ロバート・秋山、小中学生の受講者に「幼なじみと仕事するのも悪くないよ」とアドバイス!?『ラフ&ピースツアー 2017』東京会場
7月30日(日)、吉本興業株式会社東京本部にて『ラフ&ピースツアー 2017』が開催され、お笑いの講師としてロバートが登場しました。
『ラフ&ピースツアー』とは、次世代のエンタテインメント分野での人材育成を目指して、中高生を対象としたエンタメ業界の第一線で活躍するプロの方々とよしもと芸人による1日完結型の体験ワークショップ。「マンガ」「アニメ」「声優」「ボーカル」「ダンス」「お笑い」「ライブスタッフ」「スポーツ」などの各コースについて1日学び、最後はステージで披露します。また、ツアーの集大成として、来年2018年4月に開催される『島ぜんぶでおーきな祭―第10回沖縄国際映画祭―』にて制作した作品やパフォーマンスを発表する予定となっています。
1回目となった本日は、ダンス、お笑い、ボーカルといったエンタテイメントを学ぶパフォーマーコースとライブスタッフコースを開講。そんな中、「お笑いワークショップ」の講師としてロバートが登場すると、受講生から大きな歓声が挙がりました。
「お笑いの根本をやらせていただきます」と挨拶した秋山。山本に「そんな難しいことはやってません」とたしなめられるも、「お笑いってなんだろうって考えると、オレ達だなって」(馬場)「アジアのお笑いは僕らが回しています」(秋山)とボケて笑わせます。
秋山に「ストリートでダンスやってたんだよね? 群馬のダンスを見せてあげなさいよ」と、ムチャぶりされた山本。秋山のボイスパーカッションに合わせてダンスを披露し、拍手を受けるも「マジでやっている人たちの前で恥ずかしくてしょうがねぇよ!」と恥ずかしそうに話しました。
「今日はいつもやっていることをやろうと思います」と説明する秋山。「僕はわかりもしない単語を使って、ノリでことわざを言う"雰囲気ことわざ"っていうのをやっています。しっかりしてないとできないってことじゃない」と言いながら、「例えば、"とうそつごにして、ぎ、はいぞうにとす"とかね」と古文のようなニュアンスの言葉の羅列を言って笑わせながら、「しっかりしたものでないと、やっちゃいけない訳じゃない。まず、やってみることが大切」と説明します。
受講者は、ロバート自身のライブ『ロバート企画』の人気企画「ムチャぶり紙芝居」に挑戦。こちらは、秋山が思いつきで言った本当にあるかのような紙芝居のタイトルに、山本が1週間でストーリーと絵5枚を完成させて紙芝居を完成させるというもの。見本として、これまで完成した11作品の中から最新作「バード兄弟となめにくいハッカのキャンディ」が披露されると、受講者は大爆笑!
「クオリティを求め始めるとキリがない」という秋山。山本は「1週間後にはお客さんの前に出さなきゃいけない。絵も下手くそですけど、それなりに頑張ってつくってます」と制作の苦労を明かしました。
本日の思いつきタイトルは、「少年と魔法のサスペンダー」。紙とペンが配られると、受講者達は早速、紙芝居づくりに取りかかります。消極的になってしまって輪に入れない受講者には、スタッフが「やったもん勝ちだよ。やってみようよ」と笑顔で声をかけて、一緒につくり始めました。
制作の途中で、「オレの考えた遊びをやってもいい?」と言い出した秋山。「今日はダンサーやシンガーの方もいるけど、考えたのは"ナイロンDJ"っていう遊び。DJって機材がないとできないけど、ナイロンDJなら機材がなくてもできる」と言いながら、取っ手付きチューブファイルのつるつるの面を爪でこするスクラッチ方法を発表すると、ドッと笑いが。
「これ、幼なじみ(であり、相方の)馬場と小学生の頃からやってました」と明かす秋山。馬場が「地図帳のざらざらを使ってね?」と相づちを打つと頷きながら、「小学生の頃やってたネタなんだけど、未だにネタ番組とかであれやろうぜってなる。だから、みんなももう1回、小学生の頃を思い出してもいいのかもしれない」と呼びかけました。
限られた時間での作業となりましたが、完成作を数人が発表。オリジナリティに溢れるものから、芸人を主人公としたもの、人気アニメをモチーフとしたものなど、さまざまなアイデアが散りばめられた個性的な作品ができあがりました。
「やりきって見せることが大事。あと、幼なじみと仕事をするのも悪くはないよ」とアドバイスした秋山。最後に「暑いので脱がせてください」と言いながら、Tシャツを用いて梅宮辰夫さんの体ものまねを披露すると、大きな歓声と拍手が起こりました。
『ラフ&ピースツアー 2017』は今後、沖縄、北海道、大阪などで開催予定。詳細は公式サイト(http://www.laughandpeace.org)をご覧ください!
【ロバート】