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2017年6月16日 (金)

木下航志の才能を映画プロデューサー・奥山和由が「最高」と絶賛!! 映画『クロス』プレミア試写会

6月14日(水)、東京・ユーロライブにて、映画『クロス』のプレミア試写会が行われました。
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脚本家・宍戸英紀が第39回城戸賞を受賞した本作は、映画プロデューサー・奥山和由と日本アカデミー賞優秀撮影賞受賞経験のある釘宮信治が共同で監督を務めたもの。あるジャーナリストによって集団リンチ殺人事件の加害者の現在が明らかになったことをきっかけに、もう1つの封印されていた忌まわしい殺人事件が呼び起こされていく官能サスペンス・ムービーです。

試写終了後、本作の音楽を担当する木下航志が、18名のゴスペル隊、編曲と作詞を担当した藤井康一さんとともに主題歌「Just a Closer Walk with Thee~輝く明日へ僕は歩く~」を熱唱すると、会場からは大きな拍手が起こります。
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ここで、主演の紺野千春さん、山中聡さん、Sharoさん、秋本奈緒美さん、前野えまさん、ちすんが登壇します。
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MCより「本作のテーマは贖罪。自己紹介とともに、懺悔をお願いします」とのオーダーを受けた出演者のみなさん。まず、紺野さんは「お越しいただいて、ありがとうございます。たくさんの名作が上映されているユーロスペースでこの作品が上映されることに感謝しています」と感謝を述べながら、「真理子と一緒に弱さや心の闇、欲望を生きました。とても辛い撮影でしたが、キャストのみなさんに支えて演じ切ることができました」とコメント。「懺悔......懺悔ですか」と戸惑いながら、「7月1日の公開から最終日まで、私は毎日登壇させていただきます。これが......懺悔かな?」と話すと、客席にいた奥山から「なにそれ!」とツッコミが入ります。
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「斎藤工です!」と本作にも出演している斎藤さんの名前を挙げながら、「まず1つ。工くんじゃなくてごめんなさい!」と陳謝した山中さん。「今日、みなさんのところに僕の舞台のチラシが入ってるんです」と切り出して、MCから「早速、宣伝ですか?」と指摘されると「ごめんなさい!」と再び懺悔します。
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Sharoさんも「この映画公開のタイミングでライブを行うということで、Twitterなどでの告知にありがたく便乗させていただきました。ここで懺悔したいと思います。すみませんでした」と謝りつつ「そして、ありがとうございます!」と感謝します。
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「来週で14歳になります」と挨拶した前野さんには、「おめでとう!」とのお祝いと拍手が。「私の懺悔は、お父さんに絶対に飲まないでって言われたウーロン茶を飲んじゃって、ごまかすために水道水を入れちゃったことです。お父さん、ごめんなさい!」と明かすと、客席から「かわいい~!」との声が挙がりました。
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秋元さんは「紺野さんは透明感のあって、雰囲気をまとっている方。そんな中で、私は人間臭さを注入させていただきました。音楽も素敵ですし、素晴らしい作品に参加できました」と挨拶。懺悔については「生まれてこのかた、したことがございません!」とキッパリ言い切りつつ、「と、うそぶくことを懺悔したいと思います」とウィットな発言で会場を和ませます。
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主人公・真理子の同僚である歯科助手を演じたちすん。「みなさんが大変な役をされている中で、私は意地悪なことを言いながら楽しく演じることができました」と挨拶します。
さらに、「懺悔......。米山歯科で2日間、撮影していて、歯医者さんである米山先生と意気投合しすぎて、撮影が終わってすぐ(呑みに出かけて)マッコリ5合を、2人で呑んでしまったことを懺悔したいと思います」と豪快なエピソードを披露しました。
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奥山は、客席に座っている本作関係者1人ひとりへ丁寧にお礼を述べます。
木下へは「木下くんは最高でしょ。曲をつくる時には、僕と音楽監督の永島さんでここはこういうシーンだよと説明しながらつくっていったんだけど、こうして欲しいという言葉に応えてくれて。(制作は)楽しかったよね?」と呼びかけ。その言葉に、木下は「得るものは大きい仕事でありました。奥山さんには感謝しております」と返します。
また、奥山から「ストーカーのようなエネルギーで引っ張ってくれたから映画化が実現した」と言われた宍戸さん。「4年間かけて、ようやっとできました。感慨無量で、素晴らしい1日です」と、これまでの過程を思い返すように言葉へ思いを込めて話していたのが、印象的でした。

映画『クロス』は、7月1日(土)よりユーロスペースほか、全国順次公開。ユーロスペースでは上映期間中、同劇場と同じビルにあるLOFT9にて7月3日(月)に木下航志がライブを開催。また、紺野千春が連日劇場に登壇します。そのほか、詳細は公式サイト(http://cross2017.com)をご覧ください!