スーパーオートバックス大宮バイパス店11周年×大宮ラクーンよしもと劇場イベント3周年~コラボレーション企画~
9月30日(土)、埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場にて「スーパーオートバックス大宮バイパス店11周年×大宮ラクーンよしもと劇場イベント3周年~コラボレーション企画~」が開催され、囲碁将棋、えんにち、ブロードキャスト!!、サカイスト、GAG少年楽団、タモンズが出演しました。
タイトル通り、スーパーオートバックス大宮バイパス店の11周年と、大宮ラクーンよしもと劇場の3周年を記念して行われたコラボレーション企画であるこの日のイベントでは、日頃よりお笑いライブを開催しているスーパーオートバックス大宮バイパス店にお世話になっているメンバーが集結。みんなでスーパーオートバックス大宮バイパス店の11周年をお祝いしました。
満員のお客さんが見守る中、最初に登場したのはMCの囲碁将棋。続いてえんにち、ブロードキャスト!!、サカイスト、GAG少年楽団、タモンズも登場し、舞台が一気ににぎやかに。
まずはみんなでスーパーオートバックス大宮バイパス店にまつわる思い出トークから。結成20周年のサカイストは、今年スーパーオートバックス大宮バイパス店に出演した際、シークレットでお祝いのケーキが運ばれてくるというドッキリがあったそうなのですが、それを事前に知らされていたお客さんがドッキリに緊張しすぎてネタが全然ウケなかったという本末転倒なエピソードを披露。また、9月にヨイショマンで3回も出演したというGAG少年楽団は「僕らの本来の姿はそれなんです」と豪語し、笑わせます。
続いてそれぞれがネタを披露することに。スーパーオートバックス大宮バイパス店の店長さんから「車に関するネタをやってほしい」とのリクエストを受けた彼らですが、「そんなネタある?」と聞かれたアイパー滝沢は「え~と、ありません。でもがんばります!」と意気込みだけは熱いようす。同じことを聞かれたブロードキャスト!!は、「何千個もあります。車のネタだけで」と、えんにちとは対照的にネタの豊富さを豪語していました。
最初のネタ披露はタモンズ。「テレビの緊急速報に納得いかない」と話す安部が、さらにパンダに嫉妬してパンダ人気に文句を言い出し......という、車になんの関係もない内容のネタが続いていたのですが、最後に唐突に車ネタをぶち込み、そのあまりの強引な車ネタの入れ込みようが逆にウケるという結果に。
続いてはGAG少年楽団。財布を拾った宮戸の心の中の天使と悪魔をそれぞれ坂本と福井が演じるのですが、坂本の天使ぶりと福井のキテレツな悪魔ぶりが笑いを誘います。
3組目は囲碁将棋。カラオケで盛り上がる歌は何?という話題から『はたらくくるま』の歌が盛り上がると主張する根津が『はたらくくるま』の歌を歌いだすのですが、その歌詞がピンポイントすぎる内容で......。と、きっちり車メインのネタを披露していました。
続いてはえんにち。「車のネタがない」と話していたアイパーですが、実際にこの日披露したネタは「刑事ドラマが好き」という話題から、刑事が車で犯人を追うという設定の漫才を披露。こちらもちゃんと車ネタになっていました。
ブロードキャスト!!は、スキーやスノボでは恋が生まれそうという話から、スキー場での出会いを演じ、そこからカップルで車に乗る設定に......というスムーズな流れで車のネタを披露。さすが「車のネタだけで何千もあります」と豪語するだけある(?)ブロードキャスト!!。
ネタのトリを飾ったのはサカイスト。こちらもカップルでドライブデートという設定はブロードキャスト!!と同じだったのですが、サカイストはそれだけではなく、デンペーがオートバックスの店員さんのモノマネを披露したり、ネタの中にもオートバックスの店長が出てきたりと、よりスーパーオートバックス大宮バイパス店に寄った特別なネタを披露し、笑いを誘っていました。
