なんばグランド花月が12月21日(木)、ついにリニューアルオープン!「RE-OPEN記念特別公演」出演者ラインナップを発表!
なんばグランド花月が、9月下旬からの大規模改修工事を終えて、ついに12月21日(木)にリニューアルオープンすることが決まりました! リニューアルオープンを迎えるにあたり、吉本興業105年の歴史の原点であり初心でもある、「お待たせしました!」、「いらっしゃいませ!」の心と、最高の笑顔でお迎えいたします。
12月21日(木)開催の「RE-OPEN記念特別公演」に先立ち、出演者ラインナップが12月7日(木)、よしもと西梅田劇場にて発表されました。なんばグランド花月のリニューアルオープンを飾るのは、看板や人気者が一堂に集う公演の各公演選抜出演者。朝の部、昼の部、夜の部の三公演を開催し、各公演とも豪華な出演者勢揃いの口上で幕を開けます! さらに、この日は関西4劇場にて合計約100人の芸人が出演!
この日、桂文枝、オール阪神・巨人、吉本新喜劇座長の内場勝則、辻本茂雄、海原やすよ ともこ、さや香という、RE-OPEN記念特別公演に出演する面々がよしもと西梅田劇場に集合しました。
まずは、桂文枝から挨拶です。「落語家となり51年が経ちますが、なんば花月は原点です。旧なんば花月でしたが、師匠の元へ弟子入りをお願いしたのもなんば花月でした。その後、テレビの仕事が忙しくなってちょっと劇場を休んでいたこともあったんですが、リニューアルしたなんば花月にまた出演するようになりました。そこで芸を磨き、いろんな自分の会もやらせていただきました。そしてまたリニューアルオープンすることができ、まだ劇場は見ていないですが、どんな劇場になっているのか楽しみです。とくに楽屋がすごくよくなったと聞いてます」と笑顔がこぼれます。「前の楽屋は窓がなくて、外が見えなかったので、まるで牢獄...ではないんですが(笑)、牢獄にいるような感じだったんです。でも、リニューアル後は各部屋が非常に過ごしやすい雰囲気になっているそうで」とご満悦。さらに「ロッキングチェアー、アンド、テレビ...」と続け、「なんで急に英語なんですか?」、「ほんまにロッキングチェアー、あるんですか?」とほうぼうからツッコまれていました。
しかし阪神が「噂によると、壁紙を張り替えただけらしいと聞きましたよ。あと、手洗い場、ネジが緩んでましたでしょ。そのネジを巻き直しただけやと...」と妙な噂も!? ほかにも「冷暖房が各部屋、自分で温度調節できるらしい」、「ドアに小窓が付いていて、そこから出前が届くらしい」など様々な憶測が飛び交い、皆さんが出番前に過ごす大切な場所だけに、興味津々の様子でした。
オール阪神・巨人からもなんばグランド花月への想いが明かされました。「NGKは、漫才が本当にやりやすい劇場なんですよ。だから、それ以上にやりやすくなっているのかなと思うと楽しみです」と巨人。このたび、なんばグランド花月がリニューアルオープンするということで、関西には4つの劇場が存在することに。かつて、なんば花月・うめだ花月・京都花月の3館時代に1日8ステージをこなした経験があるふたりは、当時の思い出を振り返りました。
「ちょうど漫才ブームの時でしたね。僕らは、『関西で劇場を守りなさい』と言われていました」と当時を懐かしそうに語りました。さらに、リニューアルオープンのなんばグランド花月には「威厳のある劇場になってもらいたい」とも。「各劇場、違う色があっていいと思います。例えばよしもと西梅田劇場はライブ感。そしてNGKは威厳のある劇場に。新しい、雰囲気のある劇場になったらいいなと思っています」と語りました。
海原やすよ ともこは、21日(木)のトップ出番! やすよ ともこは「一番手に出させていただきたいとお願いして、いつもは若手が出るんですけど、無理やり入れさせてもらいました」と、まっさらの舞台に一番乗りで立つことが今から楽しみで仕方がないようでした。ともこは「関西に劇場がたくさんあるのはうれしいこと。劇場に出てさえれば、M-1もすぐ出場できると思います!」と、M-1ファイナリストのさや香にエール。やすよ ともこのトップ出番をうらやましそうに聞いていたのが阪神・巨人。「ええなぁ〜」と巨人がいうと、すかさずやすよが「取らんといてくださいよ!」と牽制。しかし阪神が小声で「前説、前説がある」と諦めきれない様子!?
