せんとくんやケンタウロスも登場! チャレンジふくしま県民運動 よしもと×ふくしま みんなでチャレンジ大運動会 in 郡山ユラックス熱海
3月4日(土)、福島県・郡山ユラックス熱海にて「チャレンジふくしま県民運動 よしもと×ふくしま みんなでチャレンジ大運動会」が開催され、岡崎朋美さん(長野オリンピック スピードスケート女子500m銅メダリスト)、塚原直貴さん(北京オリンピック 4×100mリレー銅メダリスト)、田中光さん(アトランタオリンピック 体操競技出場)、大西将太郎さん(元ラグビー日本代表)、千葉麻美さん(北京オリンピック 陸上競技出場)ら5名のアスリートと、ペナルティ、庄司智春(品川庄司)、ガリットチュウ、レギュラー、大西ライオン、ぺんぎんナッツ(福島県住みます芸人)、 ヒッキー北風(福島県住みます芸人)が出演しました。
福島県では、健康のために何かにチャレンジしていこうという「チャレンジふくしま県民活動」がスタートしており、その中のひとつである本運動会は、県内の子どもたちがスポーツと笑いを通じて、今後も継続して元気で健康的な生活を送ることを目的として実施されました。
また、福島県と吉本興業は、東日本大震災からの復興および地域活性化を図るため、包括連携協定を結んでおり、吉本興業による東北初の情報発信施設「福島よしもと」など、笑いやエンターテイメントの力で福島の復興と県民の方々の健康づくりの後押しをしており、本運動会はその活動の一環としても開催されています。
まずはMCのペナルティ・ヒデと庄司が登場。登場するなり「ミキティー!」と持ちギャグを披露する庄司ですが、子どもたちの反応はイマイチ。焦った庄司は何度もミキティーを連発し、4回目についに拍手が起こります(笑)が、「ホントは1日1回っていうルールがあるんだけどな......」とポツリとつぶやく庄司でした。
この日出演するアスリートと芸人が続々と紹介されていきますが、大西ライオンはいつものライオンの格好で登場したため、ヒデから「こんな冬の日にこんな寒い格好だとカゼひくよ? 大丈夫?」と聞かれ、「心配ないさ~♪」と答えます。また、ワッキーはケンタウロスの格好で登場。その独特な体の動きも相まって、子どもたちから大爆笑が起こっていました。「あ~これはケンタウロスですね~」とヒデが解説したにもかかわらず、直後にワッキーが「誰だかわかる~?」と言ったため、ヒデに「紹介したよ!」とツッコまれてしまいます。
全員が登場したところで、福島県知事の内堀雅雄氏より「すばらしいアスリートのみなさんと芸人さんへ、感謝の気持ちをこめて拍手しましょう! みなさん、いい笑顔でたくさん盛り上がってください」と開会の挨拶が行われました。
続いて小学生を代表して6年生の安田美優さんと、アスリート・芸人を代表してワッキーが選手宣誓を。ヒデが安田さんに「生理的にイヤでしょうけど、ワッキーと一緒にやってください」と気遣います。その後は田中光さんによる準備体操と、チーム決めと親睦をはかるためのレクリエーションが行われることに。
レクリエーションではいくつかのゲームが行われたのですが、その中のひとつ、ハンカチ落としには何と知事も参加! しかし残念ながら早々にアウトになっていました(笑)。レクリエーションでチーム同士のコミュニケーションが取れたところで、いよいよ運動会(午前の部)のスタートです!
