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2017年5月 1日 (月)

キングコング梶原ら考案のアホな新スポーツで白熱&爆笑! 『AHOSPO GRAND PRIX』レポート

4月30日(日)、東京・ヤマトフォーラムにて、『AHOSPO GRAND PRIX』(アホスポグランプリ)が初開催されました。


日本のお笑い文化を牽引する吉本興業と、アホなスポーツをつくらせたら世界一の"世界ゆるスポーツ協会"がタッグを組み、お笑いとスポーツをコラボさせた新スポーツを考案し、どれが一番「アホ」かを競う前代未聞のスポーツ大会。

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老若男女の約100名の参加者が集う中、アホなスポーツを考えたスポーツレンジャーとして、MC兼任の梶原雄太(キングコング)、しいはしジャスタウェイ(御茶ノ水男子)、大地洋輔(ダイノジ)、坂口真弓(怪獣)、小坂悠真の5名が登場し、拍手で迎えられます。


大地の「エイエイオー!」という勝どきに続いては、世界ゆるスポーツ協会の澤田智洋代表理事の音頭で、『ゆる体操』でゆるく体と緊張をほぐすとともに、10個のチーム分けも行われ、いよいよ競技開始。

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最初の競技は、しいはし考案の『SUSHI AWAY』で、シャリと寿司職人に分かれ、職人の持つネタを背中につけられたシャリは、その場で握り寿司となり、固まってしまうというルールです。
鬼ごっこや氷鬼に似たシンプルなルールだけに、逃げるシャリも追う職人も必死に走り、終始白熱となりました。

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次の小坂悠真考案の『GOD BREATH YOU』は、魂(ピンポン玉)を自陣の穴に入れないように、神の棒(ストロー)で息を吹きかけ、押し合う4人対戦の競技。
200m個人メドレーでジャパンオープン制覇といった戦績を持つ元水泳選手の小坂だけに、息継ぎ、呼吸が鍵を握りますが、周囲では「神様ー!」と叫ぶくだりが流行り、梶原の「ミキティー!」や大地の「黒柳さーん!」といったフレーズでも笑いが生まれました。

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3つめは、坂口考案の『トレンディバレー』。
バレーボールをベースに、OL4人と先輩OL1人の計5人がチームとなり、ゲーム中、肩にかけたカーディガンが脱げ落ちたら、先輩OLがそのカーディガンをかけてあげるまで動けないというルールです。
トレンディドラマ主題歌をBGMに、ちびっこや中年男性がOLに扮しながらも、ハッスルプレイが続出しました。

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続いては、エアギターで2度世界一になった大地考案の『エアホームラン』。
チーム内でピッチャー、キャッチャー、バッター、審判、応援などに分かれて繰り広げるいわば即興劇で、大地が「エアネス」「ホームラン感」「ドラマ性」「チームワーク」「声出し」の5項目で採点します。
大地の遺影を使って「ドラマ性」を高めたり、胴上げ、回想シーン、さらには大地に高得点を懇願するといったシーンもありました。

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最後の競技は、梶原考案の『ボケリレー』。
トラック1周を走る間にモノボケ用の小道具を拾い(拾わなくてもOK)、壇上でボケて、次の走者からツッコミが入ったらリレー成功となり、5人がリレーでつながるまでのタイムを競います。
「おじゃまします」「じゃまするなら帰って」といった吉本新喜劇風なボケツッコミもあれば、『SUSHI AWAY』の寿司ネタを手に取り「歯茎、ちぎれた!」といった芸人陣が感心するほど様々なボケパターンが飛び出しました。

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全競技を終え、一番「アホ」だと思った競技を考案した人の前に、参加者を並んでもらうと、一目瞭然でしいはしの『SUSHI AWAY』が優勝!
『アメトーーク!』の運動神経悪い芸人にも出演するほどスポーツが苦手なしいはしですが、この結果に「最初の競技だったので、その後、いろいろ盛り上がっていたし、"歯茎、ちぎれた"も『SUSHI AWAY』だったのにって思ったけど(笑)、覚えてくれていてありがとうございます!」と喜びのコメントをしました。

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最後は全員での記念撮影で締めくくられました。

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大会終了後の囲み取材には、大地と梶原が出席。
手応えを感じた様子の2人ですが、自身が考案した『エアホームラン』について大地は「1回ピークを迎えてダレるという(笑)、それも込みでエア感がすごいよかったなと。みんなどう楽しんでくれるのかなと思ったら、結構やる気になって、前のめりに楽しんでくれたので、ただ10チーム全部は長い(笑)」と振り返ります。


一方の『ボケリレー』を考案した梶原は「想定はしていたんですけど、ボケるというのは恥ずかしいんじゃないかなというのがあって、みんな自ら道具持ってボケて、ツッコんで、素晴らしかったですね」と満足げ。
さらに梶原は『ボケリレー』には深いコンセプトがあるとし、「日本人ってどうしても引っ込み思案な人が多くて、人をなじったりツッコんだり、いじったりする人がたくさんいるなかで、ボケるという姿勢が大事だなと、一歩目を出すって大事だなっていう思いを込めたスポーツです。今日来たお客さんは、全員が自分で踏み出せるみなさんでした」といった狙いも明かしました。

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東京オリンピックに向けた展開も期待できますが、「東京オリンピックというよりも、いつかアホスポオリンピックができたらいいなと思いますね」(梶原)、「アホリンピックね」(大地)といった大胆な構想が飛び出すも、「そこまでデカなったらMCは、ナインティナインにおそらくなるんではないかと(笑)」といった予想を描く梶原。


第2回大会に向けて誘ってみたい芸人について訊かれると、梶原は「名前で言うたら、とにかく明るい安村とか、アホスポには向いた名前ですよね。とにかく明るく、楽しくやりたいので」とし、相方・西野については、「全く(アホスポと)正反対ですよね(笑)。絵本描いてますから。でも、好きは好きだと思いますよ。西野にも話ししてみます」と含みをもたせます。
続く大地は、「楽しいので、うちの相方も全然やると思います。ただ、大谷さんの場合は、いろいろビジネスと絡めようとしますから。純粋にアホなことを金に出来ねえかなって(笑)」といった懸念も。


最後に、次の大会に向けて「みんながやってるのも楽しいし、考えた僕らが見るのも楽しい。第三者が見ていても楽しい。僕らだけじゃなくて、みんなが考えてもいいですよね」(大地)との展望を語りました。
次回の『AHOSPO GRAND PRIX』にご期待下さい!

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【ダイノジ】【大地洋輔】【キングコング】【梶原雄太】【しいはしジャスタウェイ】【御茶ノ水男子】【怪獣】【坂口真弓】