吉本興業と大阪精神医療センター・枚方市が新しい認知症予防プログラムを開発へ!
「笑い」をメインに、エンタテインメントでの社会貢献のほか、健康と笑いの実証実験なども行っている吉本興業と、枚方市で90余年の精神科医療の治療実績を持つ大阪精神医療センターが連携。大阪らしさいっぱいの「笑い」を取り入れた認知症予防プログラムの開発に乗り出します。このプロジェクトは、健康でいきいきと暮らすことができるまちの実現を目指す、枚方市とも連携して実践。1月31日(水)、60歳以上の枚方市民の方を対象に、大阪精神医療センター体育館でイベントが開かれました。
認知症予防プログラム自体は昨年9月から実施されていましたが、7回目となる今回は、よしもとが作るおもろいスポーツ「よしすぽ」プロジェクトと初コラボ。走る動作の「二人そっと三脚」、投げる動作の「リップキャッチ」の2つが行われます。
まずは脳機能トレーニングから。指示にしたがって画面のイラストとじゃんけんする「あと出しじゃんけん」、さらに右手は勝つ手、左手は負ける手を出す「両手あと出しじゃんけん」、映し出された左右二枚の画像に描かれたものの数の大小を判断する「多いのはどっち?」、一部が見えている文字を推理する「この文字なあに?」、スタッフが歌っている鼻歌を聞いてタイトルを当てる「鼻歌イントロクイズ この曲、何の曲?」という5つのトレーニングが行なわれました。
休憩のあとは女と男が登場。2人が自己紹介を行うと、会場は大きな拍手に包まれました。そしてここでスペシャルなゲストが。大阪府広報担当副知事・もずやん、枚方市産業振興キャラクター・ひこぼしくんが現れると、もう一度大きな拍手が起こります。「よしすぽ」についての説明が行われたあとは、準備運動を兼ねた「枚方体操」からスタート。会場の全員が女と男、もずやん、ひこぼしくんと体操を行いました。
そしていよいよ「よしすぽ」とのコラボの時間です。「二人そっと三脚」は、トイレットペーパーを使って、2人の足を繋いだらスタート。トイレットペーパーをタスキのように次のペアへと繋ぎ、ゴールを競います。途中でトイレットペーパーが切れると、繋ぎ直せるまでその場から動けない、というのがルール。和田ちゃんと市川の説明に、参加者も真剣に聞き入っています。まずは模範演技で2人が「イチ、ニ、イチ、ニ」と進みますが、すぐにトイレットペーパーが切れることに。どうやらなかなか難しそうです。2チームに分かれて、いよいよ勝負がスタート。勝利チームにはよしもとグッズがプレゼントされるとのことで、みんなやる気充分です。和田ちゃん、もずやん、ひこぼしくんも参加して挑戦しますが、やはりなかなか難しい様子。「今日、終電無くなりますよ!」と市川が檄を飛ばすなか、全員が一生懸命がんばりました。
続いては「リップキャッチ」です。ジェット風船を飛ばし、バケツで何個受けられるかを競うというもの。こちらもまずは女と男の2人が模範演技を行い、市川が見事に風船をキャッチ! 大きな拍手を浴びていました。ゲームはまず和田ちゃんチームから。バケツを持った和田ちゃんが体育館を行ったり来たりする姿に、参加者からは笑いが起こります。続いては市川チーム。今度は参加者がバケツを持ち、風船を追いかけます。風船がバケツに入るたび、拍手が起こるなどゲームは大盛り上がり。ラストは市川の「楽しんでいただけましたでしょうか!」の声のあと、記念撮影をしてイベントは終了しました。
吉本興業と大阪精神医療センター・枚方市とのコラボ事業はこれからも予定あり。笑いを取り入れた認知症予防プログラムの開発に注目が集まります。
【女と男】