小学3~6年生の236名が参加して行われた大運動会では、「しっぽとり大合戦」「デカパンリレー」「ミッション綱引き」「友情リレー(予選)」などのユニークな種目が行われます。「しっぽとり大合戦」では、途中からせんとくん(に扮したガリットチュウ・福島)が参加しようと登場! 「あれ、せんとくんじゃない。どうしたの?」とヒデが聞くと、せんとくんが「みんなが盛り上がってるから、仲間に入れてもらいたくて来ました」と甲高い裏声で答えます。その不気味さに子どもたちがざわつくと、突然「入れてよ~!」と叫びながら走り出すせんとくん。そんな若干ホラー風味なせんとくんに、レギュラーチームの子どもから「芸人じゃなかったら捕まってるぞ!」というツッコミが入りますが、せんとくんも負けじと、子ども相手に「おまえ、泣かすぞ」と大人気ない一言が。これにはヒデも「サイテーだな、せんとくん」と怒りますが、「以上、せんとくんのくだりでした~!」とその場をいったん締めます。
また、ワッキーが自分のしっぽを取られないように短くしていたのでは?という疑惑が起こり、みんながワッキーの元に集まってきたのですが、人混みの中でワッキーがみんなからよってたかって服を脱がされていたため、ヒデが子どもたちに「逃げて! 逃げて!」と避難させようとします。すると今度は庄司が「以上、"ワッキーズルして裸のくだり"でした~」と締めていました。
2人でデカパンをはいてリレーをする「デカパンリレー」では田中チームが優勝。勝因を聞かれた田中さんが「やはり......ミキティー!」とボケますが、子どもたちの反応がやはりイマイチだったため、ヒデが「なんか、庄司がスベったみたいになってますね(笑)」とフォロー(?)していました。
ミッションをこなして綱引きをする「ミッション綱引き」では、全8チームがトーナメント形式で対戦するのですが、ここで大西(将太郎)チームとライオンチームが戦うことに。すると大西さんが「どっちがホントの大西か決めましょうよ」と宣戦布告しますが、ライオンは「どっちも大西ですよ!」と冷静にツッコみます。
午前の部のあとは、保護者たちも参加して、田中光さんによる「自宅でできる簡単運動講座」で体幹トレーニングやエクササイズを学びます。
昼休憩をはさんで、午後の部がスタート。「借り人競争」「ブロック玉入れ」「熱血ドッヂビー」「友情リレー(決勝)」が行われます。
「借り人競争」では、"芸能人の名前に似た名前の人"というテーマで、お客さん(保護者)の人たちを「借りてくる」のですが、全チーム揃ったところで借り人全員に名前を聞いていく際、おそらくワッキーに入れ知恵されたと思われるワッキーチームの借り人が、名前を聞かれ「ホイットニー・ヒューストンです」とボケますが、「ウソつけ!」とヒデに一蹴されていました。
するとここで、せんとくんが「奈良に帰る時間が来てしまいました」と告白し、みんなで「せんとくん、バイバ~イ!」と見送ります。しかしその直後、「すっぴんのIKKO」(に扮した福島)がセクシーな衣装で登場(笑)。続いての競技「ブロック玉入れ」では玉が入るのをブロックする役で活躍するIKKOさんでした。
続いて行われた、ボールの代わりに3枚のディスクを使ってやる「熱血ドッヂビー」では、第一試合でガリットチュウチームが勝利したのですが、「ガリットチュウチームの勝利~!」と言われ「まぼろし~!」と返すIKKOさん。これにはヒデも「いえ、現実ですよ」と冷静にツッコみます。また、最後の「友情リレー(決勝)」は最後の競技とあって、この日いちばんの白熱した応援合戦が繰り広げられました。
閉会式では最終結果が発表されたのですが、なんと、2位に1500点近くも差をつけ、ワッキーチームがダントツの優勝となりました。ワッキーチームの子どもが「みんなで協力して勝てたのでうれしいです」とコメントする中、優勝トロフィーを受け取ったワッキーは「本当にチームワークがよくて、私も含め女の子がみんながんばって......」などと言いながら泣きマネをし、みんなの笑いを誘います。
塚原さんから「こんな時間をみなさんと共有できてよかったです」、福島出身の千葉さんからは「素敵な方々に福島に来ていただいて、こんなに楽しいイベントができてうれしいです」と閉会の挨拶があり、なぜか奈良に帰らず戻ってきたせんとくんの「福島、サイコー!」の掛け声で記念撮影が行われ、運動会は終了しました。
この日、アスリートや芸人たちと交流しながら、スポーツを思う存分楽しんだ子どもたち。これからもスポーツや笑いで子どもたちがいきいきできるよう、「チャレンジふくしま県民運動」のとりくみは続きます!
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