夜公演での出演が決まっているさや香からもコメントが。石井が「こんな師匠がたと並ばせていただいているという時点で、脳がまったくついていっていないんですが、なんばグランド花月は、僕らはまだ立たせてもらったことがない状態でして。でも、小さい頃から憧れていた舞台に出させていただけるということで、精一杯やらせていただこうと思っています」と意気込みを。
かたや新山は、「このたび、M-1の前に『人生が変わるかも』ということで、後輩に散々おごってお金を使ってしまったんですが、7位という中途半端な順位に終わってしまいました。NGKに立たせてもらい、もう一度力をつけて、そして巨人師匠にもうすこし高い点数をつけてもらえるようにがんばります!」と決意を新たにしていました。
続いては、新喜劇座長の内場と辻本からも挨拶が。このたび、2大座長が本公演で共演を果たすのはおよそ7年ぶり! 辻本は「7年前は多分、内場さんのところに僕がゲストで出させていただいたという形だったので、がっつりとは絡んでないんです。今回のように、ボケとツッコミふたりでずっと新喜劇の舞台に立つのは何十年ぶりになると思います。僕は、なんばグランド花月建築中に吉本に入ったので、なんばグランド花月と共に育ってきたと言っても過言ではありません。だから、こうして内場さんと共演できるのが本当に楽しみです」としみじみ。内場も「内場・辻本で新喜劇の真骨頂をお見せしますので、NGKで『わろてんか』と」と、出演中のNHK連続テレビ小説もしっかりPRしました。
新喜劇の台本はすでにできているそうで、内場が暮らすマンションを舞台に、田舎から出てきた辻本が繰り広げるドタバタ劇。「落ちる階段など、仕掛けは一切使いません。内場さんと僕の掛け合いが中心で進んでいきます。そのために、ネタはちゃんと詰めました」と辻本。出演者は芸歴25年以上のベテランがほとんどで、最年少は吉田裕。「こんなこと、新喜劇ではほとんどないこと」とも。
さらに、年末年始特別興行と、新春顔見世興行についても発表されました。年末年始は各劇場が4公演行うことで、1日におよそ1万人動員が可能に! 年末年始は毎日、関西だけで1万人のお客様を笑わせることになります。これを受けて、文枝は「1万人も入るということは、すごいことだと思います。今年1年、いろんなことがあったと思うのですが、笑って今年を終わらせていただきたいと思います。笑い納め、そして笑い初めは、吉本の劇場へいらっしゃ〜い!」と軽快にむすびました。
年末年始は、リニューアルしたなんばグランド花月や各吉本の劇場で、ぜひ大笑いして年忘れ&初笑いをよろしくお願いします!
■公演情報
なんばグランド花月『RE-OPEN記念特別公演』
日程:12月21日(木)
場所:なんばグランド花月
料金:全席5,000円(前売・当日共/全席指定席)
■昼の部 11:00開演
口上
海原やすよ ともこ
和牛
ジャルジャル
ウーマンラッシュアワー
西川きよし
トミーズ
西川のりお・上方よしお
桂文枝
【吉本新喜劇】
内場勝則、辻本茂雄、島田一の介、若井みどり ほか
■昼の部 14:30開演
口上
スーパーマラドーナ
メッセンジャー
ハイヒール
チュートリアル
中川家
宮川大助・花子
月亭八方
中田カウス・ボタン
【吉本新喜劇】
内場勝則、辻本茂雄、島田一の介、若井みどり ほか
■夜の部 18:00開演
口上
笑い飯
テンダラー
さや香
ザ・ぼんち
木村祐一
かまいたち
大木こだまひびき
オール阪神・巨人
桂文珍
【吉本新喜劇】
内場勝則、辻本茂雄、島田一の介、若井みどり ほか
お問い合わせ:0570-550-100(チケットよしもと予約問い合わせダイヤル/10:00〜19:00)
【桂文枝】【オール阪神・巨人】【内場勝則】【辻本茂雄】【海原やすよ ともこ】【さや香】