ロバート・秋山扮するおもちゃクリエイター・安来我楽、たまごっち誕生秘話を語る!?『たまごっち20しゅーねんお祝い夏まつりたま祭』
7月22日(土)、東京・バンダイ本社ビルにて、たまごっちの20周年を記念した『たまごっち20しゅーねんお祝い夏まつりたま祭』が行なわれ、ロバート・秋山竜次が扮するおもちゃクリエイター・安来我楽が出演しました。
拍手で迎えられ、やぐらに上がった安来は「ありがたいよね、20周年でこんなに集まってくれてるんだから」とうれしそう。早速「さっき紙コップがあったから目と口を書いて、手をつけて、面白いおばけのおもちゃができました」と、手作りの新おもちゃを披露して観客の気持ちをつかみます。
"たまごっちの生みの親"でもある彼だけに、「最初は卵を売ろうとしてたんですよ。シンプルに卵を温めてニワトリにするっていう育成ゲームを作ったんですけど、上層部に叱られまして(笑)」と、たまごっち誕生秘話を告白しました。
絶好調のトークのあとは、質問コーナー。子供から質問されると、やぐらを降りて親身に耳を傾けます。
「作ったおもちゃの中でいちばん気に入ってるのは何ですか?」という質問には、「たまごっちの原型になった"木の塊の玉"かな。木を丸く削っていってボトンと落とすと重たい音がするのよ」と独創的な感性が垣間見られる答えが飛び出します。さらに、「おもちゃっていうのはおもちゃ売り場にあるとは限らない。例えばザルとかボウルにビー玉入れて回すだけでもおもしろいじゃないか。でもザルはおもちゃ売り場にはないだろう?」と遊びゴコロの極意も熱弁。集まった子供たちも夢中です。
続いて行なわれた真剣じゃんけん大会では、「とにかく真剣にやろう。じゃんけんって楽しいじゃないですか。それを今、じゃんけんに勝ったら景品がもらえるものだと、厚かましい考えをする人が多すぎる」と呼びかける安来。そこで、純粋にじゃんけんを楽しむことをコンセプトにしたじゃんけん大会を行なうことに。安来の音頭でじゃんけん大会がスタートすると、会場中がじゃんけん勝負に熱くなって大盛り上がり! 会場中に笑顔があふれます。
真剣な勝負によって、勝者3人がやぐらの上へ。すると安来は「これはあくまで、オマケです」と念を押しつつ、安来のサイン入りの新発売たまごっちをプレゼント。受け取った方々は大喜びしていました。
「今開発中なのが、たまごっちの進化版"小腹が空いたら食べられる厚焼きたまごっち"」と、実物を披露した安来。そして「みんな、おもちゃを楽しむことを完全に分かった目をしている」と満足そうに会場を見渡し、観客とハイタッチをしながら会場をあとにしました。
【ロバート】【秋山竜次】