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2017年6月23日 (金)

流行語・ニュース・SNS...よしもと漫才劇場を盛り上げたアレコレを一挙表彰!「2017年上半期おもしろAWARD」大賞はヘンダーソン・子安の手に

6月14日(水)、よしもと漫才劇場にて「2017年上半期おもしろAWARD」が開催されました。SNSで話題を呼んだ投稿や、楽屋を賑わしたニュースなどなど、漫才劇場を舞台に繰り広げられた今年上半期のアレコレを、ジャンル別にドーンと表彰していこうというこのイベント。満員のお客さんが見守るなか、いよいよ開演の時間がやってきました。

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MCを務めるのは、アインシュタイン・河井といなかのくるま・ちろる。舞台上には、既にたくさんの芸人が終結し、各AWARDの発表を待ちかまえています。

まずは「流行語AWARD」からスタート! ちろるに名前を呼び上げられたノミネート芸人たちが1組ずつ登場、ピンスポットライトを浴びながら流行語フレーズを披露していきます。

エンペラー・西山のネタ中でのフレーズ「もうええっちゅうねん」、

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電氣ブラン・MCヴァニによる、ネタのオチ前でのフレーズ「ざいまーす!」、

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見取り図のネタ「対義語ゲーム」からオチのフレーズ「まだまだやろう」「もうええわ」、

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定番のあのツッコミが改めて再評価されたトットのフレーズ、ボイスパーカッション後の「うまいんお前や!」、

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ツートライブ・周平魂の「彼といえばコレ、コレといえば彼」とされるフレーズ「ニュアンス」の5組が舞台へ。

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トットと見取り図は、本ネタのフレーズということもあり、「このネタ、もうでけへんようになる」(盛山)とクレームも。トットのふたりは「2011年からやってるのに...」と戸惑いを隠せません。西山も、3年ほど前から使っているフレーズのため、「なぜ今?」と不思議顔です。MCヴァニの相方・藤村は、このフレーズについて「見て見ぬふりをしている」とキッパリ。周平魂は「2007年から言ってます」と、ノミネートの中でも最古のフレーズであることを主張!? 意味をきかれると「それはニュアンスですね」と謎の答えで煙に巻いていました。

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「流行語AWARD」に選ばれたのは、西山です! 「僕ですか? 3年前のフレーズですよ?」と驚きながらも喜ぶ西山。一方、あんなにノミネートを嫌がっていた盛山も、なぜか悔しさを感じている様子。やはりせっかくなら選ばれたい!というのが人情なのか...続く各賞へ、芸人たちのやる気にがぜん火が点いた、かもしれません!?

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ふたつめの賞は「イベントタイトルAWARD」。単独ライブを中心に、趣向を凝らしたイベントタイトル5本がノミネートされました。ジュリエッタ単独ライブ「ジュリエッ単〜春はあけぼの。俺らの頭ん中のお花畑にピクニックでもしに来なよ、ランチバスケット持ってさ〜」、ビスケットブラザーズ単独ライブ「かつてマフラーと呼ばれたおばさん〜同時上映〜青く優しく」、ツートライブ単独ライブ「THE・ニュアンス」、アインシュタイン・河井ゆずるトークライブ「声、枯れるまで。」、きみどり単独ライブ「芽吹く」です。

舞台へ呼び込まれた藤本は、「心外だなぁ...。かっこいいと思って付けてますから」と言いつつ、しっかりギャグでアピール。

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ビスケットブラザーズのふたりは、「こんな大きなイベントに呼んでいただいて...」と感無量。

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先ほどの「流行語AWARD」にも登場した周平魂のフレーズが、そのままイベントタイトルになったツートライブは、意外な裏話も披露。

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舞台の中央にたたずみ恥ずかしそうな河井は、大自然・里のあのいい声でタイトルコールされ、ますます居心地が悪そうに...。

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きみどりの「芽吹く」は、非常に真面目な思いを込めたタイトルだそうですが、ちろるからは厳しいツッコミが入り、複雑な表情を浮かべるふたりでした。

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「イベントタイトルAWARD」に選ばれたのは、「声、枯れるまで。」! 拍手を浴びながら、河井は「わかりました。変なタイトルには『〜』とか『。』が付いている」と、諦めと悟りの境地(?)でコメントしていました。

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まだまだAWARDは続きます。お次は「インスタグラムAWARD」。今回は、動画に絞ってノミネートが決定されました。アインシュタイン・稲田の「サンドバックをひたすら殴る稲ちゃん」、ゆりやんレトリィバァの「ある中国少女の願い」(スケジュールの都合で欠席)、)、ダブルアート・真べぇの「霜降り明星・せいやへのドッキリ」、ヘンダーソン・子安の「とくに支持の多かった3作品」の4組です。

本人が登場し、映像がスクリーンに映し出されると、客席はそのたび爆笑の渦に。中でも子安の狂気に満ちた映像には、場内騒然となりました。あまりの恐怖に、MCからのインタビューも子安に一極集中! 「病んでないですよ!」と叫ぶも空回り感が否めない子安に、爆笑が広がります。

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「インスタグラムAWARD」を受賞したのは、もちろん子安! 後日、喜びの動画をあげると宣言していたので、要チェックです。

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続いては「おもしろ顔AWARD」の発表です。信頼と安心の実績から選ばれた稲田、

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よくよく見たら顔も髪型も変との声多数な馬と魚(スケジュールの都合で欠席)、突如のイメチェンで急浮上したミルクボーイ・内海、

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SNS上で話題となっている吉田たち・ゆうへい、

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おもしろキメ顔が票を集めたツートライブ・周平魂、

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ネームバリューなど関係ない純粋な実力でノミネートされたロックンロールブラザーズ・重本の6人が舞台へ!

