兄弟ならではの軽快でリズミカルな掛け合いを展開!「ミキと漫才とトーク」で沖縄の観客に笑いを届ける
12月23日(土)、よしもと沖縄花月で「ミキと漫才とトーク」が開催されました。立見客が出るほど盛況となった会場では、ミキの登場を今か今かと待ちわびている雰囲気が伝わってきました。大きな拍手で迎え入れられた2人は、冒頭で沖縄の印象をトークしました。沖縄花月の劇場が港のすぐ近くという環境にびっくりしたという昴生は、「車が着いたときは船に乗せられてどこかに連れて行かれると思ってびっくりした」と語ると、会場からは大きな笑いが起こりました。
その後、兄弟ならではの見事な掛け合いで漫才を披露しました。「苦手なものはあるか」という話題から昴生が「お化け屋敷が苦手だ」と告げると、亜生は「オリジナルのお化けを考えてきたから聞いて」と切り出します。お化けネタでボケる亜生に、昴生が思わず大声で「こわっ」とのけぞる場面では、会場からも笑いと一緒に「こわーい」との声が漏れていました。亜生は他にもたくさんのボケを披露し、そのたびに昴生は見事な突っ込みを展開。息の合ったやり取りに観客も終始笑いっぱなしでした。
2部では「兄弟トークin沖縄」と題し、沖縄音楽とともに2人が再登場。昴生がカチャーシーを舞いながら出てくると、それを冷ややかな目で見ていた亜生は「もう1回行きまーす」と静かなトーンで踊りを再要求。音楽が本当に再び流れ出し、会場はまたも爆笑に包まれました。
2部も始まり後半へ差し掛かった頃、遅れてきたお客さまが来場。東京から来たというそのお客さまに対して2人はすかさず突っ込みます。このライブのために沖縄に来たと告げる観客でしたが「どうせ沖縄観光がメインやろ!」と昴生が舞台上から突っ込みを入れる一幕に発展。その観客が沖縄に1泊することを知ったミキの2人は、「ほら明日の観光がメインやん!」とたたみかけ、場内からはまたも大きな笑いが起こりました。
観客を巻き込んだ楽しいトークを展開した後、ラストのコーナーではミキの私物がもらえる抽選会が行われました。亜生はM1のときに予選から準決勝まで着用していたという靴下を提供。昴生は用意していたプレゼントを東京のホテルに忘れてきてしまったということで、急遽2人で国際通りを散策し探し回って買ってきたというシャツを提供しました。
購入してからちゃんと着たことを告げると観客からは大きな拍手が起こっていました。そして見事、整理番号を呼ばれた2名はあふれんばかりの笑顔で直接ミキの2人から手渡しでプレゼントを受け取っていました。
その後はそのままエンディングに突入。観客を巻き込み大きな笑いを届けたミキの2人に大きな拍手が送られ、和やかな雰囲気の中、幕が下りました。1時間たっぷりとミキの魅力が堪能できる舞台となり、訪れたファンも満足気な様子で、にっこりした表情を浮かべ会場を後にしていました。
【ミキ】