村本の少年時代の体験が生んだ!?奇跡の再会に会場が驚いた!ウーマンラッシュアワーの沖縄ライブ
4月2日(日)、よしもと沖縄花月にてウーマンラッシュアワーによる、漫才とトークライブ「ウーマンラッシュアワー村本大輔の漫才とトークのスペシャルな沖縄の夜 アシスタント 中川パラダイス」が行われました。
開演前には、沖縄芸人にけんたくんが登場。手拍子や笑う練習など、会場を温めていました。
そしてウーマンラッシュアワーの2人が登場。村本は登場するやいなや、この日会場の外の国際通りが歩行者天国をやっていることにかけて「お客さんあっての芸人で、外は歩行者天国だけど、本当の天国はここにあるんだと気づきました」と、来場されたお客様をもち上げて会場を盛り上げます。
間髪をいれず早速2人のネタに入ります。村本が引っかかることがあると、よしもとのファンクラブや芸能人のファンクラブについて話し出します。村本が芸能人、中川がそのファンを演じて、昨今話題に上がった芸能界ニュースをネタにしていきます。
登場人物は、ごく最近までワイドショーを賑わせた有名人ばかり。何かと世間を騒がせた人ばかりで、それでもファンクラブに入りたい中川扮するファンと、それを有難く思いながらも拒む村本扮する芸能人の、テンポの良いやり取りが続いていきます。
ネタの後半になると、ライブならではのアクシデントも発生。村本の問いかけに、中川が答えていくが、間違えて1つ先のセリフを言ってしまい、観客も思わぬハプニングに大喜びでした。
この1年の芸能ニュースを振り返るようなネタの後は、トークで熱く語ります。先程のネタで披露した内容に、お笑いに対する騒動をもとにしたネタがあり、なぜそれをネタとして取り上げたのかを説明。さまざまな芸能ニュースで取り上げられたが、本筋が語られなかったことを、漫才にしたかったとのこと。
他のネタについても、村本の強い思いが込められている事を話していましたが「その思いを言うのは俺のセリフなんやけど」と困惑する中川の本音も。
他には、福井県出身の村本が経験した奇跡の体験談を披露。福井と大阪を高速バスを使い、片道3時間かけて行き来していたとき、たまたま運転手と村本の2人だけの時があり、会話をする機会があったといいます。
その高速バスの運転手が、村本の出身地のスクールバスの運転手をしていたそうで、村本は小学校1年生の時、ぎゅうぎゅう詰めのスクールバスのドアに正面から半分に挟まれ、体半分が車外に出た状態でバスが出発してしまった体験を告白。
すると、高速のパーキングエリアで、運転手からコーヒーを貰い「大事な話があります。私、昔そのスクールバスで運転手をしていました。私が運転するバスをちょっと早めにドアを閉めるボタンを押したら、後ろに乗った小学生が挟まったことがあります」と、カミングアウトし「その時挟まったのは、私です!」「挟んだのは私です」と、がっちり手を"挟みあった"という展開に、会場も笑いが止まりませんでした。
普段から感受性が乏しいと言われる中川は、自分の息子がなんでこんな良い子に育ったのかと疑問に思うことがあったようで、ある日帰宅するとお嫁さんと息子が結婚式のDVDを観ていたときに、涙を流していたとのこと。
中川が「どうして泣いているの?」と聞くと「パパとママが、かわいくて、綺麗で嬉しくて泣いちゃった」と言う息子に「すごい良い子に育ったと思った」と、自分の息子ながら感心しきり。会場も「すごい」と言わんばかりのため息や声が漏れていました。
別の日には、焼肉屋へ家族で出かけたときに、会計時に子供用にガチャガチャができるメダルをくれたとき、息子へのいたずらとして「男の子用のは高くて届かないから、女の子用しかできないよ」と、わざと勧めたら本当に女の子用を回しだしたといいます。
さすがに申し訳なく思ったところ「明日、女の子の家に遊びに行くから、プレゼントに渡そうと思っていたから、最初から女の子用をやろうと決めていた」という息子に「俺はなんてクズなんだ」と、父親とは正反対の優しい子に育ったと村本も褒めていました。
そんな中川の息子のほっこりする話に対して「毎回の公演を録画しているから、お前が失敗したとこばかり集めて、息子に見せよう」と、村本が提案してしっかりオチをつけていました。
【ウーマンラッシュアワー】