抱腹絶倒の1時間!「ミキの1日漫才in沖縄 ミキと霜降り明星の4分漫才4本ずつとトーク」
5月27日(土)、よしもと沖縄花月で「ミキの1日漫才in沖縄 ミキと霜降り明星の4分漫才4本ずつとトーク」が行われました。
この日は「ミキの1日漫才in沖縄 ミキと霜降り明星の4分漫才4本ずつとトーク」「ミキの1日漫才in沖縄 ミキと霜降り明星の10分漫才2本ずつとコーナー」「ミキの1日漫才in沖縄 ミキの30分漫才とトーク」の、少しずつ変化をつけた公演が連続で開催され、初回を飾る公演だけあって4人の気力は十分。ステージに登壇してすぐにミキ・昴生の立ち位置について亜生のツッコミが入ると、霜降り明星の粗品も相方のせいやについて「収録のとき、せっかく椅子の位置を決めているのに無視しすぎ」と話し、その後昂生とせいやの暴露ツッコミが始まるなど、オープニングがただのご挨拶でなく、すでに4人のネタライブと化していました。
オープニング後はすぐに4分漫才がスタート。トップを飾るのは霜降り明星です。「ヤッターマンシリーズ」のドクロベエや坂田師匠のモノマネでせいやが会場を沸かせ、「実は相方もずっとモノマネしてるんですよ。この顔に注目してください」と会場にフリをかけます。「スプーンに写った小栗旬です」の回答に会場はまた笑い、上々の反応の中で「はじめてのおつかい」をテーマにした漫才を繰り広げ、観客を笑いの渦に巻き込んでいました。
次にミキが「亜生が感動した話」をテーマに漫才を披露。亜生の言葉の言い回しのボケに対して、昂生の早口のツッコミなど、力技が光ります。
続いて霜降り明星の「お寿司」をネタにした漫才がスタート。言葉遊びを上手くつなげたような内容で、粗品の渾身の一言は会場から笑いではなく「おぉ~!!」という納得の声を引き出していました。
交互に登場したミキは2本目に「料理の隠し味」をテーマにした漫才を披露。日本語の言い回しの難しさを上手く使ったネタに会場からはひっきりなしに笑い声が上がっていました。
霜降り明星は3本目にせいやの好きな「カラオケ」をテーマにした漫才を繰り広げ、「こんな盛り上げ役いやだ」「こんなカラオケ店あったらいやだ」というシチュエーションに、粗品が思わず観客が納得するようなツッコミを入れていました。
3本目のミキの漫才のテーマは「もし二人が水戸黄門に出演したら」がテーマ。殺陣を練習して決めポーズをとるはずなのに、まったく打ち合わせ通りに動かない亜生に苦しませられっぱなしの昂生の姿に、客席からは大きな笑い声が上がっていました。
霜降り明星の4本目のネタは「遊園地」。行列に並ぶカップルの話題やジェットコースター、パレードに出てくるスタッフの動きを面白おかしく表現していました。
そしてトリを勤めるミキの4本目は「衣装へのこだわり」をテーマにしたように見せかけて、まさかの借金ネタに転換。最後のオチに思わず拍手をしながら笑う観客の姿も見られました。
2組4本ずつの漫才を披露し終わり、エンディングのご挨拶。昂生がせいやに「漫才って言ってもよく動くなぁ。特に遊園地のネタとか」と感想をもらすと、「そういえば何でひとつしか振り付けがないスタッフさんの動きって、ツネさんの『右ひじ左ひじ交互に見て』なん?」と、まさかの振り付けへのツッコミが勃発。せいや以外の3人が「この振り付けにしよう」「いや、これのほうが遊園地っぽい」等、勝手に新しい振り付けを選び始めます。結局、せいやのたっての願いにより振り付けは変更されずに済んだのですが、「もうこの後通し券で見てくれるお客さん、『遊園地』って単語が出ただけでくすくす笑っちゃうじゃないですか」と落ち込み気味のせいや。それを受けて粗品が「3公演通し券買ってくれてる人~」と会場に呼びかけると、前列3列のほぼすべてと、会場中のあちらこちらから手が上がり、予想を多きく上回る人数に、呼びかけた粗品が驚いていました。
次の公演まで約1時間空くということで、せいやが「タコライス食べたい!」と発言。亜生が「何でタコ入ってないのにタコライスなんやろなぁ」と返したことで、昂生と観客のアドバイスにより「タコス+ライスでタコライス」だったことがわかり、全員すっきり。・・・したはずだったのですが、粗品がまさかの「でも、それだったら俺タコスのほうがいい」発言。昂生はじめ客席からブーイングを受けるワンシーンもありました。
最後に4人で前を向いて「このあと3本(ミキと霜降り明星のライブ2本、グランドパレスと藤崎マーケット、ミキ、霜降り明星が出る公演1本)あるけど、ゆっくり楽しんでってください。ありがとうございました!」と幕締めのご挨拶。1時間ずっと笑い尽くしの明るいライブは大きな拍手とともに幕を下ろしました。
【ミキ】【霜降り明星】