今年の夏も盛り上がる!「河内家菊水丸 河内音頭・盆踊りツアー2017出陣式パーティー」開催!!
6月25日(日)、「河内家菊水丸 河内音頭・盆踊りツアー2017年出陣式」が行われました。会場は昨年と同じくシェラトン都ホテル大阪。4階の「浪速の間」には大勢の人が詰めかけ、華やかに出陣式が行われました。
恒例となっているこのパーティー。まずは黄金の太鼓が打ち鳴らされ、その見事なバチさばきに会場からは拍手が起こります。そして菊水丸が登場。「河内音頭の一節から聞いていただきます。よろしくお願いいたします」の声で拍手が手拍子に変わります。「イヤコラセ〜ドッコイセ」の掛け声に続き、「今日が出陣、盆踊り、どうぞみなさんご贔屓によろしくお願いいたします」と菊水丸の歌声が響くと、会場中が大きな拍手に包まれました。
歌が終わり、改めて菊水丸のあいさつです。甲状腺がんの手術をして、ちょうど4年半。これから一つの区切りの5年に向け、寛解に向かってのスタートラインに立つことができた感謝を込めて、改めて会場に頭を下げました。そこから来賓のあいさつがスタート。吉本興業田中副社長のあとに登場したのは、西川きよし。菊水丸が17歳で初舞台に立ったときにトリを務めたというきよしは、菊水丸を「不死鳥みたいな人」と評します。そして実は日にちを間違えて昨日会場まで来ていたことを話し、会場の笑いを誘っていました。それからも来賓のあいさつや、菊水丸講演会から東日本大震災の被災地へ義援金の贈呈などが行なわれました。
そして4年半前、菊水丸の手術を担当した大阪警察病院の鳥正幸先生もあいさつに登壇。もうすぐ5年経つことで「役目を果たせたのかな?」とこれまでを振り返ります。そして、これから10年、20年活躍する目処はついたんじゃないかと思う、と力強いエールを送りました。続いては角界から貴乃花親方夫婦がステージへ。二人からも菊水丸へ暖かなメッセージが送られ、会場から大きな拍手が起こりました。
ここで鏡開き。「よいしょ、よいしょ、よいしょ!」の掛け声で木槌が振り下ろされ、会場には太鼓の音と大きな拍手が響きます。続いて、来賓のひとことスピーチの時間。錚々たるメンバーが菊水丸にメッセージを送ります。そのなかには、おなじみの芸人たちの姿も。
オール阪神は話が長く、司会者からツッコまれたとボヤき、笑いを誘います。菊水丸はアクティブにいろんなことに挑戦していると話したのは大平サブロー。吉本新喜劇の安尾信乃助は「毎年呼んでいただいて本当にうれしいです...か?」と得意のギャグを披露します。ラストはハイヒール・リンゴ。ずっと立って待っていたことで「来年からは着席にしませんか?」とステージ上から提案するなど、芸人たちのトークで会場は盛り上がりました。
続いて乾杯です。ステージ上の来賓、観客全員がグラスを手にし、大きな声で「乾杯!」。同時に太鼓とギターがメロディを奏で、会場中が拍手に包まれました。それからも来賓の歌あり、激励ありのメッセージが菊水丸に送られ、大いに盛り上がりました。
途中で行われた囲み取材では、「4年半は一つの区切り、5年目へのスタートに向けて気が引き締まる思い」と話した菊水丸。執刀医からお墨付きをもらったこともあり、テンションが上っていると上機嫌です。しかし、ここまでやはり長かったとのことで、「あと半年ということで、なんとかここまでこれた」と吐露。声帯が無くなるといわれてから、もし声帯を残せるなら例え地球の反対側でも行くという気持ちだったと話し、「それが吉本から5分のところに先生がいたんです」と笑わせます。そして、今日の来賓のスピーチから時事ネタを含めいろんなヒントをもらえたとのことで、「櫓でいろんな音頭を歌っていきたい」と今年の夏に向けての抱負を語りました。
後半は麗しい女性来賓のあいさつに続いて、菊水丸が店舗・webのコマーシャル曲を担当したオリックス生命の「バクバクおんど」を生歌で披露することに。公式キャラクター「BAKUBAKU」を手にした菊水丸は、この歌がインターネットでも簡単に見られることを紹介。4月に録音したそうですが、生で歌わせてもらうのは今日が初めてと話します。司会者が、この「バクバクおんど」は、音楽や踊りを通して自然とコミュニケーションが生まれる機会を目的としていること、年齢を問わず楽しめる音頭調の曲であることを説明し、早速歌がスタートです。菊水丸は「バクバクおんどでバクバク、不安をバクバク食べちゃうぞ」とノリノリで歌声を響かせ、「この夏、櫓の上でも披露したい」と話し、大きな拍手を浴びていました。
そして「これからエンディングに向けて、河内音頭大盆踊り大会です、そろそろやらせていただいてよろしゅうございましょうか」という菊水丸の声で、会場は大歓声。太鼓の乱れ打ちから盆踊り大会へ突入します。菊水丸の歌声に合わせ、ステージ前では参加者たちが踊りをスタート。やがてその踊りの輪は会場中に広がっていきました。最初は眺めているだけだった人も、気がつけば踊りの輪の中へ。一足早い盆踊り大会は会場中を巻き込んで盛り上がりました。
歌い終わった菊水丸は、もう8月14日、15日がきたような感じだったと、盛り上がりに満足気。そして、もう一度バクバクおんどを歌うことを告げ「今の雰囲気のまま総踊りでシメたいと思います」とアピール。二度目のバクバクおんどは最高潮の盛り上がりで、見事に出陣式を締めくくりました。最後は菊水丸が参加者をお見送り。大盛り上がりの出陣式は終了しました。
この夏も京阪神を始め各地で、自慢ののどを響かせる菊水丸。夏の風物詩、菊水丸の河内音頭でこの夏も盛り上がりましょう!
【河内家菊水丸】