シンガーソングライター・間慎太郎 ニューアルバムを引っさげての全国ツアー東京でファイナル!
6月4日(日)東京・下北沢440にて、シンガーソングライター・間慎太郎がニューアルバムを引っさげてのツアー『間慎太郎 LIVE TOUR 2017~ふたつの願い事~』のファイナル公演を開催。3月25日(土)大阪を皮切りに名古屋、福岡、広島など全国7都市を巡ってきたツアーのラストを、ベースにspicy-marico、ドラムに石塚幸作を迎えての3人のバンドスタイルによるライブで締めくくりました。
ステージに登場した慎太郎は「こんばんはー!よろしくー!TOKYOー!」と挨拶し、「I LIKE YOU」「ダンシング シンギング」とバンドスタイルならではのビートのきいたナンバーからスタート。久々の東京でのライブ、会場はこの瞬間を待ちわびていたかのように盛り上がり、慎太郎は「僕たちのことを、どうぞチヤホヤしてくださいね。チヤホヤすればするほど、どんどんいい演奏になりますから」と笑いを交えさらにあおります。
MCでは、まずはバンドメンバーを紹介。ドラムの石塚幸作のTシャツを「どこでそんな柄のTシャツ売ってるん」とイジッたり、ベースのspicy-maricoは三宅伸治×間慎太郎のバンド"まりん歯科"からの付き合いで、spicy-maricoは看護婦の衣装、慎太郎はバイキンマンの扮装でギターをバイキンマンの棒に持ち替えツアーを巡った思い出話などを披露。
続いては、ツアー会場限定販売のニューアルバム「ふたつの願い事」からのナンバーを中心にお届け。心癒される「空に唄う」では、「ラーラララーララー」とコーラスを会場みんなで大合唱、ギターとベースの掛け合いがクールな「エブリディ!!」では手拍子で盛り上がり、「バウムクーヘン」はしっとりと切ないバラードを聴かせます。
ここからは慎太郎とspicy-maricoと2人のステージ。ギターをアコースティックギターに変えての「この部屋にて」、さらにブルースハープを加えてのブルージーなナンバー「ダミー」と新たな魅力あふれる曲を披露すると、会場から野太い声で「慎ちゃーん!」の掛け声が。
そして慎太郎1人のステージ。前日にコンタクトレンズのストックが切れたため、今日のライブのために眼科に行ったというエピソードを。診察まで2時間待ち、さらに30分待って視力検査を受けたものの、結果、視力は変わってなかったため、「こんなムダな時間ある?」と慎太郎。さらに「何がムダって、この話聞いてる時間が一番ムダ(笑)」と笑わせ、「そんな意味を込めて歌います。うまいこと繋げますなー」と自画自賛しながら、次の曲「カルテ」へ。ギターの弾き語りで2曲を。また、昨年リリースししたアルバム「この胸のざわつきを」から「五月になれば」を、「大事にしている曲です」とピアノ弾き語りで披露し、甘い歌声を響かせました。
後半は再びバンドスタイル。「ツアーファイナルにはこの曲を歌いたくなる」と「永遠歌」を熱唱。「遥か」ではサビの「泣いたり笑ったりしてゆこう」のフレーズをお客さんと一緒に大合唱。さらにノリのいい「Ryan」「Tell me baby」では、慎太郎の「踊れ!踊れ!」の声に、お客さんも立ち上がってダンス。熱気に応え慎太郎が客席でギタープレイを披露すると、会場はますますヒートアップし盛り上がりは最高潮。再び野太い声での「慎ちゃーん!」の声援が飛び交います。そして最後は、ニューアルバムのリード曲「ふたつの願い事」を思いを込めて歌い上げ、スタージを後に。
アンコールでは、お揃いのツアーTシャツに着替えた3人で「三日月」「BABY」を。興奮冷めやらぬ会場に、このままでは終われない慎太郎は「メンバーに内緒やで!1曲やって帰るわ」と、さらにもう1曲、ギター1本で「君のために」を演奏。そして最後の曲「今日の終わり...」をピアノ弾き語りで歌い上げると、「すごく楽しかったです。いいライブツアーになりました。ありがとう」と感謝を伝え、ツアーのラストを締めくくりました。
『間慎太郎 LIVE TOUR 2017~ふたつの願い事~』下北沢440 セットリスト
1.I LIKE YOU
2.ダンシング シンギング
3.空に唄う
4.エブリディ!!
5.バウムクーヘン
6.この部屋にて(with spicy-marico)
7.ダミー(with spicy-marico)
8.くだらないお話
9.カルテ(弾き語り)
10.逢いたい(弾き語り)
11.五月になれば(ピアノ弾き語り)
12.永遠歌
13.遥か
14.Ryan
15.Tell me baby
16.ふたつの願い事
EN1.三日月
EN2.BABY
EN3.君のために
EN4.今日の終わり…~淋しん坊の絵描きさん~(ピアノ弾き語り)