続いてはスーパーオートバックス大宮バイパス店のCMに出演したGAG少年楽団のCMをまとめて紹介するコーナーへ。
CMでは撥水加工スプレーの検証実験に宮戸のメガネを使ったり、ヨイショマンやタイヤを背負った謎の動物(坂本)が出てきたりと盛りだくさんの内容のCMが流れ、お客さんだけでなく芸人も思わず見入っていました。
最後のコーナーは、「1日店長争奪戦! オートバックス一言PR」。これは、5組が5つのテーマの中から1つを選び、テーマに沿ったキャッチコピーを考案。うまくPRできたコンビが「1日店長になれる」というもの。
テーマははクジを引いて抽選で決めたのですが、ここでアイパーが箱の中から「なにかの白い粉を引く」という、ちょっとヤバめ(?)なネタを仕込み、お客さんを沸かせます。
そんな小ネタをはさみつつ、無事全組のテーマが決まったところで、できたコンビから順番にキャッチコピーを提案することに。
最初はタモンズ。テーマであるクイックエコリペアに関するトークを披露し、最後に「車のキズはだませるよ」というキャッチコピーを披露すると、その流れのスムーズさと秀逸なオチに思わずお客さんから拍手が起こります。
えんにちのテーマは「オリジナルCM」。即興でスーパーオートバックス大宮バイパス店のオリジナルCMを披露し、そのCMの決めゼリフとして、キャッチコピー「打倒!タイヤマルゼンのCM」を披露。あえてライバル会社のCMを意識したCM&キャッチコピー作りで異彩を放っていました。
ブロードキャスト!!は、「お笑いバックス」(スーパーオートバックス大宮バイパス店のお笑いイベント名)をテーマに、"箱の中身はなんでしょね"ゲームをモチーフにしたネタを繰り広げ、最後に「店長どこでもかけつけます!!」と、店長をいじったキャッチコピーで笑いを誘います。
サカイストは「車検」をテーマにトークを繰り広げますが、最終的には「シャケンフレーク」という、完全にただのダジャレなキャッチコピーを披露していました。
最後に披露したのはGAG少年楽団。コーナー序盤、「お腹が痛いのですみません」と退場した福井、坂本の2人でしたが、代わりに(?)ヨイショマンとガリガリ大魔神が登場。登場するなり「盛り下げてやる!」といきなり叫び、客席に乱入するガリガリ大魔神にお客さんはどよめきますが、そんなことには一切気にも留めず「今から5秒以内でハンガー通り抜けをやります!」と、テーマである「タイヤ」のキャッチコピーとはまったく関係ない持ちネタを披露します。
続いて「ガリガリしりとり」をやるといい出すガリガリ大魔神。「何を言われても細いもので返す」と豪語するガリガリ大魔神ですが、なかなか思ったようにはうまくいかず、苦戦します。最後に宮戸が「タイヤ新品保証で2年間盛り上がり間違いなし!」というキャッチコピーを紹介したものの、ヨイショマンの「ヨイショ」やガリガリ大魔神の傍若無人な振る舞いに気を取られ、肝心のキャッチコピーがあまり耳に入ってこないという残念な結果に。
お客さんの拍手で1位を決めたのですが、圧倒的な差でタモンズが優勝し、見事一日店長の座を射止めていました。
エンディングではシマッシュレコードが登場し、スーパーオートバックス大宮バイパス店のテーマ『タイヤモンドだね』をみんなで歌います。
引き続き、これからもお笑いライブイベント「お笑いバックス」を開催し続けてくれる(であろう)スーパーオートバックス大宮バイパス店。ステージや客席も店長自らが作ったという手作り感あふれるアットホームなお笑いライブが気軽に楽しめるスーパーオートバックス大宮バイパス店を、3周年を迎えた大宮ラクーンよしもと劇場ともどもよろしくお願いします!
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