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稲田は「選ばれるのは素敵なことですよね」と前向きなコメント。内海にはあちこちから「社長!」の声がかかり、「角刈りにしてから週に一度は美容室に行っている」「店名は『スマート』」などなどマル秘情報も明かしていました。ノミネートに不満を爆発させるゆうへいは、「男前ランキングにも入ったのに!」と主張。しかし、ゆうへいの実力(?)を見い出したリリーのインスタグラムには、「いい表情のゆうへい」がたくさんアップされているとのことです。周平魂は、ここぞとばかりにキメ顔を連発。盛山からセルライトスパ・肥後に似ていると指摘された重本は、ふたりそろっておもしろ顔を披露するひと幕も...。

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激戦を勝ち抜き、「おもしろ顔AWARD」に選ばれたのは内海! 「もう散髪に行っても、恥ずかしがらず注文できます」と受賞を喜びました。

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イベントもそろそろ終盤に。「おもしろニュースAWARD」では、漫才劇場で繰り広げられたさまざまなニュースをピックアップします。空前の将棋ブーム到来 in 漫才劇場のキーマンとなったデルマパンゲ・広木、

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居酒屋「こっちこっち〜」をオープンさせ話題となったダブルアート・真べぇ、

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作家の吉岡さんと結婚・新たな命もまもなく誕生するという中山女子短期大学夫妻、

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今まで楽屋に入る勇気がなく、劇場の通路等で着替えをしていたものの、今年ついに大楽屋デビューを果たしたいなかのくるま・木佐、

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つい最近、急にギターを始めた見取り図・リリーがノミネートされました。

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広木は周平魂とともに将棋ブームの先駆けとなったようですが、実は「自分と周平魂が一番弱い」と真実を告白。真べぇの居酒屋オープンについて、相方のタグは未だ認めていない様子で、ここぞとばかりに不満をぶつけます。夫婦揃っての出席となった中山女子短期大学は、幸せいっぱいの笑顔でのろけ話も。「今では大楽屋にリュックを置いています」と胸を張ったのは木佐。ギタリスト・リリーについては、相方の盛山から「腰にピックをぶらさげている」といった情報も寄せられました。

「おもしろニュースAWARD」を勝ち取ったのは、中山女子短期大学夫妻! 周囲からのキスコールに応え、熱い口づけを見せつけるなど、幸せいっぱいの2人に当てられっぱなしのひとときとなりました。ちなみに予定日は10月10日だそう。無事に元気な赤ちゃんを産んでくださいね!

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この日、一番の盛り上がりを見せたとも言える「ヤバイやつAWARD」は、ノミネートされていない芸人も入り乱れての暴露大会に!? 数多くの奇行が支持されノミネートされたからし蓮根・伊織、激痛エピソード多数により選ばれたネイビーズアフロ・皆川、主にお金のトラブルでスポットライトを浴びたマユリカ・中谷、各方面から絶大なる支持を得てノミネートされた霜降り明星・せいや、「挙動がおかしい」「いつもビールを片手に持っているみたいなマイムをしている」などの意見が寄せられたコーンスターチ・松本が舞台に上がります。

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全員が「なぜ自分がここに立っているのかわからない」といった表情ですが、舞台上の芸人たちはみな納得の表情。ツートライブ・たかのりらが明かす皆川の痛いエピソードに、客席の皆さんはドン引き。ところが、さらなるエピソードを紹介すべく名乗り出たプリマ旦那・河野は、なぜか不発に終わり、気づけば「ヤバイやつAWARD」のノミネートに加えられてしまいます。祇園・木崎は、伊織から単独イベントのゲストに呼ばれた際の事件を証言。伊織がひとりで30分しゃべってから木崎が登場する予定でしたが、ほんの13分ほどで呼び込まれてしまい、大変な目にあったとか。どういうわけか時計もしておらず、舞台袖に戻り携帯で時間を確認したという衝撃エピソードも飛び出していました。

盛山からは「ずっとインスタLIVEやってる」と、こちらもノミネートされていないラフ次元・梅村への推薦(?)も。なんと1日に7回も配信しているそうで、もはや中毒ともいえるヤバさが笑いを呼んでいました。中谷は、全く笑えないお金のエピソードが次々と暴露され、相方の阪本が明かした驚愕の事実には出演者たちも戦慄! せいやは「ヤバイやつと言う言葉は、霜降り明星ではNGなので」と謎の言い訳でノミネートから逃れようとしましたが、相方・粗品のフォローと見せかけての告発にあえなく撃沈。自称「めちゃめちゃ普通」な松本のヤバすぎるエピソードももちろん続々。ついにタイムアップ...のタイミングで、先ほど「インスタグラムAWARD」に輝いた子安までが駆け込みでノミネート!? なんとそのまま賞を勝ち取り、二冠を達成しました。しかし、当の子安は「俺は知らん」と言い放って舞台を後にしようとするなど、またまた謎の行動に...。

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ここまで紹介されたさまざまなAWARDの中から、いよいよグランプリが発表されることに。選ばれたのは...ぶっちぎりで子安! 「これは名誉なことなんですよね?」と何度も確認しつつ、やはり嬉しそう。その姿が見る者に新たな恐怖も感じさせ、最後まで爆笑と戦慄がないまぜになったままエンディングとなりました。

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個性豊かな芸人たちの、個性豊かなAWARDが出揃った上半期の結果、いかがでしたか? 果たして下半期は誰がどんなAWARDに輝くのか? 引き続き、よしもと漫才劇場にご注目ください!



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