「念願だった!」佐久間一行800ページ絵本『ふでばこ君』発売記念サイン会
「R-1ぐらんぷり2011」チャンピオンのピン芸人・佐久間一行にとって初の絵本『ふでばこ君』が、昨日4月5日に発売。これを記念して世界堂新宿本店にて50名限定のサイン会イベントが行われました。
「ふでばこ君」は佐久間が2015年1月から8月までTwitterに投稿し続けた1コママンガ。内容は、主人公の"ふでばこ君"と仲間たちの冒険ストーリー。
出来上がった本は、なんとページ数800ページの大ボリューム。とんでもない厚さになりました。
単独ライブは常に即完売の佐久間だけに、今回のイベント参加券も即完売。サイン会は、佐久間がその場で、本書に参加者の方のお名前とふでばこ君などのイラストを書き、握手、という内容です。
佐久間がイラストを描いている間、参加者の方々は、自分の好きなキャラや、好きな場面などについてトーク。初めて本についての生の感想を聞けた佐久間は「うれしい、ありがとうござます!」「へー!そうなんですか!」と終始うれしそうな様子でした。
イベント終了後佐久間は「絵本にしたいと思ってから1年以上、ずっとずっと念願だったので、それがようやく形になって、みなさんの手元に届いたというのが、本当にうれしいですね。
今日来てくれた方々からも『Twitterを見てて本になってほしいと思ってました』とか声をかけていただき、同じ気持ちだったんだなとありがたかったです」とコメント。
「好きなキャラとかも教えてもらったんですが、ふでばこ君以外にも"たてなが君"や"テプ子さん"が人気でしたね。
僕自身は、はさみ鳥のシーンで2つ好きなシーンがあるんです。読んでいただければわかると思うんですが、そこはやはり読んでもらえるとうれしいです。最近、時代の進化ですごく便利なものがたくさんありますが、でも昔はよかったなあとか、いろんな狭間で思うことがある人にはぜひ読んでもらいたいです」と語りました。
佐久間が言うように、本書は"文房具キャラの冒険ストーリー"でもありながら、実は時代の変化を感じさせる大切なテーマが盛り込まれています。みなさんは最近、文房具を使ってますか?
悪の軍団"文房軍"は、なぜ反乱を起こしたのか。文房軍たちの存在を脅かした現代の新たなモノとは......。
読み終わると、ふと手にしたペンや定規がちょっと愛おしくなる深い作品となっています。
イラスト以外に物語を補足する文章だけのページも時折出てきます。登場人物の紹介などストーリーテリングの役割を担っていますが、たまに出てくる佐久間らしいシュールで笑えるツッコミも必見です!
なお、毎年人気の単独ライブは今年、「佐久間一行SHOW2017『BOHOL(仮)』」と題して東京、千葉、大阪にて開催予定。「人生で初めて海外に行く!」と宣言し、仮の行き先としてフィリピンのボホール(BOHOL)を挙げるという前代未聞の試みの真っ最中です。ぜひこちらもご注目ください。
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●佐久間一行 Twitter https://twitter.com/sakuzari
●佐久間一行ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/sakuma_kazuyuki_blog
【『ふでばこ君』ストーリー】
空からふでばこ君めがけて三角定規やペンなどが乱暴に降ってくるところからスタート。痛くて泣きそうになっているところをはさみ鳥に助けられたふでばこ君は、真相を究明するため仲間たちとともに空へ向かう。
そこでは文房軍たちが文房具を投げ捨てていた。なぜそんな酷いことをするのか。さらにふでばこ君の旅は続く......
【佐久間一行】