ついに合格者が決定! 4月10日開校『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー』最終オーディション
"ブロードウェイ・レジェンド"ヒントン・バトルのプロデュースで、今年4月に開校する世界的なダンサー育成アカデミー『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー(HBDA)』。
吉本興業が未来のブロードウェイ・スターを発掘・育成するために開校する『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー(HBDA)』では、演劇・ミュージカル界で最高の栄誉とされるトニー賞を3度も受賞したブロードウェイの伝説、ヒントン・バトルが世界的ダンサーを育てます。しかも、オーディションによって選ばれたダンサーには、世界で活躍するためのプログラムがなんと3年間、無料で提供されます。
今年、1月から2月にかけて、全国6都市の会場で第1期オーディションが行われ、400名近くの応募者の中から選び抜かれた精鋭が本日の最終オーディションへと駒を進めました。
最終オーディションはバレエ、モダン、ヒップホップ、タップの4種類のダンスで行われます。
そして今回も、一次審査に引き続き斎藤葉月さん(バレエ、モダン担当)、松平和希さん(タップ担当)、北折香保里さん(ヒップホップ担当)の3人がヒントンのアシスタントを務めます。
この日オーディションに臨んだのは、全国から集まった45名。午後12時から16時半まで、短い休憩をはさみつつも、ほぼノンストップで4つのダンスオーディションが行われました。
審査会議ののち、ヒントンが登場。全員を前にし、「みなさん、今日はお疲れさまでした。ありがとうございました。みなさん、才能がある人たちばかりなので、本当は全員合格としたいところですが、そうもいかないので、合格者を選ばせていただきました」とあいさつの言葉を述べると、「今から合格者の名前を発表します。呼ばれた方は一旦廊下に出てください」と指示があり、次々と合格者の番号がヒントン本人によって発表されていきます。
34名分の番号が読み上げられたところで、「以上です」との言葉が。結果、見事34名が合格となりました!
部屋に残った不合格者を前にしたヒントンは、「残っていただいたみなさんは、残念ながら不合格となってしまいましたが、みなさん才能がありますので、今回は残念でしたが、またいつかどこかでお会いできることを願っています」と温かい言葉で励まします。最後に、一人ひとりと笑顔で握手&ハグを交わすヒントンでした。
続いて、合格者が再び部屋に呼び戻されます。全員を前にしたヒントンは、「おめでとうございます。みなさんは、『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー』の1期生として合格されました!」と述べ、拍手が起こります。しかし、「これからみなさん努力していただくことになりますが、入学したからといって、必ず3年間ずっといられるとは限りません」とさっそく厳しい言葉が。「みなさんには本当に厳しく指導していく予定ですし、3年後にはみなさん『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー』の名前を背負って活躍していくことになります。その準備はできていますか!?」と問いかけるヒントンに「YES!」と力強く答える1期生たち。
また、「今から4月10日の開校日までに、みなさんの上達がみたいです」と話すヒントン。さらに、バレエ、モダン、ヒップホップ、タップの全てのダンスについて、その歴史なども含め、造詣を深めておくことや、ヒントンが信頼を置いている講師陣についても、どんな人なのかについて、あらかじめ調べ、勉強しておいてほしいとも話します。
「みなさんの肩には大きな責任が乗っています。でも、その責任を背負えない人はここにはいません。私はみなさんを信頼しています。この先みなさんがずっと、ダンサーとしてのキャリアを積み上げていけるよう、僕たちは全力であなたたちを鍛えていきます。準備はいいですか!?」との問いかけに大きな声で「YES!」と答える1期生たち。その声に満足したのか、笑顔で「コングラッチュレーション!!」と叫ぶヒントンでした。
最後に「みんなで記念撮影しましょう!」とにこやかに呼びかけるヒントンの声に応え、全員で「『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー』1期生!」と笑顔で叫びながらポーズを決めます。
発表後、数名の生徒に合格した感想などを聞いてみると、「まだ信じられないです」(新美たま希さん)、「名前を呼ばれて廊下に出たけど、最初、受かったのか落ちたのかがよくわからなくて......」(春口凌芽さん)と、まだ実感できていない人が多いよう。
将来の夢を尋ねると、「ダンスを頑張って、将来はみんなを笑顔にしたい」(新美さん)、「なんでもできるマルチな俳優になりたい」(春口さん)、「ドラマ『gree』に出てるリア・ミシェルさんみたいなミュージカル女優になりたい」(コリ伽路さん)と、ミュージカル俳優になりたいという人が多く、目標とする俳優の具体的な名前も挙がります。
小学生の頃からバレエを8年間続け、最近まで看護師をしていたという愛知県から来たコリ伽路さんはトンガ人と日本人のハーフ。『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー』で学ぶことについて、「自分で心を鍛えるしかない」と思ったそうで、「まずは生活を安定させて(笑)、ダンスを学ぶことに集中したい」と意欲を見せていました。
これから3年間、レベルの高いレッスンを受け、世界で活躍できるダンサーをめざしていく彼ら。未来のブロードウェイ・ミュージカルスターが生まれるかもしれない『ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー』に、これからも要注目です!