岡崎朋美さんがアンバサダーに任命! 日本スポーツ振興センター『SPORTS JAPAN アンバサダー』任命式
4月12日(水)、東京・日本スポーツ振興センター(JAPAN SPORT COUNCIL)にて『SPORTS JAPAN アンバサダー』任命式が行われ、豊田まみ子さん、岡崎朋美さんがアンバサダーに就任しました。
柔道の谷本歩実さん、サッカーの北澤豪さんなどがすでに就任し、さまざまな活動を行っている『SPORTS JAPAN アンバサダー』。今回は新たに18人目のアンバサダーとして、パラバドミントンで世界選手権優勝など現在も現役選手として活躍されている豊田まみ子さんが、19人目のアンバサダーとしてスピードスケートでオリンピックに5大会連続出場された岡崎朋美さんが、それぞれ任命されました。
理事長の大東氏から任命書の授与が行われ、「これからスポーツを通していろんな活動をしていき、スポーツの楽しさをみなさんにお伝えすることができるといいなと思っています」(豊田さん)、「私の経験をたくさんの子どもたちに笑顔でいろんなことを教えていきたいなと思っています。また、夢や希望、感動など、いろんなものをいろんな形でアプローチしていき、世界に羽ばたいていってもらいたいという一心でがんばっていきたいと思います」(岡崎さん)と、それぞれ挨拶が行われます。
質疑応答で、オリンピックやパラリンピックを盛り上げるためにはどうしたらいいと思うか、またスポーツをもっと普及させるにはどうしたらいいと思うか、またアンバサダーとしてやってみたいことはあるかと聞かれると、豊田さんは「私はやっぱりもっともっとパラリンピックを盛り上げたいなと思っています。2020年の東京では、オリンピックとパラリンピックが一体感のある大会にしたいと思ってますので、まずはパラリンピックをみなさんに知ってもらうのが大切だと思っています。その活動のひとつとして、アンバサダーとして色々なスポーツイベントに参加させてもらって、パラバドミントンというスポーツがある、ということを参加者のみなさんに伝えていけたらいいなぁと思います」と抱負を語ります。
岡崎さんは、「世界と日本を比べると、どうしても日本って『メダルを獲らなきゃいけない』っていう、そういうのばっかりで。熱しやすく冷めやすいというか、世界だと(スポーツ選手が引退後もスポーツに携わって活動していくことが)ずっと根付いているのに、日本だとメダルを獲った人が10年後何をしているかというと、普通にサラリーマンをやっていたり......。もっともっと、メダリストたちはスポーツイベントに参加して、スポーツ界全体を盛り上げていってほしいなと思います。現役の選手は自分のやらなければいけないことに集中してもらって、引退した選手には地道に『時間があれば一緒にやろうよ』と声がけをしていきたいです」と、今後のスポーツ界全体を盛り上げるために必要なことをやっていきたいと熱く語っていました。
また、先日引退を表明したフィギュアスケートの浅田真央選手について聞かれた岡崎さんは「子どもたちからおばあちゃんまで幅広くみなさんの気持ちに残る選手だと思います。ただ、やるからにはとことん突き詰める彼女ですから、全身全霊で今までやってきて、どうしても自分の演技というものができなくなった時の辛さというものは人一倍自分の中で溜め込んじゃってると思うので、そういった部分に関しては開放してあげたいなっていう気持ちもあります。同じアスリートとして、自分で退くということも必要だと思いますし、彼女も言っていたように本当に通過点だと思います。彼女が引退した後も、プロとしての活躍の道もありますし、メディアなどでも活躍されるでしょうし、普及活動など他にもやることたくさんあると思うので、笑顔でいろんなことにチャレンジしていって、また真央ちゃんスマイルを見せてもらいたいなと思います。応援しています」と笑顔でエールを送りました。
今後、日本スポーツ振興センターの事業を通じて、「SPORTS JAPAN」の理念を実現させるべく活動していく豊田さんと岡崎さん。今後のお2人の活躍が楽しみです!