ロンブー・淳「来年あたり、炎上ぶちかましたい」!? "忖度しない"流行語が決定!『#Twitter トレンド大賞』
12月23日(土)、東京・青山スパイラルホールにて「#Twitter トレンド大賞」が開催され、アキラ100%さん、池澤あやかさん、 上西小百合氏、神谷えりな(仮面女子)さん、倉持由香さん、DJ社長さん、とろサーモン、加藤亘氏、みちょぱ(池田美優)さん、最上もがさんらがゲストに登場しました。
フォロワー数265万以上を誇るロンドンブーツ1号2号・田村淳と叶美香さんをメインMCに迎えて行われた本イベントは、今回が栄えある第1回目。Twitter Japan全面協力のもと、日本国内の4500万人以上のTwitter利用者から、2017年に日本語でツイートされた膨大なツイートデータを分析することによって、"忖度しない"流行語を決定。「デイ・オブ・ザ・イヤー」、「コンテンツ・オブ・ザ・イヤー」、「トレンド・オブ・ザ・イヤー」、「リツイート・オブ・ザ・イヤー」の4部門構成で、2017年のリアルな話題を振り返ります。
まずは本編スタートの前に、オープニングアクトとしてアキラ100%さんととろサーモンがネタを披露。アキラ100%さんはお盆で股間を隠したまま縄跳びや皿回しをするというおなじみとなった芸で、拍手を浴びます。
一方とろサーモンは「電車で隣のおっさんがもたれかかって寝てくる」という設定で、久保田がリアルすぎるおっさんを演じる漫才で笑いを誘います。どちらも2017年を代表するお笑い芸人として、オープニングアクトにふさわしいパフォーマンスを披露していました。
続いて、メインMCの淳と美香さんがステージに登場し、ゲストを紹介。順番にランウェイを歩く姿は、まるでファッションショーのような華やかさです。
ランウェイを歩いたあと、それぞれのテーブルについたゲストたち。倉持さんとみちょぱさんと同じテーブルとなったアキラ100%さんが「同じテーブルに美女2人がいらっしゃるので、間違いが起こらないか心配です」とコメントすると、淳が「そんなことになったら僕が全力でリモコンで殴りに行きますよ(笑)!」と、さっそくトレンドを取り入れたフレーズで笑わせます。
ツイッター炎上でおなじみ(?)の上西氏は、イベントがスタートするやいなやツイートし、さっそく感想が来ていると話します。「『カン違い女、ウッゼーんだよ』というツイートもありますけど、そういうのも含めて、ツイッターって何を言ってもいいツールだと思うんです」と話した上で、「私みたいに心が広い人間もなかなかいないですよ」と自身の心の広さをアピールし、淳に「そ......そうですね(笑)」と苦笑されます。さらに淳は「このイベントが2時間あるんで、2回くらい炎上してほしいです」と上西氏に本番中の炎上を希望し、笑いを誘っていました。
ここでいよいよ最初の「デイ・オブ・ザ・イヤー」部門の発表へ。テーマとなるキーワードが一番多くツイートされた日が紹介されます。まずは「大草原の日」。大草原とは「wwww」というワードのこと。つまり、もっとも「笑った日」ということになります。「大草原の日」は元旦であることが発表され、その理由について大晦日~元旦にかけて放送された『絶対に笑ってはいけない科学博士24時』でサンシャイン池崎さんの完コピをした俳優の斎藤工さんによる「サンシャイン斎藤」の功績が大きいと分析され、斎藤工さんが受賞することに。
ちなみに2位は4月1日だったそうで、この日はエイプリルフールであることから「wwww」が多かったことが予想されていました。「エイプリルフールには何かウソをツイートしましたか?」と聞かれた久保田は「『ずっと黙ってたんですが、実は女でした』ってつぶやきました」と返し、笑わせます。しかし残念ながらリツイートは立ったの2件しかなかったそう。さらに「僕まだツイッターの本人認証されてないんで、認証お願いします!」と、Twitter Japanに向けて衝撃の発言をした久保田でした。
続いて「ほっこりの日」というテーマでは、自身のゲーム動画をツイッターに上げてほっこりさせたとしてこうまい氏が受賞。また、「最多ツイートの日」は1月1日で、「あけましておめでとうございます」がいちばん多い文言だったのですが、その文言をいちばん早くツイートした人物として「7L3KPX@ham radio」さんが受賞したのですが、残念ながら連絡がつかないため欠席。しかし、淳が「もしこの番組(Twitter ライブ配信)を見てたらツイートしてくださいね!」と呼びかけたところ、ご本人から「番組を見ておりました。成功を祈ってます」というツイートが! これには淳も「世界はツイッターで繋がっているんだなぁ!」と感激したようすでした。
ここで「Look Back Twitter 2017」という、#Twitter トレンド大賞 実行委員会が選んだ、Twitter的流行を紹介するコーナーへ。「デートなう。に使っていいよ」や「地味ハロウィン」などが紹介されたあと、叶姉妹のドレスがモチーフとなったという「童貞を殺すセーター」が紹介され、倉持さんが実際にそのセーターを着て登場! さすが「尻職人」らしく、お尻を強調した決めポーズで注目を集め、ステージ上での久保田の大胆な撮影にも笑顔で応じます。
と、ここでとろサーモンが次の仕事のために退席することに。最終の新幹線で名古屋へ向かい、そこから朝まで仕事だという2人に、「やっぱりすごいんだね、あの日から」と感嘆の声をあげる淳。すると「おかげさまで、スケジュールが真っ黒......。漆黒のスケジュールです」と話す村田ですが、久保田は「全盛期のジョイマンぐらい『なななな~♪』でございます」とわかりにくいたとえで笑わせていました。
