アイロンヘッドがファースト昇格を勝ち取る! 『11TH ANNIVERSARY ∞ファーストブレイクスルーチャレンジ』
3月26日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『11TH ANNIVERSARY ∞ファーストブレイクスルーチャレンジ』が行われ、38組によるお笑いバトルの末、アイロンヘッドが「ヨシモト∞ホール ランクシステム」のトップランクにあたる「ファーストメンバー」への昇格を決めました。
同日に行われた『11TH ANNIVERSARY ∞セカンドチャレンジ』での入れ替え戦に勝ち残った10組を含むセカンドクラス38組が、たった一席のファーストクラス行きの切符をかけて行われた今回のライブ。
MCはタケトとバイク川崎バイクが担当し、満員に膨れ上がった客席を一層盛り上げました。
最初の1stブロックでは、BKBが決めたモノと順番でモノボケを繰り返す『ローテーションモノボケバトル』を実施。
コンビ、トリオから1名ずつが参加し、真っ向勝負のモノボケを披露する者もいれば、自身のキャラを活かしたり、時事ネタを絡めたりと個性も発揮しながら、笑いを誘います。
ここで審査員により全38組から12組へとふるいにかけられ、結果は大谷健太、キンボシ、ジェラードン、男性ブランコ、ゆにばーす、ななまがり、アイロンヘッド、しゃかりき、ダイス、ランパンプス、マテンロウ、小森園ひろしという顔ぶれ。
続く2ndブロックは『テーマ限定1分エピソードトークバトル』で、「春」をテーマに一人ずつトークします。
季節の「春」はもちろん、思春期、青春における爆笑エピソードが次々飛び出し、ダイスが第2ボタンにまつわるエピソードを語るも「ネタだろ!」とのクレームがついたり、しゃかりき・おっくんの天然エピソードやななまがり・森下のキモいおじさんキャラが確立するなど、終始、大盛り上がり!
審査員による結果は、アイロンヘッド、ゆにばーす、ななまがり、大谷健太、ジェラードン、ランパンプスの計6組が勝ち上がりを決めました。
次の3rdブロック『敗者復活!あるあるBKBを合わせましょう!!』では、テーマに沿って、バイク川崎バイクと同じ「B」「K」「B」の一文を書いたら加点というルールのもと、敗れた32組が参加し、見事連続正解を果たした小森園ひろしが敗者復活で、次のブロックへと進出。
以上の7組が挑んだ4thブロック『ハイスピード大喜利バトル!!』は、その名の通り、タケトがお題を出し、背後からBKBにタッチされたものがすぐに答えなければならないという過酷な大喜利バトルです。
即興とは思えない回答から苦し紛れの回答まで飛び出すなか、ルール的に不利と思われるピンの2人が健闘し、「ちゃんと大喜利やってくれますね」とタケトも感心するほど。
しかし、審査で勝ち上がったのは、アイロンヘッド、ゆにばーす、ななまがりの3組でした。
そして最終ブロックは、3分間の持ち時間を自由に使っていい『3分フリースタイルバトル!!』。
1組目のアイロンヘッドは、昔ながらの的当てゲームをモチーフにながら、観客にカラーボールを投げてもらうというイベント性が色濃いコントで、続くゆにばーすは合コンを題材にした漫才、ななまがりは森下が探偵と複数の殺人容疑者が演じるコントをそれぞれ披露しました。
笑いの量は拮抗していたものの、観客投票により、結果はアイロンヘッドの勝利でファーストメンバー入りが決定!
腰砕けながらも「クソが!」と吐き捨てるゆにばーす・川瀬とは対照的に、感極まった(?)毛利は「目に粗大ごみが入っただけや」と弁明した後、「チケット買い取りなくなるぞー!」と歓喜します。
そして、毛利は情感たっぷりに「とにかく、笑えたらええねん!」と続け、辻井が「ウルフルズ流れそうな感じ出すな!」とツッコみ、爆笑に包まれたところで終演。
その直後、楽屋でのアイロンヘッドに、ファーストクラス昇格についてコメントを求めると、上京して1年が経とうというタイミングでの結果に、辻井は「最初(東京に)来た頃は、全然、ウケなかったんですよ。徐々にわかっていってもらえたかなというのがあって、うれしかったです」と喜びを露わにします。
さらに辻井は、モノボケなどのネタ以外で勝ち上がった点について「その日、ハマる人っていうのが毎回違うので、だいぶこれは、宝くじみたいな要素やな」としながらも「バイクさんとタケトさんが盛り上げてくれたので、やりやすい環境やったと思います」といった先輩への敬意も。
また、最後のブロックで的当てゲームのコントを選んだのは「フリースタイルで3分って聞いてたので、じゃあ別にコントですけど、意外とコントから外れた方がいいのかなって」(毛利)、「フリースタイルとついてて、ただネタやるにもなあって」(辻井)といった狙いを明かします。
上京直後のアイロンヘッドは、観客の反応が薄かったものの、冬頃から変わり始めたそうで、毛利によれば「楽屋とかで先輩、後輩と仲良くなって、人となりがわかってきたといいますか、アイロンヘッドってええ奴なんや(笑)」といったイメージが観客に伝わり、受け入れられるようになったとの分析も。
さらに入れ替わる形で「ヨシモト∞ホール ランクシステム」を卒業する同期のバンビーノについて尋ねると、辻井は先日、石山と一緒に飲んだ際、「次の段階で待ってるわ」「すぐ追いつくわ」といったアツく語ったそうで、「サッカーマンガみたい(笑)」な会話に照れ笑いを浮かべます。
最後に読者へのメッセージを求めると、辻井は「僕ら全然コーナーがなかったんですけど、ファーストになったら絡めるコーナーも増えてくると思うので、一丸となってヨシモト∞ホールを盛り上げていけるように頑張りたいですね」とコメント。
一方の毛利は、「4月からファーストクラスメンバーとして盛り上げたいと思いますので、新入生のみなさん、一緒にがんばりましょう!」と新生活を迎える学生に(?)エールを送りました。
なお、アイロンヘッドは、この日、共に戦ったななまがり、空気階段、さらには大阪からセルライトスパが出演する3月28日(火)「新ネタライブ『コ○ト』」をヨシモト∞ホールで開催。
また、同劇場では11周年記念興行『11TH ANIVERSARY ∞ WEEK』を4月2日(日)まで連日開催中。
どちらも詳細はヨシモト∞ホールの公式サイトでご確認ください。
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