最新ニュースインタビューライブレポート

« いろはに千鳥DVD第5弾発売!12/2(土)番組初公開収録イベント決定! | メイン | 渡辺裕太プロデュースコントライブ vol.2 「レモンとえだまめ」12月に神保町花月で開催決定! »

2017年10月18日 (水)

キングコング・西野、美術家の淀川テクニックさんとの共同制作を宣言! 12月9日より『やんばるアートフェスティバル』が開催決定!!

10月18日(水)、都内にて『「やんばるアートフェスティバル2017-2018 ヤンバルニハコブネ」開催決定記者会見』が開催され、仲程長治さん、椿昇さん、淀川テクニックさん、キングコング・西野亮廣、崎山一葉さん、金島隆弘さんが出席しました。
20171018233413-9554a7c42eef7edd3379ffc69d58804ba716e232.jpg
"ヤンバルクイナ"などの希少動物が生息する自然に満ちた沖縄本島北部「やんばる」地区。2016年に国立公園に指定され、2018年の世界自然遺産登録に向けて機運が高まっている同地区を舞台に、現代アートや沖縄の伝統工芸などを展示する『やんばるアートフェスティバル』が、12月9日(土)より来年1月8日(月)まで開催されることになりました。

MCを務めた崎山一葉さんは、沖縄の言葉で「みなさま、こんにちは。よろしくお願いします」と笑顔で挨拶。同じくMCを担当する同フェスアドバイザーの金島隆弘さんは「沖縄でここまでの規模のアートフェスは初めてと聞いています。日本国内でいろんな芸術祭があって、都市型と大自然の中で行なわれるものと大きく2つに分かれていると思うのですが、やんばるの自然を背景に、みなさんがどのような展示をされるのかが楽しみです」と期待を寄せました。
20171018233117-56985507b195245d6ceeafba772891206c92751c.jpg
その後、同フェス総合ディレクターで写真家・アートディレクターの仲程長治さんより、本フェスティバルの説明が。「僕たちが子供の頃っていうのは、やんばるは簡単に行けない場所でした。今回、展示を行う大宜味村立旧塩屋小学校という廃校が方舟のように見えることもあって、そういうタイトルを付けたんですけど、総勢48名のアーティストが教室で新しいアートの種を埋めてくれるのは素晴らしいことです」と、展望しました。
20171018233143-61de514a79bae4b70d7715e4906637a88ab6f0f0.jpg
20171018233142-79c210be9c610b023877b5452409661f552fddb9.jpg
突如、「結果を出します!」と宣言した西野。やんばるには『オルゴールワールド』の制作期間で訪れたことがあるそうで、「森を描きたいなと思って行って。モデルは大石林山で、そこに生えている植物が絵本にも書かれています」と説明しつつ、「1人で行って夕方までいたんですけど、全然退屈しなかった。ずっといられるくらい楽しかったですね」と、やんばるの印象について話しました。
20171018233206-d96fc1f62c9324b03379b8b395d604d7ed25b4f0.jpg
方舟というメッセージに共感したという芸術家の椿昇さんは「今年は生き延びていくための作品をつくっていて、今回のテーマが方舟だというお話を伺って、僕がやっていることと同じだなと思った」とコメント。やんばるの印象については「ヤンバルクイナしか知らなかった」と正直に話しますが、「沖縄というのは重いものもある。アーティストとしては(そういう地での作品展示は)難しいところですが、コンセプトの整理がついたので参加させていただくことにしました」と語りました。
20171018233222-fee5b2f37a2b4fc4e1f5befb3ca866ca65bc568d.jpg
大阪・淀川の漂着物(ゴミ)で、作品をつくっている美術家の淀川テクニックさん。「ゴミは誰かが一度使った記憶が入っているもの。まだ(アイデアは)探せていないんですけど、沖縄にも海があって人がいて、いろんな漂着物があると思うので、面白い作品を作れたらなと思っています」と語り、フェス期間中、沖縄に滞在して制作することを宣言。「まずは素材を集めないといけないんですが、僕だけではできないですし、一緒にゴミを拾ってくれる同士もいるんじゃないかなと思うので、いろんな交流の中で作れたら」と話すと、「僕の絵本『エントツ町のプペル』の主人公はゴミ人間なんです。だから、淀川さんとコラボしてゴミ人間をつくります!」と言い出した西野。「こういうと断れない」と言われた淀川さんは「言っちゃいましたねぇ」と返しつつ、「誘われたらなんでもやりますよ!」と快諾します。
20171018233249-9b833a29af99334bb348fdf44d0cae076d6809b7.jpg
西野は「完成したものをお届けするのも素晴らしくて面白いけど、僕は誰かと一緒に作るのが好き。バーベキューみたいなことが好きなので、僕もなるべく滞在したいし、自分のことを面白がってくださる方に『やんばる行こうぜ!』って声をかけて、みんなでゴミ拾いしたい。そういうの、宝探しみたいで面白いですよね?」と続けつつ、「アイデアはないんで、淀川さんに丸投げです!」とキッパリ。「あ、あとで相談を......。でも、受け止めますので」と包容力を見せた淀川さんでした。
20171018233317-ced7b137434caf1cdb0e0fa960b8ac8e1cfa733d.jpg
取材陣からは、フェスを観に行く人に沖縄でのオススメのお店やスポットを聞かれた面々。「道の駅は?」「やんばるスパ街道っていうのもありますよ」など出る中、淀川さんは「名前はわからないんですけど、山の上にあるジェラート屋さんがめちゃくちゃ美味しかった。建物もすんごいです」と、椿さんは「ヤギ汁は強烈。"ヤギ汁 ヤバい"で検索してください」と薦めます。
西野は「那覇なんですけど、おじいちゃんが1人で切り盛りしているお店」と答えて「おじいちゃんが一緒に呑んでくれるんですけど、最初に酔いつぶれるので、その後やってきたお客さんのアテンドをしないといけないんです」と強烈なエピソードで笑いを誘いました。
20171018233347-844a604147de26a36853e8d3c72eca2f507b168e.jpg
20171018233346-a2e76c7470edd6621686507050f7f9200004ef3d.jpg


【西野亮廣】【キングコング】