よしもと祇園花月×京都市伝統産業の日!スペシャルコラボ新喜劇を上演!
"京都国際映画祭"の連携企画として、京都の伝統産業を振興し、その魅力を全国へ発信することを目的に開催してきました、『伝統工芸新喜劇』。今回は「伝統産業の日」に関する取り組みの一環として、よしもと祇園花月と京都市がタッグを組み、2月13日(火)~18日(日)まで「バタヤンの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」を開催させていただくこととなりました。公演に先立ちまして、公演初日の2月13日(火)によしもと祇園花月にて開催会見を行ないました。
「秋の風物詩として"京都国際映画祭"が定着してきました。その映画祭においても、伝統産業のモノづくりをアートと一緒に取り上げていただき、ありがとうございます。」と京都市長の門川 大作さまよりまずご挨拶いただきました。そして今回、伝統産業とお笑いをコラボすることについては、「手間暇がかかるけど、あえて避けない、あるいは途絶えかけた技をしっかりと受け継いでいく。さまざまな職人さんの哲学というものは、お笑いの職人さんにも共通するものがあるのでは、と思っております。多くの方に伝統産業の素晴らしさを知っていただきたいです。京都には74の伝統産業に指定したものがあります。伝統産業が文化を支えてきた、その伝統産業なくしてあらゆるものが成り立たない、それからリノベーションをして先端産業が世界に発展されていく、そのような伝統産業を大事にしていかなければならないな、と思っております。」と。
1年中着物を着ています、という門川市長。「この機会に着物の良さ、伝統産業の良さを多くの人に知っていただきたいと思います。今回とても楽しみにしております。」と、この公演に対する思いをお話しいただきました。
続いて、今回の取り組みについてよしもと祇園花月の石井支配人より説明がありました。「2月13日(火)~3月21日(水)までの期間、劇場内ロビーにて昨年の"京都国際映画祭"に実施しました、伝統工芸ワークショップの様子の写真、そして伝統工芸品の写真、展示を行なっております。よしもと祇園花月を拠点としまして、この機会に多くの皆さまに歴史ある伝統工芸の魅力、素晴らしさを伝えていきたいと思っております。」と意気込んでいました。
伝統工芸と吉本新喜劇がコラボをし、お芝居をするのが今回三回目という川畑座長。「最初のうちはなかなかうまくコラボができず、『これとコラボか~』と思うこともありましたが、三回目となると、えらいもんで何がこられてもいけるようになりました。逆に『こんだけでええの!?』という気持ちになります。」と初コラボの時の苦労話をしつつも、三回目となると少し余裕の表情が表れていました。舞台のセットについては、「京提灯や京ごま、和ろうそくにも注目していただきつつ、そして今回着用させていただく着物について、個人的な意見ですが、女性座員では前田真希ちゃんがスタイルもよくて、一番似合うのではないか、ということで前田真希ちゃんに着物を着ていただきます。横に立つのは、(夫である)吉田裕くんがいいんじゃないか、と思っていたんですが、これがびっくりするほど着物が似合わない。ということで、今回新喜劇の中で一番着物が似合うであろう、西川忠志さんに相手役を務めていただきます。」と、報道陣を沸かせていました。「ありがとうございます。短足の人が似合うんです。」と恥ずかしながらも喜んでいる西川忠志。
着物を着てお芝居をすることについて、西川忠志は「お着物を着て、舞台上でお芝居をさせていただけること、帯を締めてふっと腹に力が入ってすごく身の引き締まる思いでございます。そしてこの伝統工芸の数々、無言の存在感がすごいと思うんです。その存在感に負けないように私たちもお芝居をしなければいけないな、と思う次第でございます。」と意気込みを語りました。「このお仕事をさせていただく中で、わりとロケなどで工芸品に携わらさせていただく機会も多くて、伝統工芸の力はすごいなと思います。今回はそのような伝統工芸の力を借りながら、コラボしながらお客様に楽しんでいただける新喜劇を上演できたらいいな、と思っております。」と締めくくりました。
伝統工芸新喜劇「バタやんの伝統工芸と娘の秘密は奥が深いのだ!」は2月13日(火)~18日(日)までよしもと祇園花月で上演しております。またいつもと違う吉本新喜劇を観て、風情を感じていただけたらと思います。皆さま、ぜひお越しください!