よしもとYouTuber芸人 はいじぃがYCCで特別授業
2月25日(土)、よしもとのエンタメ業界で働くスタッフや作家を育成する、YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)大阪校にて、よしもとのYouTuber芸人 はいじぃによる、特別授業が行われました。
YouTubeチャンネル「はいじぃ迷作劇場」で毎日動画を投稿し、現在登録者数31万人を誇る人気YouTuberのはいじぃが、「ネットメディアの現在地」について講義しました。
はじめに、「YouTubeをよく見るという人?」と質問をしたところ、ほとんどの生徒が手を挙げ、驚くはいじぃ。
年々YouTubeを見る人が増え続けている中で、動画を投稿する側のYouTuberも増えてきている昨今、テレビに出ている人よりも、YouTuberの方が知名度が高くなっている。
2013年から動画を投稿し始めたはいじぃ。
当時の人気YouTuber達が、毎日19時に動画を投稿していたことから、それに合わせて毎日19時に動画を投稿し続けている。
企画、撮影、編集を全て一人で行うため、毎日投稿するのは大変だが、はいじぃは「見てくださっている方との約束事だと思ってやっている」とのこと。
毎日投稿することで親近感が生まれ、また見てくれる人が増える、テレビにはない、視聴者との距離の近さがネットの利点であることを伝えました。
動画を作る上で、「どんな動画を撮ればいいの?」となるが、はいじぃは「自分が興味を持っているものならなんでもOK。
お笑い好きだけが見ているわけではないので、どんな動画であったとしても、世界中の誰かの心には必ず刺さるはず。」と話しました。
過去に、はいじぃが投稿した「熱さまシートを7日間水に浸したらどうなるのか?」という動画が、再生回数32万回となっており、はいじぃは「普通ならめんどくさくてやらないけど、どうなるのか見てみたい人がいるはず。
大がかりなことはせず、生活に根付いた物の方が見てもらえる」と解説しました。
また、一般の女性がカツ丼を食べているだけの動画を見せ、「ただカツ丼を食べているだけ
なのに、4万回も再生されている。
こんなことテレビじゃありえないが、一部の人たちにとっては需要がある。」と見解を話しました。
テレビからネットへの転換期になりつつある中で、ネットメディアで活動するためのアドバイスをYCC生にしていただきました。