おかずクラブ、鬼越トマホークが"現場女子"にエール!「つくっている私がすき!」おかずクラブの『おうちクラブ』現場で働く"現場女子"応援イベント
2月25日(土)、東京スカイツリータウン ソラマチひろばにて「『つくっている私がすき!』おかずクラブの『おうちクラブ』現場で働く"現場女子"応援イベント」が開催され、おかずクラブ、鬼越トマホークが登壇しました。
2016年8月より国土交通省とよしもとクリエイティブ・エージェンシーがタッグを組んで取り組んでいる"建設業界における女性活躍推進施策"を盛り上げるキャンペーンの一環として開催された本イベント。
おかずクラブがメインキャラクターとなり、「つくっている私がすき!」をテーマに、建設業界を知ってもらい、その魅力を伝えるために結成された『おうちクラブ』は、これまでも建設現場での作業を体験したり、訓練施設に伺うなどさまざまな活動を通して、全国各地の建設現場で活躍する女性の姿を紹介してきました。
今回の"現場女子"応援イベントは、これまでの「おうちクラブ」の活動報告のほか、建設業界だけに留まらない、これまで一般的には男性社会と言われてきたさまざまな分野の現場で働く"現場女子"のみなさんをゲストに迎え、 生の声が聞ける絶好の機会となっています。
まずは司会のあべこうじが登場。会場であるソラマチひろばは外にあり、しかも客席側からステージにちょうど日が差し込んでいて、場所によってはステージが見づらい状況だったことを考慮してか、「まぶしい? 太陽? それともオレ?」とお客さんを気遣い、笑いを誘います。
『おうちクラブ』についての説明があった後は、おうちクラブのリーダーであるおかずクラブと、部員代表として鬼越トマホークが登場! 東京スカイツリータウンという場所についてゆいPは「たまに近所をうろつく程度で、スカイツリーに登ったこともないんです」と物珍しげに周りをキョロキョロ。
一方、あべに「(見た目の)現場感がハンパないですね」と言われた鬼越トマホークの坂井は「毎度おなじみ、おかずクラブのバーター兼ボディガードの鬼越トマホークです!」と自虐的なあいさつで笑わせます。この日はおかずクラブの2人も含め、全員作業着をイメージした衣装で登場していたのですが、金野だけなぜか上半身が半袖Tシャツ1枚という、寒かったこの日には考えられないほどの薄着で登場していたため、どうしたのかと思ったら、なんと「太りすぎてて、用意されていた作業着が入らなかった」んだそう。しかしあまりに寒すぎたため、途中からは無事アウターを着ることができた金野でした。
これまでの「おうちクラブ」での活動で「重機を運転したり、鉄筋を結束したりしました」というオカリナ。実際に女性に操作を教わったそうで、「重機を動かすのは簡単でした!」とニッコリ。しかし、「左官業は難しかった~!」(ゆいP)と、さまざまな建設業の仕事の体験談を語るおかずクラブの2人。一方、見た目だけだと建設業の方かと見まごうばかりの鬼越トマホークですが、「我々は草食系なんで......」(坂井)「こんな見た目ですけど、スイーツとか好きですし」(金野)と、意外すぎる回答が返ってきます。建設業界で近年女性の活躍がめざましいことについて聞かれると、「芸人界と同じことが建設業界でも起こってるんじゃないですか?」(坂井)と、昨今の女芸人の活躍ぶりを引き合いに出します。
とはいえ、建設業界と同じく、まだまだその数自体は少ない女芸人。オカリナが「楽屋を男芸人が散らかしていくんですよ!」と不満を漏らすと、坂井は「あなたたち、男ばっかの楽屋の真ん中で平気で着替えるじゃないですか!」と抵抗(?)しますが、オカリナに「それはサービスですよ」とあっさり言われてしまったため、お客さんは爆笑!