続いて「コンテンツ・オブ・ザ・イヤー」の発表へ。ここでは、いちばん多くツイートされた映画やドラマ、アニメ、ゲーム、ニュースが表彰されます。
まずはシネマ部門。シネマ部門は『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が受賞し、高橋敦史監督とドラえもんが登場! そのかわいさにお客さんからも大きな歓声が上がります。ツイッターは「いいものも悪いものもありますから(笑)」と、あまり見ないようにしているという監督ですが、受賞は「意外でしたが、嬉しい」と笑顔でコメントしていました。
続くドラマ部門では大河ドラマ『おんな城主 直虎』が受賞。淳はランキングに入っている作品の中では2位にランクインしている『カルテット』を唯一見ていたそうで、「直虎は1年ずっとやってたということを考えると、1クールしかやってない『カルテット』が2位ってことは実質1位なんでしょうね。すみません、私情が入ってしまいました(笑)」と『カルテット』びいきの発言を。しかしこのあと『直虎』のチーフ・プロデューサー、岡本幸江氏が登場すると途端にしどろもどろとなり「いらっしゃったんですね? そうと知っていれば......」とバツが悪そうに言い訳を始め、笑いを誘います。
アニメーション部門では『けものフレンズ』が受賞し、たつき監督がペンギンのリアルな被り物をかぶって登場しました。かぶりものもさることながら、その体の華奢さに驚いた淳ですが、残念ながらせっかくの受賞コメントもかぶりもののせいでほとんど聞き取れず、笑いが起こるばかり......(笑)。
ゲーム部門では『Fate / Grand Order』が受賞。また、ニュース部門では、天皇陛下の譲位について「新元号は平成31年元日から」とツイートした産経新聞東京本社 編集局次長 兼 政治部長の石橋文登氏が受賞しました。感想を聞かれた石橋氏はこのツイートのあとで改元が5月1日に変更になったことから「複雑ですね」と一言。「でも、ツイートした当時はフェイクニュースじゃなかったんですよ」と誤報ではなかったことを強調し「今日はこれが言いたかった......!」と安堵したように話していました。
ここでわかった意外なことは、美香さんが映画やドラマをたくさん見ていること。「映画はほとんど見ております」とさらっとすごいことを言ってのける美香さんは、「今年は『アウトレイジ』がよかったですね」と述べたあと、「『ゴッドファーザー』は年に1回は必ず姉と観ます」と発言。「『ゴッドファーザー』なんて新作とかありましたっけ?」と不思議がる淳に、「いえ、『ゴッドファーザー』は家......叶シアターで見ております」と話し、笑いを誘います。
また、ドラマに関しても「3回目までは面白いかどうかわからないので、全てのドラマを見ます」とかなり通な見方をしていることを告白し、淳に「すごいですねぇ~!」と驚かれます。さらに『ポケモンGO』などのゲームにもハマっていたという美香さんに「なんでも好きなんですね~」と驚きを隠しきれない様子の淳でした。
Twitter上でバズった、通称バズ飯「みたらし団子肉巻き」の紹介や、ここのみ忖度ありまくりのスポンサーCMコーナーを挾み、「トレンド・オブ・ザ・イヤー」部門へ。ここでは、Twitter上でもっとも多くツイートされた言葉や、もっとも流行った#(ハッシュタグ)を分析し、そのトレンドにかかわる人を表彰します。
まずは「Twitter Word of the year」。1位は「FGO」ということで、『Fate / Grand Order』のFGO PROJECTがまたもや受賞しました。
続いて「# Of the year」。こちらの1位は「モンスト」で、株式会社ミクシィ XFLAGスタジオ「モンスターストライク」プロデューサーの多留幸祐氏が登場。「来年でモンストが5周年なので、またこんな賞をいただけるようにがんばっていきたい」と抱負を語ります。
最後に発表されたのは「リツイート・オブ・ザ・イヤー」。こちらは、自身発案のプレゼント企画をツイートしたYouTuberのヒカルさんでした。残念ながら欠席されたヒカルさんに「会いたかったなぁ~!」と残念がる淳でした。
イベント終了後の囲み取材では、個人的なツイッターでの今年のベストを聞かれ、「僕は(田村)亮さんの誤爆ツイートが絶対(ランキングに)入ってくると思ってたんですけど、世間的にはそんなに影響なかったんだな、って(笑)」と相方の誤爆ツイートをネタに笑わせます。
その後は淳の青山学院大学受験の話題に質問が集中。「いまのところ、手ごたえはあります。もしかしたら......というところまで来てます」と話す淳に合格の確率を聞いてみると「......70%ぐらいかなぁ」という答えが。なんでも、占い師10人に聞いて、そのうち9人が「受かる」と予言したそうで、それも自信につながっているよう。
最近、私服を学生服にしているという淳。「学生帽かぶって、学ラン着て毎日外を歩いてるんです」と話し、「合格したらツイッターで報告します!」と豪語していました。「落ちても?」との記者の言葉に「受験生に『落ちる』は禁物ですよ!」と諌めながらも「あまり言いたくないですけど、落ちた場合もツイッターで報告します」と約束します。
最後は、「来年あたりは炎上ぶちかましたいですね(笑)!」とリップサービスも忘れない淳でした。
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