水泳の楽しさを学ぶ! 「吉本発! 笑スポ! 水泳クリニックin田辺公園プール」開催!!
6月24日(土)、京都府京田辺市で「吉本発! 笑スポ! 水泳クリニックin田辺公園プール」が開催されました。これまでにも内容を変え、度々行われている同イベント。今回はミサイルマン・西代、女と男に加え、アテネオリンピック200mバタフライ銅メダリスト・中西悠子選手、FAふるさとアスリートでフィンスイミング日本代表・山階早姫選手が登場し、参加者たちとトークショーやクリニックで盛り上がりました。
まずはトークショーから。会場となった施設2階のスペースは、参加する親子で超満員。そこに西代が登場。大きな歓声が起こります。「水泳好きな人〜? オリンピック目指してる人〜? ちょっと泳ぐん苦手やけど水の中にいるのが好きな人〜?」と会場に呼びかける西代。そして「今日はみんなで笑いながら水泳を好きになっていただきたいと思います」とあいさつ。早速コーチ紹介です。まずは中西悠子選手、そして山階早姫選手が登場。会場は大きな拍手に包まれます。
あとでみんなに中西選手のメダルを触ってもらいます、と西代が発表すると、子供たちから歓声が。そして笑スポ!なので、まずはお笑いを見てもらうということで、女と男が登場します。子供から「なんかノリノリやな」とツッコまれる市川に会場中が爆笑。そのあと和田ちゃんには「わ〜だちゃ〜ん!」コール。市川は「いちかわぁ〜...」と若干微妙なものの、一応コールを返してもらい、ネタに入ります。刑事ドラマのネタですが、子供たちも入ってきて大いに盛り上がる会場。歓声と笑い声が飛び交います。
ネタのあとは、選手たちのお話に。中西選手が3回オリンピックに出たと聞いた子供たちは「お〜ッ!」と声を上げます。そして中西選手は4年生で初めてオリンピックに行きたいと思い、19歳でその夢を叶えたとのこと。西代は、今日来ているみんなもオリンピックにいける可能性は十分にあります!と会場に声をかけます。そしてオリンピックへ出るためにどういうことが大切か、中西選手からアドバイスが。「一番は練習することが大事」と中西選手。あとは自分に何が足りないか考えて練習すること、と話します。
そして中西選手は柔軟性が武器ということで、その体の柔らかさを披露。客席からどよめきが起こります。「体が柔らかければ、故障もしにくい」と中西選手。体が硬いと泳ぎが小さくなる、柔軟性があればバテてもずっと腕を回し続けられる、と話しました。和田ちゃんは中西選手のマネをして子供たちに肩甲骨を触らせようとしますが、「(肩甲骨が)出てない!」とぶっちゃけられる始末。またまた会場を盛り上げていました。
山階選手は「当たり前のことを当たり前に。やりたくないことも当たり前にこなせるようになれば」と子供たちにエールを送ります。中西選手も「夢や目標を持つことが大事、何年生で何秒、こういう大会に出たいというような具体的にかなえられるものをクリアしていく、夢と目標どっちも持つのが大切」とアピールしました。
そこから、みんなが書いた目標カードを発表する時間へ。「オリンピック金メダル」「体を大きくしたい」「水泳教室で一級になる」など、市川が会場を回って、みんなから手渡されたカードを読み上げると、そのたびに大きな拍手が起こりました。
そのあとは、中西選手への質問コーナー。現役時代は試合前に何をしていた?ヤメたくなったことは?小学生のころのタイムは?など、ちびっ子たちからの問いに、中西選手はひとつずつ丁寧に回答していました。ラストは選手と子供たち全員がハイタッチをして会場からプールへ。中西選手のメダルに触れた子供たちは大興奮でした。
場所をプールに移しての水泳クリニック。準備体操のあと、まずは「着衣泳」の時間です。服を着た状態で水に入ってしまった場合、どうすればいいのか?また助ける方法、心臓マッサージなども合わせて、レクチャーされました。着衣の状態で水に入った市川は「服を着ているとうまく泳げない」と話し、西代も「みんな覚えてください!」と着衣泳の大切さを伝えていました。
そのあと、レベルに応じてコースに分かれ、クリニックがスタートしました。クラスは、四種目泳げる、クロールならできる、まだバタ足などの初心者、という3つ。笑顔で子供たちに声をかける和田ちゃん、子供の手を取ってアドバイスを送る市川、体を使って楽しく教える西代と、それぞれのやり方で子供たちと水泳を楽しんだ3人。中西選手、山階選手もわかりやすく一流アスリートの泳ぎをみんなにレクチャーしていました。
ラストは、AとBの2チームに分かれてのレースです。Aチームのリードで終盤を迎えましたが、市川がボケている間にみるみる差が詰まっていきます。「早く!」と声がかかりますが、なかなかちゃんと泳がない市川に子供達が水をかけてブーイングです。結局、勝負はアンカー対決に。西代と中西選手のデッドヒートに会場中が盛り上がりました。最後は選手から「がんばってください!」と子供たちにエールが送られ、内容盛りだくさんのクリニックは終了しました。
【ミサイルマン・西代】【女と男】