続いては、さまざまな現場で働く女子をゲストに迎え、生の声をクイズ形式で聞くコーナーヘ。建築物の美装・養生をする大高さん、壁紙を貼っている太田さん、農業や直売所で働く竹内さん、ダイハツの車整備の仕事をしている野寺さんの4人がステージに登場し、それぞれの仕事内容について語ります。
竹内さんが自分で作っているといういちご「越後姫」を持ってきてみんなに振舞ってくれたため、ゆいPが真っ先にゲット! すぐさま食べるのかと思いきや、自分で食べずに坂井の口元に「はい、あ~ん」と持っていって食べさせようとしますが、金野があわてて「やめてください。同じような体型のヤツが同じような体型のヤツに食べさせるのは餌付けですから」と、よくわからない理屈を振りかざし、止めに入ります。止められたゆいPはあっさりいちごを自分で食べ、「甘~い! こんなみずみずしいの、食べたことないです!」と絶賛! みんなおいしそうに食べていたため、司会の身ながらこっそりほおばるあべでしたが、ビックリするほどバレバレでした(笑)。
「『この職業に就いた理由はなんですか?』という質問に太田さんはなんと答えたでしょうか?」というクイズにはお客さんも参加してクイズに答えることに。小さな男の子が手を挙げ、「○△□※□○!」と、正直何を言っているか全くわからなかったのですが、あべは「壁紙にはたくさんの種類があってかわいいから? 正解!」と男の子にプレゼントをあげます。
続いての「仕事をしていて大変なことは?」という質問の竹内さんの「トイレが遠くて大変!」という答えには、他の建設女子も同感の嵐! 男性中心の現場では、トイレに困ることも多いようで、今後の改善が期待されていました。また、「女性でよかったと思うことは?」という質問には、女性のお客さんとのコミュニケーションが男性よりとりやすいように感じるなどの意見や、直売所などでのかわいいPOP作りなどは女性ならではだと思うなどの意見が出ていました。
「自分の職業に、自信を持って『楽しい!』って言えるってステキなこと」(ゆいP)、「やっぱり女性の時代だなって思いました。でも、女性ががんばると、相乗効果で男性もがんばれると思います!」(坂井)などの感想が述べられ、イベントは終了。
イベント終了後の囲み取材では、金野が現場女子について「みなさん、かわいかったですね~!」と本音をチラリ。「取りたい免許なんかはありますか?」と聞かれたオカリナは、「そうですね、クレーン車の免許ですかね。免許をとって、上の方にいるゆいPを運んだり......」と、なかなかシチュエーションが想像しづらい状況を語ります。
また、恋愛に関して聞かれると「あいかわらずまっさらな状態です」と語るオカリナに、「あんまり言うとファンが減っちゃうんで......」と報道陣を牽制するゆいP。話題を変えて、今度はお金について聞かれると、「(稼ぎは)まだまだです」と話すオカリナ。これにもゆいPが「オカリナさんは、お金持ちになるためにこの業界に入ったんで......」と、オカリナの理想が高いことを説明します。すると、「私は、ゆくゆくは日本が買えるくらいのお金持ちになりたいと思ってるので、まだまだですね」と、高すぎる理想を語るオカリナでした(笑)。
もうすぐ行われる「R-1ぐらんぷり2017」では、同期の横澤夏子にがんばってほしいと話すおかずクラブの2人ですが、同じく同期の鬼越トマホークに「あれ? ゆいP、あんなに夏子と仲悪かったのに......(笑)」と言われ、「仲悪くないですよ、やめてください!」とあわてて否定し、「私たちひとりでは何もできないんで、R-1に出るピン芸人の方はみなさん尊敬してるんです」と話すゆいP。オカリナも「ゆりやん(レトリィバァ)も後輩ですけどすごいですもんね。面白いし......」と素直な気持ちを告白しますが、「でもやっぱり、同期で一緒にがんばってきてるんで、ここは夏子を応援したいです」と、建設女子だけでなく女芸人にもエールを送るオカリナでした。
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