「トット・祇園の前で漫才を披露 NSC・YCCお笑いオープンスクール」
6月25日(日)に、NSC・YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)大阪校にて、「お笑いオープンスクール」が開校されました。
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はじめに登場したのは、本日のMCダブルヒガシ。オープンスクール初MCの2人、参加者に自分たちのことを知っているかと聞くと「You Tubeでネタを見たことがある。」という方が何名かおり、大東は「電波がもったいない」と恐縮していました。東は「来年NSCに入学したら、僕らの5年後輩になる。僕らも早く売れないと。」と焦りを見せていました。
「お笑いオープンスクール」はNSC・YCCの両方で役立つ、ネタのつくり方・アイデアの出し方をプロの漫才作家さんに教えていただき、最後にはゲストの前で、実際に漫才を披露してもらうという体験型のワークショップ。ここからは、漫才作家の藤田曜さんにマイクを渡し、漫才のネタ作りのポイントを教えていただきます。漫才の簡単な流れの例として藤田さんが挙げたのは、「提案して、やってみる」というかたちのもの。「こんな○○があったら流行るんじゃない?」→「面白そう、やってみよう」→「こんなん流行るか」という流れ、例えば「○○カフェがあったら流行るんじゃない?」というネタをつくるとしたら、○○の部分は、自分が本当にあったら行きたいもので考えてみる。そうすることでアイデアが浮かびやすくなるとのこと。テーマがもし「時代劇カフェ」になったとして、次に考えることは「あるあるを集める」こと。
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「時代劇」と「カフェ」それぞれのあるあるをひたすら箇条書きにして集めて、ボケになるものを探してみる。カフェでよく見かける風景、これが時代劇カフェならどうなってしまうのか?2つを掛け合わせて面白くなりそうなこと、話が膨らみそうなところを見つけることが、ネタ作りのポイント。
ここからはいよいよ実践。即興でコンビを組み、漫才のネタ作りがスタート。藤田さん、そしてMCのダブルヒガシの2人も各コンビのところに行き、アドバイスをおくります。ネタが完成したコンビはさっそく立ち稽古をおこない、本番に備えます。
ネタ作りの時間が終わり、ここで本日のゲスト、トットと祇園が登場。2組には審査員となっていただき、参加者のネタを見てもらいます。出番終わりで「ホッカホカの状態」だという4人、審査員の席に移動する際に、トット桑原はわざとコケるボケをしたり、祇園木崎は参加者の席に座るなどボケを連発。これに対し祇園櫻井は「みんなメモしとくように!」と呼びかけ、会場を和ませます。
参加者たちのネタは、どのコンビも完成度が高く、ゲストの2組も大爆笑。
大学生の友達同士のコンビのネタの感想を聞かれたトット多田は「ツッコミの間がよかった。勉強になった。」とまさかの感想。小学生のときからの同級生だということに対し桑原は「5年目越えてから武器になる。」と謎のエールをおくりました。
同じく小学生からの同級生だというコンビのネタを見た木崎は、「なにか1枚羽織ったほうがいい。」と薄手のTシャツ1枚の男性の服装への感想が。ネタとは関係ないので、MCが感想を櫻井に振ると、なんと櫻井もまったく同じ感想をメモしていたことが発覚。「暖色系が似合いそう」という木崎のアドバイスで、大東のピンクのジャケットを着せてあげていました。
すべての漫才を見終え、「トット賞」「祇園賞」そしてMCの「ダブルヒガシ賞」が発表され、それぞれのコンビに賞品が渡されました。最後に全員で記念写真を撮り、「お笑いオープンスクール」は終了しました。
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【トット】【祇園】