ルミネtheよしもとに吉本新喜劇がやってきた! 辻本座長「生で新喜劇の面白さ感じて!」とPR
大阪・なんばグランド花月でお馴染の『吉本新喜劇』が、1月、2月にかけて、東京・ルミネtheよしもとで開催。
1月10日(水)~13日(土)、2月7日(水)~12日(月)は辻本座長公演、1月23日(火)~29日(月)、2月20日(火)~23日(金)は川畑座長公演が行われます。
取材した1月11日(木)の辻本座長公演では、『茂造のスクランブル親子』と題し、辻本茂雄演じる茂造じいさんがアルバイトを務める花月旅館を舞台に、恋模様に借金取りと地上げ屋が絡むストーリーを展開。
水玉れっぷう隊のキレのある動きや、島田珠代の濃いキャラなど、座員の持ちギャグが次々繰り出され、POISON GIRL BAND、かたつむり(中澤、林)という東京が拠点の芸人4名も融合をはかり、どこまで台本でどこからアドリブなのかわからないオリジナルな新喜劇を披露して、終始爆笑のまま大団円を迎えました。
終演後の囲み取材には、茂造じいさんメイクのままの辻本茂雄座長に加え、水玉れっぷう隊・アキ、島田珠代の3名が出席。
まず、感想を訊かれた辻本は、TOKYO MX『よしもと新喜劇』(毎週火曜日23:30~24:30)の放送の影響もあり、大歓声があがることに触れ、「反対にこんなんでええんかなあって、54歳になるおっさんが(笑)。お客さんのノリがいいので、我々も舞台でノッて来ますよね。45分で終われって言われているのに、55分やって怒られていますよ」とご満悦の様子です。
続くアキは、以前、ルミネtheよしもとでの新喜劇で座長を務めた経験を踏まえて、「不思議な感じです。東京の新喜劇とはまた違った大阪の新喜劇をこっちでまるまるやるのは、今まで想像していなかったので、こんな時代が来たのかと」と感慨深げ。
それを聞いた辻本は「大阪で体力つけて(東京に)帰ってきたみたいなね」と称えると、「それは茂造人気にあやかって」とアキが返し、褒め合いが続くと、傍観する島田に「ツッコめや!」と辻本。
突然矛先を向けられた島田ですが、「だって私、ツッコめないもん! ボケだもん!」と愛嬌を振りまきます。
その島田は、「こっちが一生懸命がんばったらがんばった分、笑ってくれるんですね」と東京の観客の感想を述べつつ、「街でいっぱいお買い物して、うれしい、アドレナリンが出ているみたいな、そういう状況になりますね」とコメントし、「訳わからんわ」と辻本に一刀両断されることに。
また、POISON GIRL BANDとかたつむりの林、中澤との共演については、辻本は「どうなんのやろうって稽古の時に思っていたんですけど、みんながんばってくれてる」「新喜劇にない色なので、新鮮やね」と評価。
さらに、アキとトリオを組むPOISON GIRL BANDについて「(アキとの)温度差が面白いとは思います。新喜劇というのは、何があっても、誰がスベっても全部フォローできるようになっているので、大丈夫です」と自信を覗かせました。
新年の抱負を訊かれると、「いろんな人とコラボしたい」としながらも、東京にも新喜劇を広めるため「生で観て、新喜劇の面白さを感じて欲しい。そのために我々はルミネにやっていきます」と意気込む辻本座長。
アキは「一回観に来て面白かったら、友達にどんどん宣伝してください。みんな観に来ても、いぃよぉ」とギャグを交えてPRし、島田は「もう、すっごく面白いんだぞ! 面白くて忘れられなくなるんだよ~ん、ドガーン!」と辻本の股間を指で弾くなど、最後まで取材陣の笑いを誘った3人でした。
今回のルミネtheよしもと以外にも、全国ツアーなど全国各地で続々公演が決定している吉本新喜劇。
吉本新喜劇の最新スケジュールは、公式サイトなどでご確認ください。
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