バッドボーイズ、マヂカルラブリーも参加! イオンモール×よしもとキッズプロジェクト「笑って!走って!全国横断かけっこツアー!」supported by JAAF in 日の出
1月27日(土)、東京都・イオンモール日の出にて「イオンモール×よしもとキッズプロジェクト 笑って!走って!全国横断かけっこツアー!」が開催され、バッドボーイズ、マヂカルラブリー、陸上競技・三段跳び選手の角山貴之さんが出演しました。
「よしもとキッズプロジェクト」とは、未来を担う子どもたちにスポーツやエンタメの「一流」との交流を通して、その可能性を伸ばし、新たな夢を見つけてもらおうというプロジェクト。
よしもとは日本陸上競技連盟とともに、2020年に向け、「笑って!走って!全国横断かけっこツアー!」と題し、全国のイオンモールにて子どもたちが一流の陸上選手と触れ合える場を展開中です。
そんなキッズプロジェクトがこの日やってきたのは、東京都西多摩郡日の出町にある「イオンモール日の出」。本日はここで、芸人とアスリートによるトークショー&かけっこ教室が行われました。
まずは前座としてストロベビーの2人が登場。生いっちょうが頭に仕込んだ子どもに大人気のアイテムで場内を沸かせ、会場の空気を温めます。
この日のMCはバッドボーイズ。登場するなり子どもたちやそのお父さんお母さんたちの前で「最近僕ら、少年院の慰問に行くことがあるんです」という話から始める佐田(笑)。「こんな僕ですけど、最近はそんな活動もしてまして。少年院の子どもたちに自分が昔やってきたことを話してから、『君たちの気持ちはわかる。でも......』と話すと、少年が泣くっていう(笑)」と、実体験を交えた人生の先輩としての話が少年の心に刺さるというエピソードを披露したあとは、今日のイベントを一緒に盛り上げてくれる芸人仲間・マヂカルラブリーを呼び込みます。
あまり運動とは縁がなさそうに見える2人ですが、登場するなり「風すごい!」と言いながら、なぜか上半身裸になってポーズを決めた野田の体は意外にムキムキ!
続いて、本日かけっこを教えてくれる先生、陸上競技・三段跳び選手の角山貴之さんが登場。角山さんは三段跳びを専門としている現役の陸上選手で、2013年には三段跳日本ランキング1位となり、オリンピック強化指定選手に選ばれたこともあるほど。現在も日本一を目指し、トレーニング中の現役バリバリの選手です。
その一方でパーソナルトレーナーや運動コーディネーターもしているという角山さんに「今からでも選手になれますか?」と野田がボケた質問をしますが、角山さんはいたって真面目に「短距離選手の方は、たいてい小学生の頃からトレーニングを始めてますね」とやんわりその可能性を否定されます。
その後、これから子どもたちが10m走を走ってタイムを計るのに先がけ、マヂカルラブリーの2人がデモンストレーションとして走ることに。まずは野田が走ったのですが、そのタイムは「1.98秒」!「これ、早いんですか?」と聞かれた角山さんは「あの~......、めちゃめちゃ早いです」と驚いたように答えます。なんと、あのウサイン・ボルトの10m走のタイムが「1.8秒」なんだとか。野田の早すぎるタイム結果に少し会場がざわついたところで、今度は村上が10m走に挑戦! するとタイムは「2.56秒」という遅めのタイムだったため、なぜか少し安心ムードが広がっていました。
「走ってみたい人~!」と客席に呼びかけたところ、元気に手を上げてくれた男の子数人にも走ってもらうことになったのですが、走る前の意気込みを聞くとき、ずっと手を前に組んでモジモジしていた男の子が「ずっと課長に怒られてるサラリーマンの感じやん(笑)」と清人にイジられる場面も(笑)。
ここからはトークショーへ。小学生の頃から走ることが好きだったという角山さんに「三段跳びってどんな競技?」など、素朴な疑問に答えてもらいます。
簡単にいうと、三段跳びとは「全速力で走ったあと、ホップ、ステップ、ジャンプ!で跳んで、その飛距離を競う競技」だと説明する角山さん。角山さんの最高記録が16m40cmだと聞いた一同はその距離の長さに驚きます。「スパイダーマンやん!」と佐田が思わずつぶやくと、「スパイダーマンではないですよ」と野田が冷静にツッコみを入れます。しかし、角山さんから最初の1歩(ホップ)だけでも6mぐらい跳ぶと聞いた野田は「スパイダーマンですよ!」とあっさり前言を撤回していました(笑)。
三段跳びという競技を選んだ理由について「小学生のときゴム跳びで遊んでいて、自分が跳ぶのが得意なことに気づいて、その後中学で背面跳びを経験してから、三段跳びを始めた」と話す角山さん。子どもたちには「いろんなことをやってみたほうがいいよ」と勧めていました。
2020年の東京オリンピックについては「僕は東京出身なので、東京オリンピックに出場したい気持ちは強いです。出場して、知り合いに見にきてもらって、お世話になった方々に恩返しがしたいですね」と今の心境を語る角山さん。
トークショーのあとは、少しの休憩をはさんでかけっこ教室が行われました。
まずは準備運動として、屈伸から始めます。何種類かの準備運動をこなしたあとは、子どもたち全員が最初に10m走を走り、タイムを記録することに。
続いて「体をまっすぐにして、ヒジだけを振る練習」や、腿上げをして「足を上げて走る練習」、さらに、スタートダッシュの練習をします。スタートダッシュの練習では、スタートでもたついてしまうともったいないので、スムーズにスタートできるような練習を行ったのですが、いざやってみると「よーい!」で、足と同じ方の腕を出してしまう子供が続出!
そこで、「出している足と反対の腕を出してくださいね」と優しく指導する角山さん。さらに、「『よーい』の時は、前に出ている方の足に体重をかけてください」というコツも伝授します。そうするとスムーズにスタートしやすいのだそう。
他にも、「まっすぐ上にジャンプ」や「スキップ」を練習してから、10m走の再計測をすることに。ほとんどの子どもが最初に計ったタイムよりも早いタイムで走ることができていました。子どもたちに感想を聞いてみると、「ちょっと失敗しちゃったけど、楽しかった」など、楽しくかけっこの練習ができたという子どもたちがいっぱい!
最後に締めのあいさつとして、角山さんが子どもたちに「今日覚えたことを今度の運動会でやってみたらきっといい成績が残せると思いますので、みんな、今度の運動会では1等賞をとりましょう!」とエールを送り、この日のかけっこ教室は終了。
今後も全国のイオンモールで展開される「笑って!走って!全国横断かけっこツアー!」。お近くのイオンで開催された際には、ぜひ足をお運びください!
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