映画『パワーレンジャー』勝地涼&広瀬アリス&山里亮太が公開アフレコ! 山里のアドリブ"宇宙語"に注目
5月17日(水)都内スタジオにて、ヒーロー・アクション映画『パワーレンジャー』日本語版の声優を務める勝地涼さん、広瀬アリスさん、山里亮太(南海キャンディーズ)が取材陣を前に公開アフレコを行いました。
日本の特撮シリーズ"スーパー戦隊"の英語ローカライズ版として1993年から全米で放送スタートしたテレビシリーズ『パワーレンジャー』が、製作費120億円を費やし映画化。日本で生まれ、アメリカで育ったハイブリッド型ヒーローが、映画大国アメリカ・ハリウッドで更なる進化を遂げる! 映画『パワーレンジャー』は、7月15日(土)公開!
レッドレンジャー・ジェイソン役の勝地涼さんは「誰もが通ってきた戦隊ヒーロー、その中でもレッドレンジャーをやらせていただくのは光栄。でも僕がレッドでいいのかな?どっちかというとイエローやグリーン寄りなので(笑)」と笑いを交えながら喜びを。声優初挑戦となるピンクレンジャー・キンバリー役の広瀬アリスさんは「普段のお芝居とは違う感覚で、初日は落ち込みすぎて家で大反省会したくらい。でも、とてもいい経験になりました」と晴れやかな笑顔。そして、5人の新米レンジャーをサポートするおしゃべりなロボット・アルファ5役の山里亮太は、出演が決まった際に「最初"何色?"と聞いてしまった自分が恥ずかしい」と打ち明けながらも、「ちょこちょこ声のお仕事をさせてもらいましたが初めて正義のチームに入れました。本当にうれしいです」とロボット役とはいえ正義のヒーローの一員となれたことに大感激でした。
公開アフレコでは、ジェイソンたちとアルファ5の出会いのシーンなどを披露。アニメは経験あるものの実写の声優は初挑戦の勝地さんは、多くの取材陣の前でのアフレコに緊張し汗だく。声の仕事の経験豊富な山里は、舞台裏で「スタジオでやったことをみんなの前でやればいいだけ」とアドバイスをしたそう。ところが、いざ本番となると、勝地さんと広瀬さんは完璧だったものの、山里がアドリブでの"宇宙語"を忘れてしまいNGに。さらに勝地さんは「本番よりよかった」と監督から絶賛されたものの、山里には「うまくやろうとしなくていいから」とダメ出しが。山里は「偉そうに言ってたのに、俺、チョー下手なの」と先輩風を吹かせていた自分を恥じながら「役者さんは引き出しの数が違う。俺の場合、小箱が一個置いてあるだけだから。"お~はよ~ございま~す(天の声)"の声しかないから」と自虐で笑わせました。そんな山里がおすすするアルファ5の見どころは、元レッドレンジャーのゾードン(古田新太)と宇宙語で会話するシーン。「ドラクエの復活の呪文みたいなのをずっとしゃべってる。難しくて何が正解だったかわからない。全カットになってなきゃいいんですけど」とのこと。
また、先日のハリウッドのワールドプレミアに出席した勝地さんと広瀬さんは、現地での熱狂を目の当たりにし改めて本作に参加できたことへの喜びを。残念ながらハリウッド行きの声がかからなかった山里は「2人がハリウッド行ったって今知った。レッドカーペットの上を歩きたかった」と悔しさを口に。本作が大ヒットし、ハリウッドからお呼びがあったあかつきには、ハリウッドでの活動を目指しアメリカに渡ったピース・綾部祐二の名前をあげ、「綾部のバイトしてるカフェに行ってコーヒー飲んで、おつりで"パンでも買いな"って言ってやりたいですね」と野望を語りました。
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