子ども達が一流に触れるチャンス! トップアスリートによるかけっこ教室! 「よしもとキッズプロジェクト」イオンモール宮崎にて開催!!
2月18日(土)、13時30分から、イオンモール宮崎にて、『イオンモール×よしもとキッズプロジェクト笑って!走って!全国縦断かけっこツアーsupported by JAAF』が行われました。
未来を担う子ども達に、スポーツやエンタメの「一流」との交流を通してその可能性を伸ばし、2020年に向けて、JAAF、日本陸上連盟とともに全国各地のイオンモールにて、子ども達が一流と触れ合える場を展開していくというものです。
宮崎住みます芸人のちきんなんばんの2人の前説に続き、開演時間を迎えるとMCを勤めるミサイルマン西代が登場。このプロジェクトの趣旨を簡単に説明してから、本日のゲストを「どうぞ~」と呼び込みます。ゲストの元陸上選手の寺田克也さんとフルーツポンチが登場。会場は大きな拍手に包まれます。
はじめに西代より寺田さんのプロフィールの紹介。フルーツポンチ・村上が寺田さんの経歴を聞き「ヤバい」といいながら100mのベストタイムを寺田さんに尋ねます。「100メートルで10秒05かな」とタイムをさらっと答える寺田さん。寺田さんの実力を会場全員が確認したところで、西代が「今日は子ども達は速くなれますか?」と確認すると「速くなれます」と自信を持って答える寺田さん。子ども達から「おお!」というよろこびのどよめきが起こります。続いてゲスト芸人のフルーツポンチですと紹介され、村上と亘が挨拶すると、どこからか「ひざ神」という声があがり、会場の空気がゆるみます。
そのまま会場の状況を西代が説明。かけっこのレーンを指しながら、「どんな感じでタイム計測するのか、村上君にデモンストレーションしてもらいましょう」と声掛け。亘も村上に向かって「生ひざ神です」とつっこみを入れて盛り上げます。村上10mのかけっこレーンにスタンバイ。「よーいドン」の掛け声とともに村上がレーンを駆け抜け、自信まんまんで「よっしゃー」といいながらゴール。と同時に村上の「ひざ神」といわれる通りの走りっぷりに会場が笑いに包まれます。その後、元陸上選手の走りも見てみたいと西代が声をかけると、寺田さんがトップアスリートの走りを披露しました。
寺田さんの走りを会場全員で確認した後、アスリートの少年時代や現役時代の話を聞きましょうと話を向けます。「ファミコン世代なので、ゲームは好きだったけど、家に帰るとすぐにサッカーや野球にでかけていた」とスポーツ少年だった一面を披露する寺田さん。また、「運動会は好きでしたね。双子なんですが、兄弟2人で兄か僕かが運動会の代表を争っていましたね。足が速いと楽しいし、誰よりも優勝したいという気持ちが強いから速くなれたんだと思います
と当時の様子を気さくに話してくれます。最後に足が速くなるために頑張ることは?という質問に対して「他人よりも一山超えるには、体力があることは大事。日常のなかで意識して、普段の生活の中に歩く時間を増やしたり、歩くところを早歩きにしたり、走るようにするだけでも変わってくる」と伝える寺田さん。「今日は足が速くなりたいという思いを胸に、この教室にのぞんでほしい」としめくくりました。また、西代が「どのスポーツも走ることは関係がありますからね。今から10分間の休憩の後、走り方教室に入ります。準備はいいですか?」と子ども達に声掛けすると「はーい!」と元気のいい返事が会場に響き渡り、「これからかけっこ教室がはじまります!!」と声をかけて、30分のトークイベントを終えました。
トークイベントに続いてスタートした「かけっこ教室」でも、MCに西代、寺田さん、フルーツポンチが登場。事前に申し込んだ子ども達と一緒に、まず準備体操から始めます。フルーツポンチの2人も子ども達と一緒にストレッチと、寺田さんが「頭を使う体操」と説明した体操に挑戦。子ども達は少し苦戦していましたが、みんななんとかやり遂げます。体をひとしきり温めると、「じゃあ先生に走りを見てもらいましょう」と10mのレーンを子ども達に一人ずつ走ってもらいます。
「いいね」と子ども達の走りを見て声をかけながら、「思ったよりもみんな速い」と驚く寺田さんとフルーツポンチの2人。全員の走るフォームを確認した後「みんないい走りをしているんだけど、もっと速くなります!」と寺田さんの指導が始まります。子ども達に、速く走るポイントは何だと思う?と質問して一緒に考えさせながら、大事なポイントが3つあると指導。「姿勢」「腕振り」「前傾姿勢」という大事な3つのポイントを伝えるために、正しいしい姿勢でスキップをさせてみることで「どういう姿勢がいいのか」や、「いい腕の振り方」、「スタートダッシュではどういう姿勢が大事か」
など、ポイントごとに実際に体の動きの変化を感じ、確かめられるように指導。子ども達もひとつひとつ納得しているようです。
3つのポイントを子ども達が体で確認した後は、再び10m走にチャレンジ。走る前に、「最初に走った時に多かったのが、ゴール前で力を抜いてしまうこと。ゴールで力を抜くと、せりあっている時にタッチの差で負けてしまう」と話す寺田さん。それに応えて、1人の子どもが「最後まであきらめない!」と声をあげます。西代が子どもの答えを受けて「100mなら110mまで走ると思って走ろう!」と子ども達を励まします。子ども達を最後のタイム測定へとつなげると、ほとんどの人が2秒台で走り抜け、最初の計測よりもいいタイムで走ることができました。
エンディングでは、「今日話した3つのポイントを一度に全部やることは難しいかもしれないけど、1つずつ意識して普段から楽しんで走るようにしてね」と寺田さん。村上は、走る時の手の形として生卵を握るようにという言葉を思い出し、「生卵」と子ども達に言わせようとしたことでつっこみを入れられ、笑いを誘う一面も。西代が子ども達に、今日の感想は?とマイクを向けると「楽しかった」「フルポンが面白かった」と、いろいろな感想をコメントとして話してくれました。
最後に子ども達にサイン入り記録証がプレゼントされ、ゲスト達と一緒に記念撮影が行われると、みんな誇らしそうな笑顔を見せてくれ、かけっこ教室は終了しました。
【ちきんなんばん】【ミサイルマン西代】【フルーツポンチ】