、「目の前で見れて感動しました」(のび太)、「明日、学校でやる!」(ジャイアン)と上々の反応を獲得。
舞台挨拶が終わると、織田さん、サバンナ、ドラミちゃん役の千秋さんによる囲み取材が行われ、ギャグの手応えを訊かれた八木は「手応えは感じましたね」と満足げな表情を浮かべます。
すかさず「のび太とジャイアンがフォローしたら、ある程度盛り上がりますね(笑)」と高橋が指摘すると、八木も「上手かったですね、フリとウケが(笑)」と2人のアシストを認めることに。
また、高橋は「完全オリジナルストーリーということで、楽しみにされている方多いと思うんですけど、みなさんの期待を上回るぐらい面白い作品になっています」「ドラえもん好きが押さえて欲しいところが全部詰まっている」「ドラえもんの押し入れの中が結構アップで出るんですよ。こういう写真貼ってるんやっていうのがわかるので、通のポイントですね」とファンならではの視線で本作の魅力を熱弁します。
さらに『ドラえもん』での思い出を訊かれた高橋は、初めて買ったレコードが『ドラえもん』のお話が入ったサウンドドラマのレコードだと明かし、「『キャンディなめて歌手になろう』っていうお話を延々に聞いてました」と回顧。
一方の八木は、サバンナ結成後、当時の彼女から頼まれて、高橋に『ドラえもん』全巻を借りたところ、その彼女がお風呂で読んだために「全45巻が60巻くらいに」ふやけてしまったそうです。
そのまま返却した八木でしたが、高橋から「お風呂で読むなよ! 解散やー!」と激怒されたそうで、それが「初めて解散の危機」だったとか。
そんなサバンナの声の演技について、ドラミ役を長年務める千秋さんは「すごくいい言い方だと、馴染んでいました。2回くらい見ないと(どのキャラか)わからない(笑)。プロの声優さんたちと見事に馴染んでいました」とべた褒め(?)しました。
織田さんは、フィギュアスケートの現役選手時代に、「試合で辛い時、悔しくても泣けないっていう感情を『ドラえもん』の映画を見て泣くっていう、ごまかしじゃないですけど、それくらい泣いてたかな」といった見方をしていたと明かし、「『ドラえもん』のせいで泣きキャラになったの?」という千秋さんの質問も相まって、取材陣から笑いを誘いました。
『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は、3月4日(土)より東宝系にてロードショー。
【サバンナ】