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2017年10月29日 (日)

審査員長不在のピンチ!?6秒間に芸人が魂を込めた大阪チャンネルpresents「6秒で笑わせろ!ロク-1グランプリ」決勝大会が開催!

大阪・関西独自のカルチャーを日本全国に発信する映像配信サービス「大阪チャンネル」で、10月20日(金)〜29日(日)の期間、世界で一番短いお笑いグランプリ「6秒で笑わせろ!ロク-1グランプリ」を特設WEBサイトおよびYouTube上で開催しました。ルールは「6秒の動画で笑わせる」という極めてシンプルなもので、吉本芸人60組がエントリーし、再生回数を競い合いました。

 

最終日の10月29日(日)に吉本興業大阪本社で、再生回数が多かった上位10組の決勝大会が行われました。優勝者には、「時給換算にして6億円」の賞金100万円が贈られます。

 

上位10組は、アインシュタイン、アキナ、かまいたち、サバンナ高橋&ダイアン津田、つぼみ、NONSTYLE井上、ミキ、見取り図、ゆりやんレトリィバァ、和牛です。

 

生放送がスタート。しかしMC陣内智則、審査員長・板尾創路が悪天候のため飛行機が遅れ、間に合わないというハプニング。代わりに決勝大会進出者でもあるかまいたちがMCを、審査員はNMB48の渋谷凪咲、白間美瑠と、人気YouTuberヒカキン似のデカキンさんが務めます。

 

決勝進出者のラインナップを目にしたデカキンさんは、サバンナ高橋&ダイアン津田の組み合わせに「見たことないですもんね」とレア度に期待を膨らませ、渋谷は「すごい顔が面白い」とアインシュタインの名を、白間は「芸人さんの中にアイドルが」とつぼみが気になると、それぞれの注目を挙げます。

 

1本目は、アキナです。山名曰く、「モノマネに、哀愁を取り入れました」という『ノーリアクション火綿チャレンジする山口タツヤとそれを見守る城島シゲル』。濱家は、「同じ出演者でライバルですけど、何回も見ました」と好反応。渋谷も「永遠に見ていたい」と大笑いです。

 

2本目はNONSTYLE井上による『奇跡の前屈』で、デカキンさんは「どういう意味だったんですか?」とポカン顔。白間も「言ってくれないとわからない」と、少し手厳しいコメントでした。

 

3本目はアインシュタインの『ゾンビの襲撃』。手を叩きながらデカキンさんは、「高得点ですよね」と6秒の短い映像にも編集を加えた、制作熱意に心動かされた様子。

 

4本目は、"よしもと発めっちゃオモロイアイドル"つぼみ。放送現場にメンバーも登場し、「9人いるので、自己紹介だけでも時間が足りない」と内容構成に苦労したと言い、「オチに注目してほしい」とPR。タイトルは『ジャン負け鼻フック』。同じアイドルとして白間は「体を張ってますね」と健闘ぶりを讃えていました。

 

ここで陣内がようやく登場、かまいたちに代わってMCを務めます。なぜか同じ飛行機だったはずの板尾は現れず、陣内によると「行方不明」とのことで、審査員長不在のまま進行していきます。

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5本目は、サバンナ高橋&ダイアン津田の『マネキンチャレンジ』。「優勝したらみなさんに、スー!を差し上げます」という津田がオチを決めます。渋谷は「最後の止まった顔が面白かったです」と、顔をほころばせていました。

 

6本目は再生回数1位の、ゆりやんレトリィバァ。「広瀬すずです」とボケて「調子乗っちゃって」と自身のギャグと共に現れたゆりやんは、「キャラかぶっとんねん」と審査員の渋谷&白間にマイナスアピール。陣内からは「二足歩行だけや、かぶってるの!」とキツいツッコミを受けます。「100万円に目眩んでますんで」というゆりやんの作品は『クラスに絶対1人はおるやつ』で、凛々しい眉毛を活かしたネタ。そのクオリティに「よう、決勝に来たな」と陣内はちょっぴり呆れ顔ですが、隣のデカキンさんは「大ファンなんですよ」と興奮気味。審査を1歩リードの気配です。

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7本目はミキの『お兄ちゃんに文春砲!?』という、来るべき日に備えたもの。かわいらしいオチに白間は「兄弟の仲の良さが出ていました」と微笑みます。

 

「板尾さんは来るのでしょうか?」と陣内が心配を口にしながらも、8本目は見取り図『大発見!アルプス一万尺の流れでビンタをしたらバレない!』。デカキンさんは、「すごい自然! 企画力がすごい」と着眼点をベタ褒めです。

 

9本目は和牛の『漫才師の衣装』。「漫才師のプライド、誇り、意地」を見せた内容ということで、渋谷は「命懸けの6秒でしたね」とコメントを寄せます。

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10本目は、「キングオブコント2017」王者のかまいたち。濱家の特技を盛り込んだ『マジック』を見て渋谷さんは、「さすがチャンピオンという風格がありました」と高評価。一方、デカキンさんは「キングオブコントを見ていたので、手を抜いたのかなと思いました」と物足りなさを隠しませんでした。

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審査員長が参加していないという異例の事態のまま、すべての動画作品の審査が終了。優勝発表の前に、「大阪チャンネルPR動画への出演権」が与えられる特別賞が発表されました。インターネット、twitter上で著しく評判の良かったものに贈られます。選ばれたのは、おたまじゃくし『事件』でした。カット数の多さに「力の入れようが違いますね」と渋谷、「これぞ、6秒の使い方」と陣内が感想を述べました。

 

ここで、ついに板尾創路が到着。「一緒の飛行機におりましたよね?」と陣内が不思議がると、「台風で前が見えなかった」と空白時間を弁解する板尾。衣装に着替えながら動画チェックをしたという審査員長。特筆してゆりやんのものに「後にどうなるかなと思わせる、奥行きがあった」という映画監督の顔を持つ板尾らしい視点の評価をしていました。

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いよいよ審査発表の時です。「優勝は、前田五郎」とひとボケ挟んで、ゆりやんの名前が告げられました。ゆりやんは「月並みなんですけど、脂肪吸引に使います」と、100万円の使い途を笑顔満開で答えていました。

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放送終了後、優勝者の囲み会見が行われました。「ビックリしました」と優勝の喜びを伝えるゆりやん。眉毛ネタについて「ほんとにクラスにいるのか?」という疑問が記者から投げ掛けられると、ググッと眉頭を下げ再現、床に計算をはじめ「いないのでは?」とおどけて大爆笑を巻き起こします。

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構想時間に関しては、「3年ぐらい掛かりましたね」と重々しく口を開き、熟考を加え「いろいろ考えて、10年ぐらいは掛かったかも」と温め続けた上での披露と語りました。100万円の使い途は「脂肪吸引はやめて、脂肪注入を」と、優勝に弾みをつけてかさらにビッグになるのを宣言したかと思えば、「2週間で"8"痩せたんです。8グラム!」と真逆の報告をするほどテンション高め。「常に100%全力です」と、どんな時にも"笑い"に対して手を抜かないスタンスを見せ、優勝の喜びを噛み締めていました。

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各出場者の6秒動画は「6秒で笑わせろ!ロク-1グランプリ」特設WEBサイトよりご覧頂けます。

 

【板尾創路】【陣内智則】【かまいたち】【アキナ】【ゆりやんレトリィバァ】【渋谷凪咲】【白間美瑠】【つぼみ】